ご無沙汰ブログです（笑）
先日Photokina 2010にて富士フィルムから面白いカメラが発表されました。
それがFinePixのX100です。
写真を見たらどう見てもクラシックのカメラにしか見えない完成度（笑）
ちょっと垢抜けていないデザイン処理や無骨な表現までもクラシカルで、
このようなスタイリングを使って来たおじさん世代には
かなりドストライク間違いなさそうです。
上部の処理もかなりクラシックだな～正面に付いてるレバーはタイマーかな？
しかし中身は今時のカメラとしてしっかりと作られたスペックを持っています。
APS-Cサイズの撮像素子で、1,230万画素のCMOSセンサー搭載。
最短撮影距離は10cmで絞り羽根も9枚。
なんとNDフィルターも内蔵しているとのことです。
もちろんハイビジョンムービーも撮影可能です。
さらに特徴的な機能としては「Hybrid Viewfinder」と呼ぶファインダーとの事。
詳細はこのブログでは割愛しますがかなり面白そうなファインダーです。
どう見えるのかな～？
今までのデジタル満載のファインダーとは一線を画したものになりそう。
これは…ちょっと欲しいと考えていたんだけど、一つ大きな問題が。
レンズが交換式でなく固定式orz
これは大きな問題だな～
まあ固定されているレンズは弱広角(35mm換算で35mm相当)で、
F2という明るさのレンズなので、普通に使いやすいとは思うけど、
出来たらニコンFマウントなんかだったらバカ売れしそうなのに。
最近ライカも同じようなAPS-Cサイズの単焦点カメラ「X1」を出しているけど、
こういう傾向が続くのかな、とか考えました。
たしかに趣味性の強いサブカメラとしては機能を絞って、
レンズの性能を最適化したほうが扱いやすいし、
カメラとして機能的な差別化は出来そうだけど、、、
そうやってちょっと冷静に離れて見ると、
他にも不満点がちらほらと。
それはデザイン。
クラシカルなのはスタイリングを見ただけで分るのだけど、
ある意味、まんまっというかこれじゃあただ古いだけ、に見える。
クルマ業界でよく見られるレトロフューチャーではないけど、
それに近いカタチで、クラシックカメラを現代的古典解釈で
「Re Design」して欲しかったかな？と思いました。
まあ色々思う事はあるけど、早く目にしてみたい事には違いありません。
発売は2011年初頭を予定しているとの事ですので、楽しみに待ちましょう～