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「ガッチャ!」はB級コメディー映画の大傑作!!!!!

2007年03月05日 | 映画・DVD・ビデオ
ガッチャ!

ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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内容(「Oricon」データベースより)
サバイバルゲームの好きな学生が思いもよらぬトラブルに巻き込まれていく恐怖を描いた、アンソニー・エドワーズ主演のサスペンス・ムービー。


アメリカの大学でサバイバルゲームをしていた学生がベルリンへ拉致され、東西冷戦に巻き込まれるという素晴らしいスクリューボールコメディーの傑作。絶対、廃盤になるので、買うべし
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敬語。

2007年03月05日 | エッセイ・日記・意見
敬語(けいご)は、言葉で表現する人(書き手、話し手など)と聞き手(読み手)やその話題中の対象となる人との上下関係、話題中の人物同士の上下関係などを言葉の内に表現するために用いられる語法。

概要
ここでいう上下関係とは年齢や地位といった社会的な関係に固定されたものではなく、相手が商売上の客であったり見知らぬ人であったりする場合にも使われ、場面によって変化する。親しさ・疎遠さとも関係している。また、暗に相手を見下したりするために用いられることもある。話者の他者への敬意の有無・程度をそのまま反映しているとは限らないが、言葉とは敬語に限らず話者の本意を表しているとは限らぬものである。

日本語などで発達しているが、ヨーロッパ近代語では日本語ほど体系的には発達していない。ヨーロッパ近代語に敬語があるかないかは敬語の定義次第である。敬語を広く「人物間の上下関係や親疎関係を反映した言語表現」と定義すれば、英語で丁寧な命令文に please を付けることなど英語を学習し始めた者でも知っている例を始め、ヨーロッパ近代語にも敬語があるといえる。一方、日本語のように「人物間の上下関係を反映した言語表現が体系的に文法化された形式」をもつものに限って定義すればヨーロッパ近代語には敬語はないことになる。この違いは敬意の表現方法が、日本では言語を中心になされるのに対し、欧米では言語と行為によってなされるという点によるものであり、欧米文化から見れば日本人は行為面での敬意表現が少ないと評価されることもある。また、このため日本では敬語を使わないことが、即敬意を持っていないことにつなげられて解釈されやすい。

敬語の用法は文化によって異なる上下関係に依存しているため、非母語話者にとっては学習上の難点となることがある。日本語の場合は、外国人でも教科書を丸暗記すれば「正しい敬語」が使えるので、むしろ学習が容易だとする意見もある。日本語ほど体系立った敬語を持たない言語では敬意を表す上で抑揚、発音、表情、態度、話の運び方など表面上の言語表現以外に頼る部分が日本語より大きく、活字化しにくいこれらの要素のほうが非母語話者にとっては学習が難しいというわけである。

近年、敬語という語は、差別的なものに関わるという批判や、目上に対するものだけを意識したもので目下に対する言語表現が無視されているという批判から、待遇表現という人間同士の様々なつきあいの中で見られる言語形式の一部として取り上げられることがある。

昔は親に対して敬語を使うのが基本とされていたが、現在だと親に対しての敬語は距離感の象徴と受け取られる。

日本語における敬語表現
一般的には敬語を尊敬語・謙譲語・丁寧語の三つに分類する。日本語学においてはさらに丁重語・美化語を立てた5分類が多く使われている。

文化審議会は2007年2月2日に「敬語の指針」を答申し、その中で尊敬語・謙譲語Ⅰ・謙譲語Ⅱ(丁重語)・丁寧語・美化語と5つに分類している。

敬語にはその性質上、話題中の人物を高めるもの(素材敬語)と話し手が対面している聞き手を高めるもの(対者敬語)があるが、5分類は、従来の3分類を元に、両者を区別することで定義されたものである。また美化語は「敬語」からは外されることが多い。

尊敬語
話題中の動作や状態の主体が話者よりも上位である場合に使われる。動詞(助動詞)・形容詞の語形変化を指すが、名詞の語彙を変えることも尊敬語に含む場合がある(例:だれ→どなた)。

動詞の語形変化には以下のような方法がある。

語彙自体を変える - 例:いる・行く→いらっしゃる。食べる→召し上がる。見る→ご覧になる。する→なさる。
お/ご~(i)になる - 例:待つ→お待ちになる。掛ける→お掛けになる。
お/ご~(i)です - 例:待つ→お待ちです。掛ける→お掛けです。
(a}れ/られ - 例:待つ→待たれる。掛ける→掛けられる。
形容詞・形容動詞の語形変化には語の前に「お/ご」を付ける。

忙しい→お忙しい。多忙→ご多忙。
人名には後に「様」「さん」「殿」「陛下」「先生」「先輩」「閣下」「社長」「部長」などをつける。

名詞には前に「お」「ご」「御(おん)」「み」「尊」「貴」「玉」などをつける。通常大和言葉には「お」を、漢語には「ご」を付けることが多い。「お」「ご」の2つは美化語としても用いられる。「み」以降は付けられる名詞が決まっており、造語力が低い。

車→お車
亭主→ご亭主
心→お心、み心
父→ご尊父
会社→貴社
原稿→玉稿
尊敬語はその昔、階級によりその用い方が決められていたものがある。今日においても皇室典範などや慣習によって、それらの用い方も残っているケースも多い。

誕生
ご誕生が一般的だが、古くは皇族の誕生を降誕といった。
死亡
法皇・上皇・天皇・三后の死去 - 崩御
親王・大臣の死去 - 薨御
皇族・三位以上の公卿の死去 - 薨去
五位以上の貴族の死去 - 卒去
それ以下の人物の死去 - 逝去

