今、歴史博物館が面白い!

岐阜市の歴史博物館は体験も出来て楽しいところですよ。

今年、最終の特別展。

2006-11-13 19:09:31 | Weblog
 「斉藤道三から織田信長へ」として、歴史博物館では
特別展を開催しています。

 斉藤道三はなぞの多い人物だが、
事実として嫡男の斉藤義龍と戦って敗死して450年。
その跡を就いだ織田信長が岐阜に入城して440年。

 今回の特別展では、道三の生涯に焦点を当てながら、
多くの書状なども展示して、美濃地方の戦国時代を振り返っています。
開催日は 11月2日(木)~ 12月10日(日)まで。

11月19日(日)14:00~
名古屋大学名誉教授 三鬼清一郎さんによる講演会が行われます。

 また展示説明会も 11/26 と 12/10 。
11:00と14:00の二回 映像を交えながら
歴史博物館の学芸員の説明があります。


岐阜市歴史博物館の玄関。
今回の特別展「道三から信長へ」の垂れ幕が掛けられている。



斉藤道三の肖像画。
国重要文化財の軸に描かれているが(展示中)
この画像はパンフレットを撮ったものです。



この山は、斉藤道三が嫡男の義龍に負けて、遺書を書いたと言われる鶴山。


織田信長の肖像画ですが、この画像は当時の宣教師が書いたもので、
もっとも信長に似ていると言われている。

しかし、実際は信長をあまり知らない人が、幕末以降に描かれた可能性が高いと思われます。
なぜなら、頭の頂上に頭髪が描かれているが、当時の侍等は綺麗に剃りあげてあり、頭髪が描かれているのは全く不自然で、
先ずありえない姿と言うことになります。
尚、この画像は今回の展示には関係ありません。



斉藤道三と織田信長の花押(自分を証明するための記号)
上は斉藤道三の花押。
下は織田信長の花押。
真似をされないように何度も変えている。



織田信長が岐阜に来て、楽市楽座を奨励した制札。



歴史博物館の2階、総合展示室に造られている楽市楽座。
4軒の店が再現されているので、特別展にお出での時は
是非2階にも来ていただきたい。体験コーナーもありますので....



信長が熱田神宮に奉納したと言われる脇差。



学芸員による展示説明会風景。


岐阜市歴史博物館
アスカと花と散策