越川芳明のカフェ・ノマド Cafe Nomad, Yoshiaki Koshikawa

世界と日本のボーダー文化

The Border Culture of the World and Japan

伊藤比呂美特集

2011年09月04日 | 対談
『現代詩手帖』(思潮社)2011年9月号は、伊藤比呂美特集(家族・越境・ニホン語)

さる7月31日(日)新宿で、伊藤比呂美さんと対談をおこないました。
「ボーダーで書くこと、生きること」というタイトルが付いています。

冒頭はこんな感じです。

越川 きのうの伊藤さんのイベントで、一番の感想は乳児を抱いた若いお母さんが二人も来ていたということです。伊藤さんのイベントっぽいのかなと思いました。

伊藤 乳児が二人、三歳児が一人でした。あの人たちは、一度違うイベントのときに断られたんですって。そのことを私がツイッターで知って、もし今度来たいときは私に直接言ってくれれば大丈夫ですからって言っていたら、昨日は連絡なく、ただぱっと来てくれて、うれしかったです。途中、子どもが少し騒いだけど、あの騒ぎかたがうまく声と乗れる騒ぎかたなんですよね。地震の直後に熊本で義捐金集めの朗読会をしたんですけど、熊本でやっている活動は全部子連れ歓迎です。だからその日も、来た来た来た来た、橙書店というとこでやって、二階を子どもに開放してもらったんですけど、大騒ぎでしたね。長屋で朗読してるみたいでいいやと思って(笑)。

とにかく気取らない下町の語り詩人、伊藤比呂美さんです。
谷川俊太郎ほかのオマージュ詩あり、前日の新井高子ほかの若手詩人による「伊藤比呂美を大いに語る」ありです。本屋さんで立ち読みでもしてください。

そういえば、まだ先のことですが、10月29日(土)午後3時から 明治大学駿河台キャンパス(JRお茶の水駅より徒歩5分)リバティ・タワー1063教室(6階)でも、伊藤比呂美さんとのトーク(第2弾)をやります。テーマは「老いと病と死」をめぐって。問い合わせは、明治大学リバティアカデミー 03(3296)4423です。直接会場にお越しください。赤ちゃん、老人大歓迎。
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