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TRIB1の立体構造の理解はAMLの治療につながる

2015-10-24 06:59:59 | 
3D image of cancer protein aids quest for new treatments

October 9, 2015

http://www.sciencedaily.com/releases/2015/10/151009155306.htm

Trib1はタンパク質の分解に関与する「足場タンパク質」で、多くのタンパク質からなる大きな複合体を形成して特定のタンパク質を分解させる

急性骨髄性白血病acute myeloid leukemia/AMLの中にはTrib1が多く産生されるものがあり、それにより通常は癌を抑制するはずのタンパク質が阻害される
Trib1の構造の理解はAMLの治療につながる可能性があるという

また、Trib1はpseudokinaseと呼ばれる『キナーゼ活性を失ったキナーゼ』である
シンクロトロンから生成される強力なX線ビームにより、Trib1はその祖先となるタンパク質と比較して大きな歪みcontortionsが生じたことが明らかになった
この構造変化がTrib1のキナーゼ活性を失わせ、足場として作用することを可能にしたとウォルター・アンド・イライザ・ホール医学研究所のMurphy博士は言う


http://dx.doi.org/10.1016/j.str.2015.08.017
Molecular Mechanism of CCAAT-Enhancer Binding Protein(CEBP) Recruitment by the TRIB1 Pseudokinase.


COP1ユビキチンリガーゼ
 

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