謙譲語
話題中の動作の受け手(間接的である場合もある)が話題中の動作の主体よりも上位である場合に使われる。そのため謙譲語は話題中に2人以上の人物が登場しなければならない。

語形変化には以下のような方法がある。

語彙自体を変える - 行く→伺う。見る→拝見する。する→致す。
お/ご~(i)する - 待つ→お待ちする。掛ける→お掛けする。相談する→ご相談する。
名詞に関しては規則的に謙譲語を生成することができないが、下記のような例がある。

茶→粗茶
品→粗品
妻→愚妻(同様に愚息、愚兄、愚弟、愚妹)
著作→拙著
理論→拙論
我が社→弊社
ブログ→拙ブログ

丁寧語
聞き手が話し手よりも上位である場合に使われる語をいう。広義として聞き手に対する配慮を表すもろもろの語を含める場合があるが、文法的に語末に使われる現代語の「です」「ます」「ございます」、古語の「はべり」「候ふ」などを指す。

聞き手が上位の場合の「です・ます」で終わる文体を敬体、同等や下位にある場合に使われる「だ」や動詞・形容詞の終止形で終わる文体を常体と呼ぶ。

丁寧を表す語形変化は以下の通りであるが、文法カテゴリーに応じて語彙を変える場合があり、文法的には丁寧語というよりも丁寧体として分析される。

ます - 見る→見ます(意志)/見た→見ました(過去)/見ない→見ません(否定)/見よう→見ましょう(勧誘)…
です
形容詞 - 忙しい→忙しいです(現在)/忙しかった→忙しかったです(過去)/忙しくない→忙しくありません(否定)/忙しいだろう→忙しいでしょう(推測)…
形容動詞 - きれいだ→きれいです(現在)/きれいだった→きれいでした(過去)/きれいではない→きれいではありません(否定)/きれいだろう→きれいでしょう(推測)…
名詞+コピュラ - 学生だ→学生です(現在)/学生だった→学生でした(過去)/学生ではない→学生ではありません/学生だろう→学生でしょう(推測)…

丁重語
聞き手が、話し手よりも上位であることを表す動詞の語彙をいう。必ず丁寧語「ます」を伴うことが特徴である。また話し手は、話題中の動作主であるか動作主と同じグループに属する。従来、謙譲語として扱われてきたものであるが、謙譲語と違って動作の受け手が存在しなくてもよい。その多くは謙譲語を兼ねているが、丁重語だけに使われるものに「おる(おります)」がある。たんに丁寧語「ます」だけを使うよりもより丁寧である印象を相手に与える。このため自分を上品に見せるための美化語に分類する人もいる。

今、自宅にいる→今、自宅にいます→今、自宅におります
出張で大阪に行った→出張で大阪に行きました→出張で大阪に参りました
山田と言う→山田と言います→山田と申します

美化語
美化語とは話者が聞き手に上品な印象を与えるために使う語のことである。文法的に見て敬語とは言えないが、聞き手に対する配慮を示しているということで敬語に準じるものとされることが多い。これを丁寧語に分類する人もいる。名詞に「お」や「ご」を付けたり、語彙を変えたりして作られる。これには普通に使われるもの、男女に差があるもの、たまに使われるものなどレベルが分けられる。また丁重語を美化語に入れる人もいる。

「お/ご」をつける - 店→お店/茶→お茶/菓子→お菓子/食事→お食事/飲み物→お飲み物/下劣→お下劣/下品→お下品…
語彙を変える - めし→ごはん/腹→おなか/便所→お手洗い

[編集] 敬語以外の待遇表現
敬語以外の待遇表現も話題中の人物に関する素材待遇表現と、聞き手に対する対者待遇表現に分けられる。素材待遇表現には、尊大語・侮蔑語がある。対者待遇表現は丁寧語である「です・ます」をつけないぞんざいな語を用いることで聞き手が同等あるいは下位であることが表現される。また、特に聞き手を卑下し、罵倒する表現を卑罵語として分類することがある。


[編集] 尊大語
通常の敬語表現とは逆に、相手の側に謙譲語を、自分の側に尊敬語を使う表現。万葉集の頃から見られる表現だが、絶対的な身分の違いを前提とした表現なので、そのような身分関係のない近年では日常会話に冗談以外で用いられることは無い。

「正しい敬語」が体系づけられる前からあるものなので昔の人はそのようには意識していなかっただろうが、現代の学校教育を受けた者にとっては、敬語の使い方をわざと間違えることで相手に対する軽蔑や自らの身分の高さを表すものだと考えると分かりやすいかもしれない。

今日、尊大語が見られるのはフィクションの中が主である。時代劇においてお殿様が使ったり、SFにおいて人類をはるか下に見下す悪魔のような存在が使ったりする。あるいは一種のギャグとして現れることもある。

貴様を倒すのはこの○○様だ。(自らに尊敬語の「様」を付加)
呼ぶまでそこで待っておれ(「居(い)る」の謙譲語「おる」を相手に対して使用)
車を用意致せ(時代劇に現れそうな例)
人間どもよ、崇め奉るがよい(SFに現れそうな例。私どもに見られる謙譲語の「ども」を相手への呼びかけへ用いている)

侮蔑語
尊大語が通常の尊敬語と謙譲語を逆用することによって話題中の人物が下位であることを示すものであるのに対し、尊敬語とは逆の機能をもち、話題中の人物が話し手よりも下位であることを示すために用いられる語彙や言語形式がある。これを侮蔑語あるいは軽卑語という。ある種の下品な表現のためあまり注目されないが、日本語の待遇表現の一角を成すものではある。

