トライアングルの部屋

シニア街道をゆっくり散歩中
本読んで
映画観て
時々おでかけの記録も
仙台在住で大の阪神ファン

丘の上の本屋さん

2023-03-06 12:51:02 | 映画 2023年
舞台はイタリアの最も美しい村の一つ
「チヴィテッラ・デル・トロント」

その村の石造りの建物の中に古本屋はある
経営するのはリベロという名のおじいさん

いろいろな人がやってきて
いろんな本を買っていく

日本によくある古本屋と違い
きれいに並べられているなという印象

どこに何があるかその内容もすべてわかっている

その店にやってきた移民の少年エシエン
最初少女だと思ってて
僕という字幕見てようやく気付く
だって公園で本を読んでいる時
隣りに座った男性が自宅に連れこもうと
声かけてきたりしたし

エシエンはお金がなくて本が買えないんだ
そんな彼にリベロはコミックから始まり
いろんなジャンルの本を貸してあげる
感想を聞いたり、リベロ自身の意見も言ったり

隣りは喫茶店で
そこで働くニコラという青年は
リベロのことをいろいろ気にかけて
助けてくれる

喫茶店の中は見られなかったけど
外のオープンカフェはなかなか素敵

リベロが手にしたある女性の日記
アメリカに移民してその後どうなったのかは
知らされることなく

その日記を読むときリベロは必ず
オルゴールを鳴らすんだよ

最初の方でリベロが病院で検査したと
結果をニコラが訊ねても大したことないように
言っていたが
ラストを想像できる

そして彼がエシエンに託した遺言は
世界人権問題

この映画のテーマも
世界の子供たちのためのプログラムを
支援するユニセフに捧ぐと

エシエン大人になったら
何かやってくれるのではと期待

この映画の公式サイト見てて
監督の所 クラウディオ・ロッシ・マッシミ氏
なぞなぞ好きのお客役 特別出演だって
(男役とあるけど)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする