越川芳明のカフェ・ノマド Cafe Nomad, Yoshiaki Koshikawa

世界と日本のボーダー文化

The Border Culture of the World and Japan

ロベルト・コッシーのサッカー部長日記(37)

2015年11月30日 | サッカー部長日記

11月30日(月)

11月28日(土曜日)に、仙台のとなりの利府町にある「ひとめぼれスタジアム宮城」で、Iリーグ全国大会準決勝があった。相手は、九州代表の福岡大学。

明治は前日、中京大学と死闘をくりひろげ、延長戦でも決着がつかず、PKにもつれ込み、4−2で辛勝。一方、福岡大も東海大に2−0とリードされる苦しい展開を後半にひっくり返し、3−2で逆転勝ち。

互いに負けられない試合も、前後半と明治が優位にすすめるが、決め手を欠き、延長戦に。延長前半に、CB山崎浩介(商2)がこの日二枚のイエローカードを食らい退場に。直後のFKでゴール前の混戦になり福岡大にゴールを決められ先制点を許す。明治は直ちに同点、逆転を狙って、二選手を交替させて攻撃を活性化させようとするも、逆にカウンターを食らい、追加点を奪われ万事休す。悔しい敗戦となった。

全国制覇を狙っていたが、3位に甘んじることになった。

菊池創太(法4)、工藤将太郎(商4)、西原天童(政経4)、佐藤海斗(政経4)、荒木慎平(農4)、田村悠人(経営4)、小林聖弥(法4)らの4年生は、よくリーダーシップを発揮してチームをまとめた。関東を制覇したこのチームの偉業を讃えたい。

全国制覇を逃した悔しさは3年生以下の諸君が胸にしっかり刻みこんで、よく自分で考え、試合で出た課題(ミスや失敗)を忘れずに、自主的に練習に取り組み、来年こそは2004年以来となる全国制覇を成し遂げてほしい。

ちなみに、決勝戦(11/27)は、福岡大が延長戦で2−1で法政を破り優勝を飾った。

 

(写真)福岡大戦のスターティングメンバー 

 

 

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11月27日(金)のつぶやき

2015年11月28日 | サッカー部長日記

インデペンデンスリーグ、全日本大学サッカーフェスティバル(仙台)2回戦。明大は中京大と、1-1で決着つかず、PK戦に突入。4-2で辛勝。 pic.twitter.com/bN5rDRQjOj

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11月25日(水)のつぶやき

2015年11月26日 | サッカー部長日記
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ロベルト・コッシーのサッカー部長日記(36)

2015年11月25日 | サッカー部長日記

11月15日(日)

 西が丘サッカー場。第一試合、早稲田対法政。もし早稲田が引き分けるか負ければ、明治の優勝が決まる。朝から雨模様だったが、試合が始まるころは太陽も顔をだし、暑い。

 試合は前半0-0で折り返すも、後半になると早稲田が地力を発揮、2点を先取。法政の反撃をロスタイムの1点に抑え、優勝を決める。早稲田の勝点は44。きのう、明治が勝って大きなプレッシャーをかけたが、早稲田はそれにも屈せず勝ち点をあげた。敵ながらアッパレである。明治は準優勝に終わった。だが、最後まで諦めずに首位を追いかけつづけ、しかも勝ち続けた選手たちを誇りに思う。

 秋リーグの早稲田は明治と同じ勝率。9勝1敗1分。春リーグの成績が少しだけよく、明治より勝点1だけ上回った。秋季リーグで明治と早稲田の両チームが好成績をあげている理由が知りたかったので、公式記録を調べてみた。顕著なデータが二つ見つかった。

(1) 失点が少ない。1位早稲田は失点8(春季は11、合計19)。2位明治は失点7(春季は17、合計24)。以下、参考までに、3位慶応は失点12(春季13、合計25)。4位の国士舘は失点16(春季12、合計28) 、5位の流経大は失点11(春季10、合計21)、5位の法政は、失点13(春季15、合計28)。

 このデータを見るかぎり、年間で失点の少ないチームが上位にきている。唯一逆転が起こっているのは、4位と5位だが、4位の国士舘は失点を上回る得点をあげているため。

 逆に言うと、得点は必ずしも順位に結びつかない。早稲田は25点で、12チーム中の下から3番目。平均1試合につき1.19点。それでも1位である。国士舘の得点は、ダントツの45点だが4位。最下位の中央の得点は28点で、4位の流経大の27を上回りながら、来年は2部に降格である。

 (2)秋の早稲田の快進撃の秘密は、80分以降の得点が多いという点だ。秋季リーグ、11試合のうちほぼ半分の5試合で80分以降に得点を入れている。そのうち、4試合は決勝点(明治、流経、慶応、国士舘との試合)、残りの1試合は同点(順天堂との試合)をなるゴール。後半あと10分の声を聞いてから、相手に走り勝ち、勝負に勝ったといえる。