謙譲語とは動作の主を低めるという機能は同じだが、謙譲語が動作の受け手を相対的に高めることに主眼があるのに対し、侮蔑語はもっぱら動作主を低めるために用いられる。

動詞には「~やがる」「~くさる」「~よる」など侮蔑の助動詞を接続するほか、「死ぬ-くたばる」「食べる-食らう」「言う-ぬかす/ほざく/こく」など、特別の形をもつものもある。

名詞には「糞」「腐れ」などを前置する。

人名に関しては、呼び捨てにすること自体が軽蔑表現になる他、「~の野郎」「~のガキ」のような表現がある。




「敬語」も「日本語の美しい要素」だと思っていたが、それだけでは無い様だ。「言語」は使われていくうちに、徐々に変化していくものだという事がよく分かる。
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二人称。

2007年03月05日 | エッセイ・日記・意見
「日本語の二人称」は面白い。外国人が日本語を一から勉強するのは大変だろうなぁ~といつも思う。でも、「二人称」が多いというのは便利だ。


二人称(ににんしょう)とは、人称の一つで、話を聞いている相手のことを指す。対称。

日本語の二人称
一人称と同様、日本語では、相手と自分の立場によって使い分けがある。

日本語の共通語(標準語)では一般的な二人称代名詞というものは存在しない。方言には「あんた」「おめえ」などを一般的二人称代名詞として使うものもあるが、これは例外的であり、敬意の対象となる相手は、代名詞で呼ばないのが普通である。

最も古い二人称単数代名詞としては「な」が日本書紀などに見えるが、これさえも一人称から転用されたものとされる(のちに専ら二人称として「なれ」「なむち(なんじ、汝)」の形で使われる)。

また日本語では、二人称代名詞に込められた敬意が歴史的に低下する傾向がある。「あなた」はもともと「貴方」であり、「おまえ」は「御前」で、古くは「貴方様」「御前様」の形で敬意を込めて使われたものである。

よく用いられるものでは以下のようなものがある。


普通
貴方(あなた)
相手の名前にさん付けするか、「あなた」と呼ぶのが日本語では最も無難な二人称である。ただし、両親や尊属、先生に対して使うのは失礼とされる。なお、地方によっては両親に対して方言で「あなた」に相当する語を使うことがある。
君(きみ)
主に男性が同等または目下の相手に使う。女性も使う場合もある。但し、女性から恋人や夫に対してはまず使わないとされてきたが、最近ではたがいに「君」と呼び合うカップルもいる。
そちら
「そちら様」というように、「様」をつけて改まった場で使われることもある。
お宅
他人に対して用いるが、相手が人ではない場合(組織等)であっても使われる。「オタク」の語源でもある。
~さん
相手の名前(姓・名とも)に付ける。軽い敬意をこめることができ、日本語でもっともふつうな二人称といえる。相手に「様」をつけるのは、書面や、サービス業で客に対して使われることが多い。
~ちゃん
相手の名前に付ける。親しみをこめた二人称で、年下の女性(例:友人の妹など)に対して使われることが多い。愛称的に使われることも多いため、あまり面識のない相手や目上に対して相手の名前に直接「ちゃん」を付けて使うのは失礼だが、年上の相手に対し親しみをこめて親族呼称で使うこともある。個人名に付けることが多いが、姓につけることもある。ちなみにテレビ業界では歳上年下先輩後輩に関係なく使われる業界用語である。
相手の職務上の立場
「店長」「課長」など、職場で上司・同僚を呼ぶときに使われる。客や組織外の人が業務担当者に使う時は、「さん」をつけて呼ぶことが多い。「店長さん」「駅員さん」「お巡りさん」など。「マスター」はそれ自体が敬称とみなされ、「さん」なしで使われる。
~氏
相手の名前(姓・名とも)に付ける。ふつうは三人称に使われる語であり、あまり一般的ではない。かつてトキワ荘では漫画家たちの間でたがいに「〜氏」と呼び合う習慣があったが、始まりはシャイな性格の藤子不二雄Aが「~君」「~さん」を使うのが苦手で「~氏」を使っていたこと。藤子Aは今でも二人称に「~氏」を使う。最近はオタクなどがこの表現を用いることも多く、あまり好まれない。

敬意(目上に対して)
血縁関係
お父さん(パパ)・お母さん(ママ)・お爺ちゃん・お婆ちゃん・おじさん・おばさん・等
お兄さん・お姉さん・おじさん・おばさん・おじいさん・おばあさん
本来血縁関係を対象とする言葉だが、ほかの呼称が当てはまらない相手に対しても用いる
陛下・殿下・閣下・猊下
先生
生徒が教師に対して使うほか、教師がたがいに呼び合うときにも使われる。教師のほか、医師、教授、議員など社会的立場の高い知的職業の人や、小説家・漫画家・画家といった著作業には、直接師事していない人も相手に対して敬意を込めて使うことがある。
先輩
部活動や学校のクラブ活動、学校内において下級生が上級生を呼ぶときに使われる。
~様
サービス業で相手の名前に付けて使ったり、手紙の宛名に使われる。宛名の場合は、目上・目下に関係なく使用される。
お客様
客に対して使う二人称。

敬意を払う場合(同輩)
貴官
軍人・自衛官同士など
貴職
社会的に何らかの勤務・職務をしている個人
貴兄・貴姉
書面で使われる

敬意(目下に対して)

