トライアングルの部屋

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仙台在住で大の阪神ファン

バスジャック 三崎亜記

2019-01-06 14:11:41 | 本 2019年
今年の読み始めは
三崎亜記さんのバスジャック

「30センチの冒険」を読んで
すっかりファンになってしまった

相変わらずの
どこから思いつくのか
感心させられる短編が7話


二階扉をつけてください

町内会の回覧板に書いてあった
二階扉をつけようの件と
その使い方の件

よく読みもせずお隣さんへ
回していたら
とんでもないことになった話

そんなに大事なことなら
引っ越す前に
不動産屋が説明するべきではないのか

しあわせな光

超短編

身寄りのない男性に訪れるしあわせの光・・・

二人の記憶

恋人同士の間の記憶のずれ

なんだろう
片方がアルツハイマーとか?

バスジャック

バスジャックがゲーム化した世界の話

様々なルールがあり
口上を言ったり
役割分担も決まっていて
人質交渉など
ルールを守らないと減点になり
バスジャック失敗者のレッテルを貼られて
一生を送るというリスクを背負う

星降る夜に

これも短い

ある男性の家が
図書館化した

動物園

人間が
その動物を思わせる動きにより
あたかもその動物がそこにいるかのように
観客に思わせる

釣りでいう擬餌針のような

その動物園にはいない動物でも
展示可能

そういった職業が成り立っている話

送りの夏

ここまで空想の世界の話ばかりだったので
ここではどういうオチになるんだろうと
いろいろな期待を込めて読んだ

身内がなくなった場合
その死を納得するまでの一緒にいられる期間があれば
という話なのか


結局主人公麻美の母親が
面倒みていた男性との関係はわからず
息子?

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