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nishimino

にしみの鉄道情報局付属ブログ

だれも一時停止を守らない踏切

2017-07-05 | 鉄道





大津市内の京阪石山坂本線と湖岸道路の並走区間は、踏切と交差点が一体となった構造になっています。島ノ関西(しまのせきにし)交差点は、踏切信号がありますが、よく見ると赤点滅と赤点灯だけで一時停止義務があります。ただ、この踏切で一時停止する車は列車通過時と信号が赤の時を除いて皆無の状態で、一説ではパトカーですら一時停止しないと言われています。


この信号、通常は赤点滅で、踏切作動時は赤が点灯します。大津市内の京阪の踏切では強い一時停止を表すため、このような信号機が設けられているケースが多数あります。



隣の島ノ関交差点の場合、このように信号機とは別に赤点滅の信号が設けらえていて、一時停止を促しています。大津市内にはこのように、踏切に赤点滅の信号機を設置して、一時停止を強く要求している箇所が何か所かあります。

島ノ関西交差点で一時停止を誰も守らない一因は、近隣の打出浜交差点にあります。





ここは、踏切信号があり、一時停止義務はありません。この二つの踏切、隣り合っていることもあり、地元の人間でも紛らわしいことこの上もないそうです。


それでこの島ノ関西交差点の信号機に不具合が発生し、あり得ない間隔で信号が切り替わり、新聞やインターネットニュースを賑わせました。去年の8月頃から発生し、制御装置の老朽化と考えられていましたが、3月に制御装置を更新しても不具合が発生したそうです。
しかもこの交差点、滋賀県警本部のすぐそばという状況(滋賀県警本部は島ノ関西交差点の隣の打出浜交差点の所にある)で、滋賀県警では警備員を24時間配置して、対応していました。
今年の4月に、ようやく原因が判明し、信号機と京阪の踏切の間の誤配線が原因だったそうで、その配線を更新してからは不具合が発生していないそうです。

撮影 2017年7月1日
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