先週、東京の各所で行われていたデザインイベントに行ってきました。
イベントで毎年メインとなるのが「東京デザイナーズウィーク」と「Design Tide」で、
その他にも都内の参加しているショップで様々な展示をしていたりと、
デザイナーには楽しい一週間(だと思われる)イベントです。
しかし個人的には行くにつれて感動?気付き?など、
色んな視点で楽しくなくなってきている気がしました。
なんだろ?日本の景気のせいなのか?社会動向なのか活気もありません。
特に今回の外苑前のイベントはビッグなデザイナーも不参加で、正直「…」でした。
たしかにいくつか面白い発想や視点もあるけれど、それ以上に大学生の思いつきのような作品も多々。
2500円(嫁さまと二人で5000円!)取るのにこれ?って疑問に思いながら、
終始頭にもやもやしたストレスを抱えながら観覧終了。。
来年はもういいかな?(笑)
でも一般のお客さんはかなり楽しそうにしてる人も多かったので世間的には成功なんでしょうかね。
デザインと言うもともとは専門的な分野を分かりやすく提供しようとすると、
こうなってしまうのかな~と感じました。
何となく現代美術の風潮と同じような匂いがするかな?
やっぱりデザインって難しいですね。
※Toyo kitchenのHPより
それよりも今回とても楽しかったのがTOYO KITCHENのショールーム群。
特に南青山の「ルーチェ・トーヨーキッチン」と「エスタブリッシュド&サンズ」が刺激的でした。
ルーチェのほうは珍しい照明専門のショールームとなっていて、その設計は建築家妹島和世さんとの事。
フロアは3層構造で螺旋階段でアプローチされてます。
その空間には今までカタログでしか見た事なかった照明や全く見た事ないものが多数。
一つずつ丁寧に説明をしてもらい、とにかく大満足です。
「エスタブリッシュド&サンズ」のショールームも見た事ないデザインばかり。
イギリス初のブランドらしく、ウィットで革新的なデザインが生活に彩りをくれそうです。
※ここは去年からあるようですねー知りませんでした。。
色々と考えさせられた今回のイベントでしたが、まあ終始デザインに触れられて、
しかも友人も横浜に来てくれて楽しい週末でした♪