越川芳明のカフェ・ノマド Cafe Nomad, Yoshiaki Koshikawa

世界と日本のボーダー文化

The Border Culture of the World and Japan

毎日新聞の著者インタビュー

2007年11月19日 | 小説
11月18日(日)の『毎日新聞』に『ギターを抱いた渡り鳥』の著者インタビューが載った。ネットでも見られる。
http://mainichi.jp/enta/book/news/20071118ddm015070163000c.html

ネットでは、著者の写真ではなく、本のカヴァージャケットを載せてくださった。ありがたい。知人いわく、「悪役のような著者の写真では売れない」。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日経新聞のゲバラ記事

2007年11月17日 | 小説
「日経新聞」11月13日(火)夕刊が送られてきた。文化欄に、10月下旬に原宿のトウキョウ・ヒップスター・クラブで行われたゲバラ没後40年(詩人の朗読)のイヴェントや、その他のゲバラにまつわる記事が載っている。それによれば、ゲバラ本が中央公論新社をはじめ、来年にかけて続々と出るようで、またソーダーバーグ監督がゲバラを主人公にした映画を作ったとある。でも、この監督、わたしはあまり買っていないのだがな。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ノーマン・メイラーの追悼記事

2007年11月14日 | 小説
きょうの「毎日新聞」の夕刊に、岩元巌先生がノーマン・メイラーの追悼記事を書いていた。学生時代に先生による、メイラーの「裸者と死者」の講義を聴いて、さっそくその本を手にいれて読んでみて、なんと自分の故郷のことが触れられていて驚いた。アメリカ文学の中に銚子がでてくるなんて、とうれしく感じると同時に、それはアメリカ文学というよそ様の文学を身近に感じた瞬間だった。

10日の段階では、メイラーに関して、このように報道されている。
「ユダヤ移民の子として米ニュージャージー州に生まれ、ニューヨークで育った。ハーバード大在学中から現代アメリカ文学に親しみ、ドス・パソス、スタインベックらに傾倒した。44年に徴兵され、太平洋戦線のレイテ島、ルソン島などを転戦。米占領軍の一員として日本にも滞在した。フィリピンでの戦争体験を中心に書いた「裸者と死者」(48年)は戦場の人間像と権力構造を赤裸々に描き、ベストセラーになり、戦後に書かれた戦争文学の最高傑作の一つといわれる」(ネット「毎日新聞」11月10日)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お寺専門誌『寺門興隆』

2007年11月13日 | 小説
お寺専門誌『寺門興隆』11月号が送られてきた。少し前に、ある相談を編集部から受けて承諾したので、お礼に一冊送っていただいた。高橋源一郎さんの文章(エッセイ)が載っている。母上のお墓をめぐる話だ。この雑誌は定期購読が原則なので、おそらく書店では手に入らないだろう。貴重な一冊をいただいた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歌舞伎町のかちゃーしー

2007年11月12日 | 小説
先日、久しぶりに歌舞伎町の沖縄料理<かちゃーしー>に行った。午後3時頃、新宿に到着。5時の開店時刻まで、西口地下の喫茶店でビールを飲みながら待機。5時過ぎに入店したら、店長から「1番鳥!」と、褒められた。

貸し切りの感じでうれしい。泡盛のボトルを入れて、水割りで飲む。島ぶどうがあったので、よかった。ゴーヤの天ぷらもよかった。オキナワ民謡の若手ポープ、松田一利(かずとし)のフライヤーが置いてあるのは、一番よかった。この店にはなぜか店員も美人が多い(ウソではない)。店長の歌三線を聴いたあと、8時すぎに店を出る。さいわい雨もあがっていた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

偽装天国

2007年11月05日 | 小説
リチャード・リンクレーター監督の『ファストフード・ネ-ション』(2008年2月に日本公開予定)を観た。バーガーショップの牛肉のパティに病原菌が混入しているのを隠すという、少し前に日本でも問題になった食肉偽装を扱っている。ドキュメンタリーでなく、フィクションであるところがミソ。一社を吊るしあげるのではなく、資本主義社会において、ともすれば企業が陥りがちな「利益至上主義」に観客の想像力を向けるためか? 

「利益追求」は企業の目標であっても、手段をえらばず「利益至上主義」に走れば、企業は腐る。格安の労働力としてつかわれる違法移民、インフラは立派でも労働環境としては劣悪(長時間単純労働、福祉なし、セクハラあり)、コンピュータ化されたチェーン店の労働者管理など、さまざまな問題がこの映画に絡む。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コロンビア大のポール・アンドラー教授に会う

2007年11月01日 | 小説
昨夜、神楽坂のYI氏のお宅で、コロンビア大学で日本文学を教えているポール・アンドラー教授の歓迎会があり、もちよりのパーティなので、イタリアの酒と神保町で買った餃子を持っていった(チグハグです)。以前、思潮社で、高橋源一郎ガイドブックを作ったときに、メールで直接原稿依頼をしたことがあり、結局断られたその文面では、とても堅物そうな印象を受けていたが、本人に会ってみると、いたって気さくそうな人柄だった。人は文章(みかけ)によらず、ということだろうか。

アンドラー先生を気にいったのは、以前10月に富士山に登ったことがあると告白したからだ。YI氏は興味なさそうに聴いていたが、わたしは今年の7月に台風の中、富士山に登って大変な目に遭い、凍え死にそうになったから、先生のいいたいことがよくわかった。しかも、8月の閉山以後の登山だから、どれほど寒かったことだろう。そんな馬鹿なことをやる教授を好きになった。そこに、アンドラー先生の日本文化・文学への入れ込み方を感じたからだ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする