越川芳明のカフェ・ノマド Cafe Nomad, Yoshiaki Koshikawa

世界と日本のボーダー文化

The Border Culture of the World and Japan

第1回 幻のキューバ  サンティアゴのブルへリア(1)

2011年11月16日 | キューバ紀行

幻のキューバ  サンティアゴのブルヘリア 

 越川芳明                        

   サンティアゴのモンカダ通りは、ブルへリア通りとも呼ばれている。

 強い日差しの照りつけるなか、灰色の埃でいっぱいの穴ぼこだらけの道路に、朝から晩までブルへリアの露店が並ぶ。

 ブルへリアという名称は、スペイン語のブルホ(まじない師・魔女)に由来する。

   パンを売る店がパナデリアならば、ブルホが扱うものを売っているのがブルへリア(呪術師)である。

   ただし、アフロキューバの儀式を執りおこなう人も、ブルホではなくブルヘリアと呼んだりする。

(つづく)


 

 

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