主君が臣下を呼ぶ際に使用する呼び名
貴兄
貴君

親しい場合(目上の人に使うのは失礼とされる)
お前
男性が同輩に使ったり、男性や女性が目下の親族(息子、娘、孫、弟、妹など)に使う。元々は尊敬語(御前)。
あんた
「あなた」が訛ったもの。立場上目上でない年長者に親しみをこめて使うこともある。
お前さん
使われ方は「お前」とは異なり、「あんた」に近い。「おまいさん」とも。
じぶん(自分)
関西圏で使われることがたまにある。「てめぇ」が一人称から二人称に転じたような用法か。「ワレ」も同様。
相手の苗字
「さん」「様」をつけず呼び捨てにするのは、目上には失礼とされる。かつてはもっぱら男性が使ったが、今では女性も互いに相手の苗字を呼び合うことがある。
相手の名前
敬称をつけず名前を呼び捨てにするのは、男女世代をとわずよく使われる。
~君
相手の苗字・名前につけるだけではなく、親しみをこめたあだ名の一部として使われたりする。本来は男女を問わず、同輩や目下に対して使われていたが、学校では女性に対しては「~さん」を使うこととされることが多く、女性に対してはあまり使われなくなりつつある。なお女性が男性に対して使用することは比較的多い。
わい
九州などで使用。「お前」の訛りだと思われる。これが使われる地域では一人称としての「わい」が使われず、一人称は主に「おい」などが使用される。
な、なー
津軽方言で使用される二人称。男女の区別なく同等、目下の者に用いられる。
古語の「な」または「汝」の短縮形と思われる。

敵対的
てめぇ
「手前」が訛ったもの。本来は一人称である。
貴様
本来は尊敬語。旧日本海軍では親しい同級士官に対してよく用いられた。
我(われ)・わ
北日本、西日本など。

古風・高貴
汝(なんじ)
英語のthouなどは「汝」と訳される場合が多い。
創作の世界で、神など人智を超えた存在が使うことが多い。
そち、そなた、その方(ほう)
上の地位にある人物が下の地位の人物に対して用いる。
貴君(同輩)
貴殿(目上、改まった場合)
貴公(目下)
主(ぬし)
通常「お」をつけるが、「主」だけでも成り立つ。
うぬ

補足
日本語では漢字を使うことで対象の区別をすることができる。

例)
相手が男性の場合→貴方(貴男)
相手が女性の場合→貴女

日本語以外の二人称
日本語では相手との上下関係、親しさの度合いにより二人称が使い分けられるが、英語の場合はそういった使い分けはない(後述) 日本語以外にも二人称の使い分けをする言語は多数存在する。

ドイツ語では、一般的な"Sie"(敬称)と、特に親しい時(親称)の"du"の区別があり、スペイン語にも一般的な"Ud.(Vd.)"(敬称)と、特に親しい時(親称)の"tu"がある。フランス語その他のヨーロッパ系の言語でも同じような使い分けがある。英語は、過去に二人称単数の"thou"があったが、現在は聖書など一部に残るのみで、単複いずれも"you"となる。ドイツ語、スペイン語、イタリア語では敬称の動詞の活用が三人称の形になる。インド・ヨーロッパ語族では古くから1人に対する敬称として二人称複数形が用いられ、現在このような言語はヨーロッパや西アジアに分布している。世界の言語では、日本語のように代名詞ではなく相手の名前や一般名詞による呼称を二人称として用いる事ができる言語と、それができない言語がある。前者は韓国語やインドネシア語など。後者は英語やフランス語など欧米に多い(動詞の活用が人称変化するため)。ヨーロッパの中でもスウェーデン語では、かつては目上の人には二人称代名詞の使用を避け、「先生」「課長」「~さん」などを用いていた。


日本語の「二人称」は相手との関係性を表している事がよく分かる。

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「アメリカ横断ウルトラクイズ」が大好き!!!!!

2007年03月05日 | テレビ番組
『アメリカ横断ウルトラクイズ』(アメリカおうだんウルトラクイズ)とは、日本テレビの『木曜スペシャル』で放送された視聴者参加型のクイズ番組。

1977年、『木曜スペシャル』で「日本テレビ開局25周年記念番組」として第1回を放送。以来、年に1回ずつ制作・放送され、1992年の第16回を最後に一度放送終了となったが、1998年に「日本テレビ開局45年記念番組」として、1回限りの復活を果たした(なお、この時は"第17回"ではなく、"今世紀最後"と銘打たれた。ただし、司会の福留功男の著書『ウルトラクイズ伝説』では、"今世紀最後"の写真や問題に「17回」と表記されている)。

毎回の番組名は『史上最大! 第○回 アメリカ横断ウルトラクイズ』。英語表記は『TRANS AMERICA ULTRA QUIZ』。タイトルロゴには『TRANS AM ULTRA QUIZ』と表記された。

概要
まさに「史上最大」規模で行われたクイズ番組
「知力、体力、時の運」を合言葉に、広大なアメリカ大陸を横断しながら1000問以上に及ぶクイズに挑戦。決勝地ニューヨーク(1985年・第9回の決勝地はフランス・パリ、1998年・"今世紀最後"の決勝地は西インド諸島であった)を目指すというもの。途中、各地(チェックポイント)にて風土や名所等に合ったクイズを行い、勝ち抜ければ次のチェックポイントに進めるが、敗れると現地で厳しい罰ゲームを受けた後、日本へ強制送還させられるというルール。他のクイズ番組とは異なり、18歳以上(高校生不可。高専生は4年生から可)でパスポートを所持していれば(他にも細かい規定はあるが)、オーディションなしで誰でも番組に参加可能である。挑戦者は勝ち続けている間は旅費と宿泊費と食費(挑戦者の数が10名前後からアルコールも)を負担してもらえ、失格後も成田空港までの旅費と食事(挑戦者のものとは多少ランクが下がるが)を負担してもらえた。

