浜離宮朝日ホールにて鈴木祥子のライブ。
この音響の良いホールで、昨年5月(その時の様子→●)に続いて今年も祥子さんの弾き語りを楽しめることになるとは、嬉しや。
今回は7/25より公開される鈴木祥子ドキュメンタリー映画「無言歌~romances sans paroles~」に因み、「映画」をテーマにした構成。題して「Le cinéma de juin~6月の映画~」。
「無言歌」の一部がプレ上映的に舞台上のスクリーンに映し出され、その主題歌・挿入歌(「超・強気な女」「Do you still remember me?」)等も当然演奏された。カバー曲コーナーも映画づくしで、1950年代の「慕情」のテーマ曲から始まり、以下時代順におなじみの洋画ナンバーが続々と。「ミスター・アーサー」の曲を聞いて、祥子さんの声質や唱法はバカラック作品と相性が良いな、と再確認。
映画ネタ以外では、「愛の名前」 「忘却」「Father Figure」 「ローズピンクのチーク」等々、私の好む近年の名曲が聴けてよかった。「あじさい」(95年)はちょっと懐かしい。
「SWEET SERENITY」のみギターを用い、他は全てピアノ弾き語り。
本日最後の曲は、新曲で「Tribute to 和泉式部」。 これ、なかなか良いですな。
まあ、とにかく映画「無言歌」は見に行くとして(祥子さんが弾いたゴルトベルク変奏曲のアリアも聴けるぞ)。
そのあと今年はさらにどんな展開があるのか、楽しみである。
camera: Olympus μ2 film: Fuji SUPERIA Venus400