南海バスの高速車の塗装は2種類あり、写真のようなサザンクロス塗装と、関西空港空連バスと共通の塗装のSorae(ソラエ)塗装の2種類があります。

撮影 浜大津 2007年9月16日

撮影 高松 2012年8月13日
南海バスの高速バス路線のうち、夜行高速路線はすべてサザンクロスで運転されています。それに対して、昼行高速路線の高松線と徳島線ではソラエ塗装のバスが運転されており、徳島線はソラエ塗装とサザンクロス塗装の混在、高松線はソラエ塗装の限定運用でしたが、2010年から高松線にもサザンクロス塗装の車両が入るようになりました。
従来高松線の南海バス担当便はすべて日帰りで、高松側での停泊が無かったのですが、高松側での共同運行先のたかなんフットバスの車庫で停泊する運用が出来たためサザンクロス塗装車が入るようになったようです。
なぜ停泊がある運用に、ソラエ塗装のバスが入れないのか理解に苦しむ所ですが、サザンクロス塗装車は4列ハイデッカーでも夜行高速仕様なので、運転手の2人乗務に対応しています。高松側の停泊の都合で運転手が2人乗務になるようで、ザザンクロス塗装車が使われているようです。
最近では、夜行高速路線の間合いで、3列シート車が高松線に入るようになったとの事ですので、ソラエとザザンクロスの路線ごとの使い分けもだんだん曖昧になっているのかもしれません。