DAILY DESIGN.

      

Peugeot 208

2012-10-15 | デザイン

プジョーシトロエンジャポンから新型「208」が発表されました。

現行の207は大ヒットした先代206と比べて大型化してどうにも魅力を失っていたのですが、
今回の208は肥大化を続けるクルマ業界の中でコンパクト方向に舵をとりました。
※といっても先代207がデカすぎたとも言えるけど…

車重においては100kg近くの軽量化に成功との事。
これはかなり乗り味にも影響してきますね~。
エンジンはシトロエンと比べても豊富なラインナップで、
「シエロ」「プレミアム」に自然吸気DOHC1.6リッターで「GT」に1.6直噴ターボ、
そして「アリュール」には新開発の直列3気筒DOHC1.2リッターを載せてくるとの事!

エンジンのダウンサイジングも今のトレンドになっていますが、
ラインナップのほとんどがBMWと共通設計の1.6だったので、
この新開発エンジンはなかなか楽しみですね。

デザインは206の流れを持たせながら柔らかい曲面とエッジを効かせたデザインで、
先進感とシンプルなのに躍動的で、立体感があります。
それでいて柔らかさや軽さもあるといった、
シンプルなのに複雑な情報量を持ったデザインではないでしょうか。
個人的にグリル周りはやりすぎ感はあるけれど、
全体的に見たらまとまり感があって素直にかっこいいと思います。











インテリアも最近のフランス車はおしゃれでかっこいいですね!
「ヘッドアップインストルメントパネル」とよばれるコンセプトで構成されているそう。
楕円形のハンドルと低く抑えられたメーター類によって視界は良さそう。







加えてセンターにレイアウトされた7インチタッチスクリーンディスプレイが全車標準搭載らしいです!
ただしこれは現状ではオーディオ操作とインフォメーション表示のみで、
ナビは来春にオプション選択可、との事です。

11月1日に発売との事で、すぐに乗りに行きたいな~と思っているけど、
一つ残念なのがトランスミッション。。
「GT」と「アリュール」はMTで、その他は4AT「AL4」をまたまた採用との事。
アリュールの新型エンジンもMTだと間口がぐっと狭くなって乗り手を選びそう。
4ATも何年使ってるの?と言うほど息の長いトランスミッション。
個人的にはそんなに気にならないけど日本のクルマのCVTに慣れた人には、
色んな意味で古さを感じる可能性大です。

とにもかくにも発売を楽しみにしています~。