津山市令和５年度当初予算案、一般会計４８１億円

令和５年２月２０日

津山市議会　令和５年度予算説明会

津山市令和５年度当初予算案、一般会計４８１億円

 

議案説明会　

 

会期　令和５年２月27日から３月22日（24日間）

　　　議案質疑、一般質問は、３月６日～３月１０日（５日間）

(1)3月定例会上程予定議案等について

　①本会議初日上程予定議案

　　　当初予算18件,補正予算9件,条例15件, その他11件(合計53件)

　②追加提出予定議案等・本会議最終日上程予定・・・人事案件1件

　　　・人権擁護委員候補者の推薦について

　③請願・陳情(今議会提出) ・・・請願書1件,陳情書1件　④請願(継続審査中) ・・・0件

(2)報告事項

　①スマートシティ構想の策定について(企画財政部)

　②組織機構の再編について(総務部)

　③大雪に対する対応について(総務部)

　④「第5次津山男女共同参画さんさんプラン」策定について(総務部)

　⑤市税のQRコード納付導入について(税務部)

　⑥平成30 年7月豪雨に係る津山市災害義援金最終配分について(環境福祉部)

　⑦津山市地域公共交通計画(案)のパブリックコメントの実施について(産業経済部)

　⑧ごんごバス循環線へのICOCAの運用開始について(産業経済部)

　⑨津山まちじゅう博物館構想(仮称)のパブリックコメントの実施について(観光文化部)

　⑩地域商社曲辰の第2期決算(令和4年9月期)について(農林部)

　⑪除雪等の対応について(都市建設部)

　⑫津山駅バリアフリー化工事の完成について(都市建設部)

　⑬米軍単独訓練について(地域振興部)

(3)その他

 

津山市は２０日、第２子以降が１歳から最長３歳まで誕生日を迎えるごとに現金１０万円を独自給付する方針を明らかにした。

同日発表の２０２３年度当初予算案に事業費１億１千万円を計上。

多子世帯を支援し、出生者数の増加につなげる。

　第２子は１、２歳時、第３子以降は１～３歳時に毎年１０万円を支給する。

２３年度にいずれかの対象になる人は約千人を見込む。市によると、

出産祝い金として一括支給する自治体はあるが、毎年誕生日ごとに支給する方式は全国的に珍しいという。

　当初予算案は２７日開会の３月定例市議会に提案する。

一般会計は市長選を控えて骨格編成だった前年度当初比７・１％増、

選挙後の６月補正後との比較では０・５％減の４８１億５千万円。

　歳出はほかに、現行１５歳までとしている子どもの医療費無料化と

来年１月から対象を１８歳までに引き上げる事業に４億３８００万円を配分。

民間提案制度を活用して市有施設の照明をＬＥＤ（発光ダイオード）化する経費に２億９１００万円を充てた。

　歳入は、市税が６月補正比１・２％増の１３１億５千万円、地方交付税は１・１％増の１２９億４１００万円を見込む。

財政調整基金から１７億９千万円を繰り入れ、財源不足を補う。

岸田文雄首相 岡山県奈義町視察

令和５年２月１９日

首相 子ども政策強化へ奈義町視察

　育児、就労支援施設 母親と対話も

岸田文雄首相は２月１９日、地域ぐるみで少子化対策に取り組む岡山県奈義町を訪れ、

政権が掲げる「異次元の少子化対策」の具体化に向け、親の育児、就労環境をサポートする官民の施設を視察した。

視察後には「子ども政策強化には施策の拡充に併せ、社会全体の意識を変えていくことが重要だ」との考えを示した。

　町が運営する「なぎチャイルドホーム」では３世代交流会の様子を見学。

　　　

保護者が平日に子どもを預けられる支援者をマッチングする一時預かりといった活動の説明を受けた。

子育ての合間に働きたい女性らに仕事を紹介する一般社団法人「奈義しごとえん」の事務所も視察した。

　子育て中の母親らとの「こども政策対話」にも臨み、「子どもの奨学金負担が重く、

大学卒業まで子育て費用が極力かからないようにしてほしい」「子どもの医療環境の整備を」といった要望を聞き取った。

　奈義町は２０１２年に「子育て応援宣言」を打ち出して高校生までの医療費を無償化。

１９年の合計特殊出生率は２・９５と全国トップクラスを誇る。

視察には伊原木隆太岡山県知事、奥正親奈義町長が同行した。

　首相は視察後、記者団に「奈義町は子育て世帯のニーズにきめ細かく応えており、

政策づくりの参考になった」と語った。