トライアングルの部屋

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この世界の片隅に

2017-01-31 19:16:36 | 映画 2017年
思い出すままに
ネタバレありで!!

主人公 浦野すず

広島市江波に住む

絵が得意で
少し天然気味?

幼少時 広島の街中に自宅で作っている海苔を
一人で届けに行って人さらいに会う
その時 籠の中には青年がいた

卒業後
見知らぬ呉の北條家の息子周作から
嫁にもらいたいと言われ
一度も会わずに嫁いでいく

その周作とは籠に入っていた青年なんだな
すずは覚えていないが
周作はすずの名前を覚えていた
すずの機転でひとさらいから
逃げ出すことができて一目惚れしたんだろうか

4歳しか違わない

周作の仕事は呉鎮守府の軍法会議録事(書記官)

嫁ぎ先の北條家
両親との四人家族だったが
時計屋に嫁いだ義姉径子が
娘の晴美と共に戻ってくる
はっきりものをいう
ちょっとうざい小姑

そして徐々に穏やかな生活が
戦争に染まっていく

軍港の街 呉 昭和20年頃から
空襲がひどくなる

そしてすずと晴美が二人で歩いている時
時限爆弾にあい
晴美は死亡
すずは右手を失う

すずを責める径子

それでも健気に生きていこうとするすずに
胸が熱くなる
大好きな絵も描けなくなったのに・・・

そして原爆投下

その後の広島の様子
片腕がただれた母親にすがりつく女の子
母親はすでに亡くなっていて
虫がわいてくる

そばを通ったすずと周作

片腕のないすずの姿に
母親を見たのだろう
離れなくなる

そのまま自宅に連れ帰る

義姉の径子はその子に娘の姿を見る



すずが妊娠したかもということで
義姉の径子が二人分とご飯を大盛にするが
病院に行って間違いだと気づき
夕食は一人分にされてしまったシーン

しばらく理解できず
妊娠しているのにこんなことやって
なんてしばらく思っていた

すずと周作がキスしているのを見て
北條の両親が微笑ましく見るシーン
戦争が激しくなる前の穏やかな生活を強調してる

ぼんやりしているようで
家事の面で食事など
いろいろ工夫し
食糧危機を乗り越えようとする

幼いころの座敷わらしの思い出
たしか天井から登場したような
そしてすずからスイカをもらう

そして遊廓「二葉館」の遊女
白木リン
道に迷ったすずを助けてくれるんだが
彼女がそのスイカを食べた女の子という設定
座敷わらしではなかったんだ

戦争前の穏やかな生活と
対照的な戦時中の厳しさ

両親も亡くし
妹も原爆に侵されている身

その中でも懸命に生きるすずの姿

すずのかわいらしさと
パステルカラーが多いアニメ
何とも平和的なイメージ
こんな形で若い人達にも
戦争の悲惨さを語り継いでいけることを願います



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