トライアングルの部屋

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たまゆらに 山本一力

2011-06-17 06:50:15 | 本 2011年
たまゆらに・・・しばらくの間 少しの間
本当に少しの間の話

午前六時から昼過ぎまで

舞台は主人公朋乃の生い立ち話をする番所
鼈甲問屋 堀塚屋での話し合いの場だけ

大店堀塚屋で次から次と出てくる茶と菓子
読んでいるだけで
おなかがたっぽたっぽになるわ

よく厠へ行かないで済むもんだ

朋乃の凛とした態度
対照的な異母兄弟の正悟

正悟に対して朋乃が啖呵をきる場面は
気持ちがいい

こんなばか息子が後を継いだら
堀塚屋もどうなることやら・・・

意外な展開と紹介されていたから
もしかしたら?
と思ったが
他人を不幸にしての自分の幸せは
この親子にはありえないか・・・

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