以前友人から頂いたこのお皿。
一見何かわからないけど、なんと醤油皿なんです。
パッケージには「醤油絵皿 桜盆栽」と表記されています。
醤油を皿中央やや下に垂らすと徐々に桜の木が姿を現してきます。
イタリアのお土産で、なるほど日本の文化臭が(やや無理やりだけど)ダイレクトに、
しかも大げさっていうか、ちょっと間違った方向にデザインされてる気もします。
パッケージには「Soy Ukiyoe」の言葉もかいてあり、
かな～り外国人の方にシフトしたつくりだな～と。
やっぱり外国人は浮世絵とか富士とか桜とかには弱いのかな？
でもそんな大げさなところや実用的かどうかはさしおいても、
醤油による桜の木の現れ方やお皿の色と醤油のコントラスト感は
なかなかに日本的で、日本人にも違和感なく見ることができます。
でもなー、魚でこの桜をつぶしたくないから、
使うのをためらってしまうのです。
そういう意味では食器というより、オブジェ的デザインといえるかも。
