■最大で1時間1万テラベクレル 国際尺度、最悪の7も
http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011041101001182.html
テレビを見ていると政府がレベル7を検討しているというので、驚いてしまったのですが、みのもんたは「へーそんなに大変だったんですか」とか言っていました(笑)
チェルノブイリとは程遠いという報道がずっとされてきましたが、チェルノブイリが放出した積算値が180万テラベクレルですから、
180万÷1万×24時間=7.5
最短7日半で達成できる数字です。
もしかしたら既に抜いているかも知れませんし、このまま収束に時間がかかると、本当にチェルノブイリ超えになっちゃいそうです。
チェルノブイリも旧ソ連の最新科学の結集だったそうですが、科学への過信は禁物と昔から言われていながら、経営者が安全面までコストカットしてしまったり、減価償却をとっくに終えた古い原発を動かして、もう少し儲けようと思ったり、現場の人間がいい加減な仕事をしてしまったりという付帯要素まで、計算に入れていないのが現状なわけです。
それどころかマスコミに対しては強大なスポンサーとして、政治家に対しては多額の政治献金者として、大学に対しては寄付金の足長おじさんとして、反論が出ないように金でかっこっているのですから困ったものです。
それらは我々の払っている電気代からの出費なのですが、そんなものに払われるのは腹立たしいでしょう。
そんな金があったのなら、福島の防波堤を高くするとか、タービン室を海から遠くに置くとか、古い原発を停止してもっと高台のところに原発を作り直すとか、本当に安全が保てるようなところにお金を使うようにして、本来の自分たちの仕事に向き合えば良かったものを。
と思います。
ともかくレベル7の深刻な事故なのですから、風評被害は実は風評ではなかったわけで、買いだめ行為は、生存のための備蓄だったわけです。
僕は最初から書いていますが、なるべく外出を控える、外へ出る時はマスクをする、放射能に気をつけて飲み物や食べ物を食べる、子どもを表で遊ばせない、洗濯物は外に干さない、エアコンや換気扇を控えるなどなるべく換気をしない。
これが基本です。