数々のチェックポイントを勝ち抜き、決勝地に辿り着けたのは各回たったの2人(1987年の第11回は3人)。ここで最後のクイズを行い、優勝者(クイズ王)を決定した。当番組は数あるクイズ番組の中でも一目置かれた特殊な位置づけをされており、単に知識量と早押し技術を比較するクイズ番組とは一線を画していた。そのため、昨今様々なクイズ番組の優勝者を"クイズ王"と呼ぶことがあるが、開催規模・参加人数・番組コンセプト・放送時間の長さと質の高さ・視聴率等のありとあらゆる点で、ウルトラクイズのの注目度は他のクイズ番組を明らかに圧倒していた。一年に一度しか開催されないこと、世界各地を転戦しながら行われた多彩なクイズ形式、地球規模のスケールの大きさ、番組自体が持っているドラマ性等を総合すると、「クイズ番組の頂点に位置する最高傑作」「ウルトラクイズのクイズ王こそ真のクイズ王」と広く一般に認識されたことに、異論を挟む者は殆どいない。

注:この番組では第1回優勝者から『クイズ王』と明言している。上記の記述を読んだ上で『クイズ王』が『日本で一番クイズが強い人』とイコールでは無い点に注意されたい。『クイズ王』という固有名詞に厳密な基準、要素があるわけではなく、番組内での一種の通称であるが、“ウルトラクイズ優勝者=クイズ王”という評価には単純にクイズに強い以上のさまざまな要素が含まれているので、数あるクイズ番組の中での最大級の賛辞を込めた「実力+称号」とみるのが妥当である。
1987年に第24回ギャラクシー賞特別賞と第4回ATP賞優秀賞を、翌1988年には第25回ギャラクシー賞25周年記念特別賞ユーモア賞を受賞。ギネスブックには「世界で最も制作費のかかったクイズ番組」として記載された。

独自の演出
タイトルはクイズであっても単にクイズの優勝者「クイズ王」を決める為だけの番組ではなく、参加者のクイズ外での表情、挑戦者同士の触れ合いなど、人間ドラマを色濃く描かれた演出が特徴的であり、また当番組の醍醐味であった。番組の主眼は“挑戦者の人間模様”そして、クイズに敗れた“敗者”に向けられ、「クイズ形式の人間ドキュメンタリー」というコンセプトがあった。そのためか、海外行きを決める大事な第2次予選でクイズとは全く関係のない「ジャンケン」を採り入れたり、敗者復活戦が随所にあったりする。番組で旅を共にしたのを機に、挑戦者同士がその後も何らかの形で交流を続けるようになったケースも少なくない。実際に挑戦者同士が結婚したケースもある。

一方で、クイズ後勝者と敗者はすぐ引き離されるため、クイズを行う時は挑戦者は必ず自分の荷物を傍らに運び込んでおく必要があった。基本的にいつクイズを行うかは直前まで知らされなかった。たとえクイズの合間の観光に見えても、自分の荷物を持たされている限りいつクイズが始まるかわからないのだった。また、風光明媚な土地などでは、挑戦者を驚かせるため、クイズ会場まで目隠しをしたまま移動させることもあった。このようなシビアさが極限状況を生み出し、挑戦者同士の連帯感を生む要素ともなった。

チェックポイント一覧は事前に一応知らされるが、実際の行程は大幅に異なることも珍しくない(過去の挑戦者の個人サイトなどによる)。たとえば、"今世紀最後"の直前に発売された『アメリカ横断ウルトラクイズ 虎の巻』では予定チェックポイントを「グアム→ハワイ→ロスアンジェルス→デスバレー→ソルトレークシティー→ダラス→ナッシュビル→ナイアガラ→ニューヨーク」と紹介しているが、ロスアンジェルス以降はほとんど別物である(実際のルートは「"今世紀最後"(第17回)」を参照)。

過去の挑戦者がサイトで記述している内容によれば、スタッフからみて面白く映る挑戦者にはその人物がクイズで勝ち抜けられるように多少の配慮(挑戦者の得意ジャンルからの出題)がなされていたようである。また編集の段階で音声をカットした上で、フルネームで答えられないから不正解としたケースもあったようだ。特に女性や年配者(ただ当番組の国外脱出した挑戦者は30代以上の人は数えるほどになってしまう)には焦点が当てられた。女性の挑戦者は男性に比べて人数が少なく、決勝戦以前に敗退してしまう事が多かったため、視聴者からみても女性の挑戦者は番組を楽しむためにも貴重な存在であった。番組開始当初は女性挑戦者も数多くのクイズ番組で優勝を飾るなど、実力のある20代後半から30代にかけての「美人・お姉さん系」の女性挑戦者が多かったが、第3回で10代と20代前半の「可愛い系」が登場して、これ以降女性挑戦者は番組のマスコット的存在となり、大いにクローズアップされた。更に第4回では準決勝を女性挑戦者が占め、これ以降女性挑戦者の数も増えた。ただし、後期になると体力系のクイズの比重が高まり、女性は残りにくくなった。

さすがに勝敗は曲げていないが、時間の都合もあり番組では大幅に編集されている箇所がある。たとえば、誰も答えられなかった問題(キャンセル。クイズプレイヤーは「スルー」と呼ぶ)はカットされやすい。また、3ポイント勝ち抜けを番組では2ポイントに編集したり、誤答時のマイナスポイントを1回休みに見せたりもしたようである。決勝戦の敗者のポイントも、挑戦者の著書などによると実際と異なる回がいくつかある。なお発売された問題集は、機内ペーパークイズを除き、放送でカットされた問題は収録されていないものがほとんどである。

