DAILY DESIGN.

      

SONY RX-1

2013-08-24 | デザイン

少し前だけど、SONYのRX-1をお借りする事が出来ました。

RX-1の特徴は何と言ってもコンパクトなボディにフルサイズの素子を組み込んだ、
SONYの挑戦的とも言えるプレミアムコンパクトカメラ!

ずーっと気になっていたカメラだけど、
値段の高さからお店で触るくらいしか出来なかったのですが、今回何日かお借りして、
かなりしつこく使わせてもらったのでいくつかインプレッションを。


まず外観は文句なしにかっこいいデザインです。
筐体からディテールのスイッチ、ダイアルの作りまでとても重厚。
ダイアルの動きまでもカチッカチッとしています。

絞りもレンズ胴体部に刻印してあり、オールドレンズのような使い心地(しかもとても使いやすい!)と
雰囲気を味わえます。ここの精度感もとても上質で無意味にカチカチ動かしてしまうかも(笑)

上記のような、ただのオールドカメラの焼き直しのようなデザインではなく、
レンズ付け根のメタリックオレンジのカラーリングや液晶など、
上手い次元でモダンさと機械の精度感が融合していると思いました。


しかし手放しに褒めてばかりではいられない部分もあります。
まずはレンズと本体のバランス。
フルサイズの耐えうるレンズはどうしても大きく重くなりがちなのか、
構えた時に前方が重くて前のめりになってしまいます。

それに付随して、デザイン性を優先したかのようなグリップが
グリップ本来の機能を果たせてないように思います。

このグリップがまた厄介で、角のアールが小さすぎるのか長時間使用していると、
手の当たる部分が痛くなってきます。ここはちょっと残念な部分でしたね~

あ、もう一つ残念だったのがバッテリーの持ちの悪さ。
いつも使っている一眼レフ系と比べると、あまりにも悪くてびっくり。
まあ一眼レフと比べるのはどうなの?と言うのはあるのは分かります。

でもこれだけ写りが良いと、
「今日はこれ一本でもいいかな?と思ってしまう人もいると思います。
そういう人にはちょっと残念ですけど、バッテリーの予備は必須ですね~


外観的にはそんな感じでしょうか。
とにかくドイツ的にカチッとしていてある程度コンパクトで、
とにかく、とても欲張りな良いカメラだと思います。
お金に余裕のある人、一眼レフのサブカメラにフルサイズを~という人には
おすすめですね~個人的に常用カメラにはやや重いけど、
写りを考えたらその重さも我慢出来ます(…と思います・笑)

以下、撮影した写真を参考に載せます。






結構こってりした色乗りしてます。


白黒も個人的にはこってりで好みです。


HDRも良い感じですね~それにしてもDS4かっこいい!



SONY RX-1
買うならファインダーも欲しくなりそうです(笑)


ソニー 電子ビューファインダーキット FDA-EV1MK