超人少年伝説

源氏物語千年 紫式部が突然現れ 紫式部氏思想を書くことになった

美しい花には毒がある 癒しは隠れエゴイズムだ

2008-07-12 06:46:45 | Weblog
「戦前の少年犯罪」管賀 江留郎
昭和二年 小学校で9歳の女の子が同級生殺害。
昭和14年 18歳が九人連続殺人。
親殺し、祖母殺し続発…。

              *。
美しいアメリカ、
その対偶は、先住民大虐殺と奴隷酷使虐待。

美しいヨーロッパ、
その対偶は、植民地での強盗殺人による財産略奪。

美しい日本、
その対偶は破壊と殺意衝動。

             *。
スーパー理性で世界を見れば、
その地下迷宮の自己鏡像を見る。

どんな民族や国家にも、光と影がある。

*。
影を隠すことが文化である、そうも言える。

だが隠しても隠しても、
そのマグマは爆発し、
そのガスは弱いところから噴出する。

*。
これが人間だ。
そう理解する時代となったのではないか。

           *。
美しいことに気持ちを集中すると、
汚いことを隠蔽できる。

白昼夢や空想、妄想や幻想による美しい世界。
これがどれほど人に危害を加えるか。

*。
犯罪者の犯罪責任、
それを問うことも必要だが、
美しい日本といった妄想を解放することも必要ではないか。

妄想がどれほどの犯罪を行い、
それを隠蔽するか。

             *。
犯罪を心の問題に還元、
或いは犯罪を犯罪者と親だけの責任に還元、
犯罪を社会の苦しみとせず、
個人の良心の責任とする。

ここに犯罪改革に向かわない隠れエゴイズムが存在する。

*。
犯罪は本人と両親の責任だ。

これはエゴイズムではないか。

自分さえよければいいという考えではないか。

*。
それは癒しに逃げることではないか。

癒しや人情は隠れエゴイズムではないか。

犯罪は本人と親の責任だ、
これはやってはならない癒しではないか。

*。
それを考えないと先に進まない時代になった。

                 *。
子供が死刑になる時、親も死刑にする。

今も最高裁ならこういう判決を出すだろう。
やれる時に、やってしまった方がいいのではないか。

この判決を勝ち取ることは、
凶悪犯罪被害者家族の使命ではないか。

アメリカでこの請求は棄却されたが、
日本ではきっと通る。


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