また司会の福留は番組当初から、挑戦者の人間模様にも焦点を当てるために、彼らのプライベート(恋人や婚約者の名前、家族構成や仕事先)などを好んで聞き出し番組の中で効果的に披露していた。時代を考慮すればそれほど違和感の無いものの、現在の感覚からするとややプライバシーに立ち入りすぎているという見方もできる。そしてこうした番組の作り方が現在においては困難であると考えることもできる(個人情報保護法のある現在では、許可なしに放送できないであろう場面も多々あった)。

数万人の頂点に立つ「クイズ王」の優勝賞品は“砂漠の土地1エーカー”、“満潮が来ると沈む島”、“もらった瞬間に爆破してしまったハウスボート”、“自分で組み立てるオープンカー(エンジンは別売り)”といったひとクセもふたクセもあるものであったり、逆に“ニューヨークの超高級ホテルに家族全員ご招待”、“世界一周旅行”、“熱気球”、“ワイン用ブドウ畑一列のオーナー権”といった、日常では経験できないような賞品が用意された。普通の人々が体験する未知の冒険や人間模様が画面全体に溢れ、番組が終了した現在も国民的人気を得ている。

番組の移り変わり
レギュラー開催の司会を務めたのは、第1回~第15回(第1次予選第1問のみ)と"今世紀最後"が福留功男、第15回(第1次予選第2問)~第16回が福澤朗だった。

番組当初(1977-1987年頃)は国外へ脱出できた挑戦者の大半が「海外旅行初体験」であり、初めて見る広大なアメリカの風景に心を躍らせる表情と、本当に喜びを素直に表現できる表情が演出ではなく生き生きと映像に映し出されてそれがこの番組の魅力であった。しかし時代の変化とともに海外旅行は庶民にも比較的容易に手に入る娯楽となり、相対的に挑戦者たちの驚きの価値は下がっていった。しかしながら、観光地としては行くことが困難であるバローやフエゴ島などをルートとして選択し、スケールの大きさを維持した。また、突撃○×泥んこクイズやバラマキクイズなどの定番クイズと共に、第10回ではアメリカ南北ルートの選択、第12回ではアラスカ鉄道によるクイズ漬けなど、さまざまな工夫を凝らして参加者・視聴者ともに新鮮な番組を維持しようと努力を重ねた。

特に当番組は、人間模様に焦点を当てていたため、単なるクイズに長けた人以外にも参加して活躍する余地がある番組構成になっていた点も、人気を呼んだ理由であった(逆にクイズだけ強い人はこの番組に似合わないとも目された)。

第1回の参加者は404人であったが、回を重ねる毎に視聴率も急上昇し参加者は増え続け、1983年・第7回では初めて1万人を、第1次予選の会場が後楽園球場から東京ドームに改められた1988年・第12回では2万人を突破した。制作費を大量に費やしたが、視聴者の生き方をそのまま隠すことなく、素顔の人間像を映し出していた点は視聴者に大きな共感を与えた。

その後、番組のマンネリ化や視聴率低迷、バブル崩壊の影響などにより、1992年の16回を最後に一時的に休止となったが、根強いファンに支えられて今なお、番組復活が熱望されている。

そしてレギュラー開催終了から6年後の1998年、「日本テレビ開局45年記念番組」として、『ネッツトヨタスペシャル 今世紀最後!! 史上最大! アメリカ横断ウルトラクイズ』と題して6年ぶりの復活を果たした。司会は"Mr.ウルトラクイズ"こと福留が務めた。この回は「第17回」とは称されず、ウルトラクイズのスペシャル版という意味合いのほうが強かったようである(ただし福留自身の著書『ウルトラクイズ伝説』には「第17回」と表現している)。

この"今世紀最後"では過去最多の50453人が参加した。さらにこの時、7万人を超える応募があり、実に2万人を超える人々が東京ドームに入ることすら出来なかったということになる。かつては第1問が出題された時に、挑戦者らが知人に相談するため近くの公衆電話に駆け込む姿が恒例だったが、"今世紀最後"では6年の間に普及した携帯電話やインターネットを駆使する姿が多く見られた(しかし回線の混雑により役に立たず、福留が「自分を信じなさい」と呼びかけていたので携帯電話が使用できなくなることは番組側の想定していた事だった様だ)。

なお、これ以降は続編の制作・放送はされていない。2003年は日本テレビ開局50周年の年であり期待されたが、本社の汐留移転にちなむミニイベント「シオドメ横断ウルトラクイズ」の開催にとどまった(放映はされていない。賞品のスポンサーは任天堂)。また、2006年にはスポンサー6社の広告コラボレーション企画として、突撃○×泥んこクイズバージョンを関東地区でのみ放映した(「ウルトラクイズCMで復活!6社のコラボで「○×ドロンコクイズ」」)。出題役は、現在も続いている『高校生クイズ』の3代目司会者であるラルフ鈴木。飛び込み役は各社共通は長州小力とバナナマン、それ以外はスポンサー関係者などだった。

続編が実現していない理由として、

視聴率(以前と違って現在のTV局は視聴率を無視した番組制作は考えられない)
編成上や予算上の理由(スポンサーがつくかどうか)
2001年のアメリカ同時多発テロの影響(以前のように簡単にロケ地を提供してくれるかどうか)
前述のとおり個人情報などが法律で規制され、以前のような番組が作れるかどうか
テレビ各局の自主規制や視聴者からの苦情等の影響で、精神的・肉体的にきついクイズや罰ゲームをやりにくい環境になっている。
というようなことが、ファンなどの間で挙げられている。しかし将来、国際情勢などの変化によって制作・放送される可能性もある。

