雑種犬「風(ふう)」のひとりごと

元保護犬でセラピー犬の鈴(りん)13歳と風愛(ふあ)7歳の楽しい毎日を575で綴ります。

りん抜糸 病理検査の 結果出た…

2024-04-03 22:45:21 | 愛犬の病気と手作り食

桜の開花がずいぶん進みました。でもまだ2~4分咲きぐらいなので、今日の雨ではそれほど散っていないと思います。

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鈴ちゃんが心膜切除の手術をして2週間が経ちました。

それぐらいで抜糸ができるだろうと言われていましたし、本日は鈴ちゃんの執刀獣医師で担当獣医師の先生の

出勤日なので、朝から行ってきました。

 

抜糸ができるころには、切除した心膜などの病理検査の結果も出ているはずだろうから

その結果で、病原体が明らかになるので、効果がある抗がん剤があるのかどうかも判断でき

化学療法について考えるとのことでした。

手術前「多分、中皮腫だろう。稀に特異性ということもあるが、前回はそうかもと思ったけれど今回は再発なので、それも考えにくい」と獣医師さんから伝えられていて、その覚悟をしながら動物医療センターに向かいしました。

そういえば、風ちゃんは10歳の時に水腎症になり、腎臓のひとつを摘出しました。

摘出したものを病理検査してもらったところ、腎細胞がんだったことが発覚。

さらに、犬の腎細胞がんに効果がある抗がん剤がないということで、化学療法を断念。

大阪時代の主治医の先生の協力もあって、手作り食で乗り切ろうと頑張りました。

その結果、手術後4年は生きてくれていたので、抗がん剤治療しない選択肢もあるなぁ・・と考えていました。

 

手術後、一週間ぐらいは、ちょっとしんどそうだった鈴ちゃんですが、

今はいたって元気。

食欲もあるし、お散歩するし、動きも活発。

でも動物医療センターの待合室に入ると・・・・。

「えっ、なんでここに連れてこられたんでしょう…」の暗い表情。

そして、鈴ちゃんは本日、X線検査レントゲン、超音波断層検査、血液検査、抜糸を行いました。

多分、抜糸をされている時でしょうね。

中から、鈴ちゃんのガウ鳴きが聞こえてきました。

 

検査と、抜糸が終わって、ホッと一息の鈴ちゃんです。

さて、今日の検査の結果もさることながら、私が気になっていたのは

採取した胸水の細胞検査と、切除した心膜と胸膜の病理検査の結果です。

それによって今後の治療方針が決まるから。

 

 

「検査の結果で出ていますよ」と獣医師の先生。

あー、中皮腫・悪性腫瘍に診断が下されるんだ・・・と覚悟して話を聞きました。

最初に説明があったのが下記の胸水の細胞検査の結果です。

中皮腫の可能性があることも書いてあるけれど、異常細胞は認められないって、どういうこと?

と思っていたら、次に切除した心膜と胸膜の病理検査の結果を説明してくださいました。

病理検査の結果が下記です。

つまり病理検査の結果「直ちに腫瘍を疑う初見は認められません」との所見で

「慢性混合細胞性炎症」ということで、今回摘出したものからは、細胞性の炎症はあるが腫瘍と判断される箇所はなかった、という結果でした。

ただし、まだどこかに病巣が隠れている可能性はゼロじゃないということ。

そして、また胸水が溜まれば抜かなきゃいけないってことなんです。

 

11月に行ったCTでも見つからなかったし、膜の中にたまっていたものにも見つからなかったし、心膜にも胸膜にもなかった。

「鈴ちゃんは、非常に稀な特異性かもしれませんね」と先生。

今日のレントゲンやエコーでも、心臓はとても順調だということ

胸水も少ししか溜まっていなくて、まだ抜ける量じゃないということで

「ちょっとお薬の量を減らしますね」と先生。

 

ただ、血液検査の結果は、腎臓の数値がやはり悪くて、そろそろそちらの治療も考えないと・・・とおっしゃっていました。

いろんな覚悟をしていたので、ただただ拍子抜け。

うれしい拍子抜けなんですけど、今の元気は本当の元気だったんだとありがたく思いました。

帰宅後、洋服を着替えるときに、抜糸したところをチェック。

まだちょつと腫れがあるけれど、ずいぶんマシになりました。

でも、毛が生えそろうまでは、洋服着用かなぁ・・・・・。

 

ほっとして、今日はぐっすり眠れそうです。

最後まで、読んでくださって、ありがとうございます。



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