DAILY DESIGN.

      

Toyota 新型Vitz登場

2011-01-22 | デザイン



去年の暮れにトヨタのヴィッツがフルモデルチェンジした。
今回のモデルチェンジで3代目となる。

一般的に特徴的なのは環境配慮という部分で、
日産マーチに続いてアイドリングストップ機構を搭載した事かな、と。
それによってノーマルエンジンでトップの26.5km/lを達成したとの事です。


外観的にはびっくりするくらい方向転換を実施。
CMを見られた方は感じたかもしれないけれど、起用した俳優は大沢たかおと生田斗真。
今回は前回までと大きくデザインの方向性を変えて、
男性をメインターゲットに置いたかのような商品開発でしょうか。

そのせいでか全体的にマッチョでフロントマスクも押し出しの強いボリュームある顔に、
フェンダー周りも存在感あるラインでとにかくマッチョというかムッチリしてる…。


その割にはインテリアは丸々したデザインで何となく女性観が強くないか?

んーどっちなんだ?トヨタさん!!

個人的にはとにかくラインが複雑で一貫性のない造形処理が非常に気持ちわるーい気が。
ヴィッツの商品性に男性感を突っ込むのは無理があるのでしょう。


ただターゲットを男性にシフトしてるからか、男性狙いのスポーツモデル「RS」は
意外とエッジの効いたスタイリッシュな造形に見えるかも。
ちょっとデミオのスポルトに見える…かもですが。

それにしてもiQとかレクサスのCT200hにしても、最近のトヨタのデザインは気持ち悪い!
ワザとしてるのか?ってくらいゴテゴテで面を刻みすぎな気がします。
BMWやアウディなんかの洗練されてるけど新しさを感じるデザインを考えて欲しいなあ、と。


写真上は女性用に設定された「Jewela」専用装備や専用色も用意されます

まあそこそこ売れるとは思うけど、個人的にはちょっと残念。
初代にあった魅力が全く無くなったと言ってもいいヴィッツ。
先代にはあった安全装備もかなり端折られてるようで(パッソあたりから標準装備すると言っていたSRSサイド+カーテンシールドエアバッグがOPに降格してます)もはやコスト重視のクルマと言われてもおかしくないです。
最大手のメーカーのやり方としてはちょっと残念。
他社も基本オプションだから、とかいう見方なのかな。大手として?な対応ですね~

とにもかくにも、買う方は他社のクルマとよく見比べてご検討を~
個人的には今買うならスイフトがデザイン的にも機能的にも魅力的かな?
あ、個人的には値段が違うけどシトロエンがおすすめです(笑)