テレビ放送は、第16回までに関しては、当時木曜日に放送されていた『木曜スペシャル』で毎年10月~11月の間に放送されていた。第1回は2週のみ(それでも当初は1週のみの放送予定が2週に拡大)の放送であったが、参加者の拡大や内容の充実などにより、第2~4回では3週、第5~11回ならびに第15~16回は4週、第12~14回は5週に分けて放送された。一方、"今世紀最後"に関しては、既に「木曜スペシャル」が放送終了となっていた関係もあり、11月22・23日に2日連続で放送された。
詳しくはhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E6%A8%AA%E6%96%AD%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%82%BA何も言う事が無いくらい好き。

アメリカ横断ウルトラクイズ
吉田邦夫, 大谷幸, TVサントラ
ファンハウス

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曲目リスト
1. ウルトラクイズ・メイン・テーマ(テーマ・フロム・スタートレック)
2. ハングリー・ロード
3. イン・ザ・プレーリー
4. ロンサム・フリーウェイ
5. ニュー・カマーズ・ランド
6. トラブル・スポット
7. ザ・トライアンフ
8. ヘミングウェイズ・オーシャン
9. ホエン・ユー・ウィッシュ・アポン・ア・スター
10. ドリーミー・ロデオ・フォーク
11. ウルトラクイズ・テーマ・マーチ(テーマ・フロム・スター・トレック)
12. USファイナル・バトル
13. チアーズ,ユア・ヴィクトリー
14. キャント・ゲット・オーヴァー・ユー

内容(「CDジャーナル」データベースより)
スタートレックのテーマの流用である1を聴いて『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』のOPを思い出した私は色物好き。大谷幸の作,編曲になるナンバーは独立して聴くとよくできたポップフュージョン。できれば演奏者のクレジットも入れて下さいね。


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「飯島愛」はとても気が付く賢い人だった。

2007年03月05日 | エッセイ・日記・意見
飯島 愛(いいじま あい、公称1972年10月31日 - (ワタナベエンターテインメントHPより))は、日本の元AV女優でタレント。

東京都江東区亀戸出身。ワタナベエンターテインメント所属。身長161cm。

芸能界内での遍歴など
1992年、AV女優となる。
生年月日は、当初は1973年8月25日と公表していた。本人の弁によれば、デビューしたのが夏で、すぐに芸能界からいなくなるからその前に誕生日が来ればプレゼントがもらえると思って8月生まれと言ったとのこと。現在でも、1973年8月25日生とする資料がある。
芸名の由来は、水商売時代、所属していた店のママが「みんなから愛される子になるように」という願いを込めて「愛」という源氏名を命名してくれたことによる(自著「プラトニック・セックス」より)とあるが、以前テレビ番組で「ラブ」という源氏名を自らつけたことを告白している。「本名が垢抜けないから好きではない」と、思い切った名前をつけた。その後に勤めることになったクラブのママが「ラブ」を転じさせ「愛」にするよう指導し、理由は後付で、客に紹介する際に「みんなから愛され~」のくだりが確立された。
1990年代前半、とんねるずのみなさんのおかげですのスタッフと木梨憲武が、飯島のビデオのファンであったことから番組にハプニングゲストで出演(これがテレビ番組初出演になる)。
1990年代前半、深夜番組「ギルガメッシュないと」(テレビ東京系)で、スカートをめくり、世の男たちに活力をあたえた。『Tバックの女王』と呼ばれる。その後、次第に大人の女性としてトーク番組等でバラエティタレントとして活躍している。近年は気だるく重い口調が特徴。
1993年、「ナイショ DE アイ!アイ!」で歌手デビュー。オリコン87位。このCDには飯島愛が実際に着用したパンティを細かく裁断した生地が同梱されていた。
2000年、半自伝的な小説「プラトニック・セックス」でAVや性病感染、整形手術していたこと等をカミングアウトしべストセラーに。映画化やテレビドラマ化もされ、作家活動も行っている。週刊朝日にコラム「飯島愛の錦糸町風印税生活」を執筆。また性感染症予防の啓蒙活動でも知られる。
ゲスト出演から準レギュラーを経てレギュラーになる事が多い。例としては「スパスパ人間学!」、「決定!これが日本のベスト」、「ロンドンハーツ」等がある。
胸や顔の整形等について公にカミングアウトしていて、自らのスッピンネタ等自虐系の発言も時々する。そのメイク技術はテレビ番組『くりぃむナントカ』でも、「飯島さん、メイクの本を出すべきですよ!」と言われたほどに絶賛だった。
2005年にブログを始める。同年、ネット配信番組に連動した株取引に関するブログも、短期間公開された。
2006年11月11日、個人事務所の経理担当の人間から数千万円もの横領被害に遭ったことをブログで告白した。
2007年3月3日芸能界引退の報道が流れる。事務所も(FAXで発表)認めたため、真実であることだろう。生出演したサンデージャポンでは、この件について、いつかは引退すると言うも3月末とは明言しなかった。
不摂生な生活とレギュラー番組を多く抱えているためのストレスや疲労。上記に記されている横領事件がストレスに拍車をかけた。さらに、肝機能障害や膀胱炎などの病気に悩んでいたため、芸能活動引退を決意した。
3月いっぱいで引退するため、その時期にはTBSで引退特番もすでに組まれている。
彼女のブログには「引退しないでほしい。」「芸能界にまた復帰してほしい。」など、引退を惜しむコメントが多数書き込まれた。

