ニューヨーク眺めのいい部屋売ります

未亡人で
先月愛犬を失くした我が身には
寂しさを感じる映画だったかも

画家のアレックス・カーヴァー（モーガン・フリーマン）
妻のルース

眺めのいいアパートの最上階に住んで４０年
屋上では家庭菜園を楽しんでいる

欠点はエレベーターがないこと

加齢とともに苦痛になってきて
愛犬までが階段を登ることを嫌がるようになる

そしてついに引越しを決意し
売りに出すことに…

それには内覧会と称して
部屋をお披露目しなければいけない
そしてオークションのように
気に入った人が値段を言ってくる

ただし
高くつけた人が
必ず買えるものではなく
メッセージを告げて
売主に好印象を与えたりする

なんともこれがアメリカ式
不動産の売買方法か？

愛犬が
椎間板ヘルニアで手術することになったり
（階段のせいだよね）
近くの橋でテロがあったり

そのテロは売買価格にも影響が出てくる


人種差別があったころの出会いで
家族に反対された結婚
そして子供が出来ず
それは二人の絆を強いものにしている


「ショーシャンクの空に」で
耳に親しんだ
モーガン・フリーマンの語りが
なんとも心地よい

わずか９０分の上映時間で
２人の人生が充分伝わってくる