超人少年伝説

源氏物語千年 紫式部が突然現れ 紫式部氏思想を書くことになった

裁判員 優しさと残酷

2009-08-14 05:03:30 | Weblog
血を見て、被害者の苦しみを考え、厳罰に処する。

これが一次元衝動だ。
即ち、月を見なけれがない。

*。
だが理性を加えれは、これだけではない。

そこには犯罪を減らすには、どうすればいいかが入ってくる。

すると厳罰主義が、引き起こす犯罪が予見される。
厳罰は犯罪を予防するだろうが、
それが引き起こす犯罪もある。

     *。
犯罪を減らすにはどうしたらいいか。

こう考えると、
犯罪は特殊な職業についた人とし、
変な職業だと考えると分かり易い。

つまりそういう人を作らないようにする。

    *。
そう考えると、厳罰は特殊な職業を作っているのではないか。
厳罰請負業者を作っているのではないか。

例えば虐待された子がいる。
彼らを犯罪者にしないにはどうしたらいいのだろう。

虐待された人には、厳罰を恐怖として、止める人もいよう。
だが厳罰がさらなる虐待となって、
虐待を加速される人もいる。

*。
虐待された子を虐待加害者にしないにはどうしたらいいだろう。

こう考えた時、厳罰は必ずしもいいことではない。

*。
裁判員はこの問題も考えなければならない。

    *。
被害者に優しくすることは、
加害者に必要以上の厳罰を加えることもある。

ここには最適社会はない。

最適社会は、一つに過剰反応するのでなく、
社会全般を適当化しなくてはならない。

*。
これが生の祭典だ。
負のエントロピーを食べることだ。

今の権力の免疫社会は、
負のエントロピーを食べる最適社会に移行している。

すると日本は逆行をしていることになる。


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