逸話
人気AV女優・後藤えり子にスカウトされてAV界に入った。
週刊誌が本人に許可をとらずで勝手にヌード写真を載せたとして争った事がある。
『元アダルトビデオ出演女優』の肩書き(も同然)でデビューしたにもかかわらず、その後の本人の努力によって、現在ではバラエティー番組・コメンテーター・ドラマ女優・作家・ボランティア活動等をこなすマルチタレントとして老若男女から広く支持を得るという成功をおさめた稀有な例であり、巷間のAVタレントからは憧れの的となっている。
その後、自著「プラトニック・セックス」で、AV女優経験について語っている。しかしその描写をめぐって当時の関係者に波紋が広がる(実際以上に酷い世界であると強調している)。
同書を読んだ大槻ケンヂは本人に対し、「あんた、好きなことやってきただけじゃん」と呆れて、飯島も笑いながらそれを肯定した。
2002年、サッカーW杯日韓大会の韓国-イタリア戦などでの、「韓国チーム寄りの意図的な誤審では?」との疑惑(当時、ほぼ全てのマスメディアが意図的に無視していたも同然の状況であった)について、テレビ番組の「サンデージャポン」内でも疑惑について言及しない番組進行に激怒。「もうキムチは食べない」などの憤りをあらわにした発言をした(同じ不審感を持っていた一般人の代弁者になったとも言える)。
「私的(わたしてき)には」というフレーズで流行語大賞をとったことがある。
TVの前のキャラと違い、共演者・スタッフ達にはプレゼントを欠かさず贈り、営業に余念が無いと(あくまで)自ら告白している。
TVでは自由奔放で辛口発言や暴言が多いと思われがちだが、実際は非常に繊細で、辛口や暴言を吐いた相手に対し、気遣いとフォローを忘れない。また気が回りすぎて、つい虚勢を張ってしまうタイプであることを、前所属事務所の社長により告白されているが、真実は定かではない。
知識を要するクイズ番組は苦手だが、運や駆け引きを要するゲーム番組には極めて強く優勝回数も多い。
かなりのガンダム好きであり、富野由悠季と何度か対談を行っている。
父親は自民党後援会員を務めている。その縁で都知事選で柿沢弘治を応援したこともある。
1993年にダウンタウンの番組(「ダウンタウン汁」)にゲスト出演した際、事前にダウンタウン側に「AV女優時代の話はしないで欲しい」との要望(本人、事務所のどちらからのものかは不明)が伝えられた。これを聞いた松本人志はあえてAV女優時代の話をしようと思ったが、生放送ではないためカットされるとみて要望通りトークを行った。これについて松本は自著で「過去の自分があるから今の自分があるのではないか」と憤慨している。また松本は2005年にも自身のラジオでこの件について嫌悪感を露にした発言をしており、現在まで飯島がダウンタウンの番組に出演しない原因になっていると思われる。
2006年、江原啓之のウチくる!?スペシャルに出演した際に、とにかくかわいそうなくらい繊細過ぎる。外見の印象と全く違う人。オーラの色はきれいな紫の色を持ってるが微弱。他人を信じ過ぎて、疑う事を知らな過ぎたために、さんざん、裏切られた事がいっぱいある。他人からの愛を信じられない所がある。他人への施しは程々にして、自分の幸せを考えなさい。去年まで人間関係、ゴタゴタ、色々とあったが、全部、切り捨て、今年から気持ちを切り替えて、新しい方向へ行きなさい。今まで一度も甘えた事が無い。自分自身が甘えられる環境を作る事がこれからの課題、幸せはあると守護霊からのメッセージがあったと江原啓之には指摘された。

プラトニック・セックス

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「セックスが、そんなに楽しいか」
父親の怒鳴り声が、一家が囲む食卓を凍りつかせた。学校へほとんど行かず、万引き、カツアゲ、家出にシンナーを繰り返す中学時代。そんな彼女も、もとは内向的な女の子だった。「姿勢が悪い」という理由で長刀を習わせるほど厳格な父。「あなたのため」が口癖で、体裁ばかり気にする母。そんな両親に褒められたい一心で嫌いな勉強に励んだ中学1年のときは、成績が学年で10番以内だった。しかし、苦手な数学で90点を取って、喜び勇んで答案用紙を母親に見せても、返ってくる言葉は「4問も間違えているじゃない。どうしてできなかったの」。しだいに両親への不信感が膨れ上がり、「良い子」から「虞犯少年」へと転げ落ちていく…。
『プラトニック・セックス』は、飯島愛が飾らない言葉で過去の自分を冷静につづる自伝。家出した彼女は、水商売で得たお金を湯水のように使う。「ただただ憧れていた装飾品もブランドも、見栄を張るための道具、空っぽな自分を着飾るための必需品だった。そのときはそういう哀れな自分に気づいていなかったのか、気づきたくなかったのか」
「彼の望むことにできる限り応えてあげたかった。彼が体を売るのをやめるかわりに、私は、あれほど嫌がっていたオヤジと寝てお金を稼ぐ女になっていった」
こんな人生を変えるきっかけとなったのが、アダルトビデオへの出演だった。留学したいと思い焦がれたニューヨーク。その資金作りのために舞い込んできたビデオ出演をOKする。そのうちに深夜番組を経ていつの間にかタレントの道を歩む自分がいた。
いままで語ることのなかった壮絶な過去をストレートに表現しているため、内容は少々過激だ。しかし、思春期時代の紆余曲折を経て家族との絆を取り戻した飯島愛の自伝には、誰しもが共感できる心の葛藤が描かれている。(望月真弓)



15年近く前、番組にゲストとして出て貰った事がある。テレビ画面で見る彼女とは違って、礼儀正しい、周りに気を遣う、とても良い人だった。引退の原因が病気なのか・・・残念でならない。
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