普通とは 魂である

紫式部思想の根幹である普通とは、魂である。
だが魂は、暴力＝悪の大地に咲く。

これが光源氏と紫上の関係である。

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源氏物語は、ゲーデルの不完全性定理やシュレーディンガー方程式やPrigogine思想に成り立つ。
従って、源氏物語は現代人には書けない。

現代人は、遥かに想像力が劣化している。

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現代は、マネーと地位の産業社会である。
ここには魂はありえない。

現代は人類全滅装置を発明した。

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現代の諸因子が、相乗すると何時人類が崩壊しても驚かない。
それが現代文明の成立構造である。

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現代人は、これを避ける思想を持たない。
益々、過激に人類の崩壊を企てる。

始めがあれば、終わりもある。
これが時空間の特性である。

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だが魂はこの世界をトンネルしている。
魂には、始めも終わりもない。

始めと終わりの絶対矛盾を自己同一化した魂である。

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これが仏教の衆生である。

仏教は、時空間を超えた世界である。
即ち、非ユークリッド空間である。
証明終わり。