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ロベルト・コッシーのサッカー部長日記(35)

2015年11月25日 | サッカー部長日記

(写真)「東京中日スポーツ」(11/15)より

11月14日(土)

 川越市運動公園。生憎、きょうも朝から雨だ。

  川越駅からバスに乗ると、氷川神社の前を通る。ちょうど七五三の親子連れの姿が見えるが、雨でこちらも気の毒だ。神社をすぎたあたりから、広大な田んぼが広がる。埼玉医科大の大きな建物の前をすぎ、ようやく会場に近くにたどりつく。どうしてこんな遠い所で?と疑問符がつく。

 最終節は慶応大との一戦。優勝がかかっているだけでなく、春は1−2で負けているので、雪辱を期したい。

 試合は、明大がやや優勢ながら、両軍決めて欠く。前半終了寸前に、慶応がPKを得て先制。

   後半、明大は3バックの攻撃的システムに変更。立ち上がりから、右サイドから室屋成(政経3)が、左サイドから後半から瀬川祐輔(政経4)に代わって入った高橋諒(文4)が攻め上がり、迫力ある攻撃を見せる。

 早くも5分にキャプテン和泉竜司(政経4)がバイタルエリアの左側で受け、ゆっくりとドリブルでやや中央に寄り、狙いすましたシュートを放つ。ボールはネットに吸い込まれ1-1の同点に。

 これで明大は息を吹き返す。その後、再三、慶応ゴールを脅かす。28分に何度も敵陣に攻め入り、自らシュートを放っていた高橋が左からバイタルエリアに入り、丁寧な浮きパスを前に出すと、詰めていたボランチの柴戸海(政経2)がヘッディングして、コースを変えてゴールを決め、追加点。翌日、柴戸君に直接聞いてみたら、ゴール近くに入っていったときに左斜め後ろからボールがきて、頭を振ったという。聞けばやさしそうだが、お前やってみろと言われても、とてもできそうにない。おそるべし2年生。

 3点目は圧巻だった。こんどは右サイドから室屋が相手DFを崩し、中にいた和泉にパス、和泉はさらに内側にながし、ほぼ表面から差波優人(商4)がミドルシュート。先週につづいて同じようなミドルシュートを決める。

  差波はいま切れている。このまま、12月のインカレまで好調を維持してほしい。

 後半42分に、慶応のエース山本哲平君(国学院久我山出身、3年)がヘディングシュートを決め1点差になるも、明大が3-2で逃げ切り、勝点3をゲット。

 春・秋季合計の勝点43で、ようやく暫定首位に立つ。明日に試合が予定されている早稲田にプレッシャをかける。

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11月23日(月)のつぶやき

2015年11月24日 | サッカー部長日記
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ロベルト・コッシーのサッカー部長日記(34)

2015年11月23日 | サッカー部長日記

(写真)雨の中、声を張りあげ必死に応援してくれた部員たち

11月8日(日)

 味の素スタジアム西競技場。

 朝から生憎の雨だ。専修大学との一戦。前期は東海大学グランドで、2−1の逆転勝利。しかし、接戦は必至。

 この試合に、引き分けるか負けるかすると、早稲田においていかれてしまう。

 だが、膠着状態を抜け出すことができず、終了寸前まで両軍スコアレス。試合が動いたのは、43分、和泉竜司(政経4)が出したパスを正面で受けた差波優人(商4)が狙いすましたグラウンドシュート。ボールは芝の上の水を切ってゴール左隅に吸い込まれる。起死回生のスーパーゴール。そのまま、劇的な逃げ切りで1−0の勝利。

 雨の中、昨夜の父母会で全国から集まった選手の親御さんが応援に駆けつけてくれた。その応援に応えられてよかった。

(写真)11月9日「東京中日新聞」より

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11月15日(日)のつぶやき

2015年11月16日 | サッカー部長日記

崖っぷちでよく踏ん張った。優勝しようがしまいが、僕は選手たちを誇りに思う。 pic.twitter.com/8xfNk1P7Wj

3 件 リツイートされました

特に4年生のハードワークが勝利を呼び込んだ。和泉と差波のゴール、高橋のアシスト。山越のDF、瀬川の献身的な走り。後輩たちに与える影響が大きい pic.twitter.com/L8N0uSx57I

2 件 リツイートされました

関東大学リーグは、きょう早稲田が2-1で法政を破り、19年ぶりの優勝。明大のかけたプレッシャーにも屈せず立派の一言。 pic.twitter.com/OLB5F2MXmw


ベスト11には、明大から3名。MF差波、FW和泉、DF室屋が選ばれた。写真は、このところ絶好調の差波(ベラルタ仙台内定) pic.twitter.com/8fSMu8N51s


続いて閉会式が行われました。
表彰は以下の通りです。

リーグ戦:第2位
Iリーグ(明治大学U-22):第1位

〈個人賞〉
和泉竜司:ベストイレブン・ベストヒーロー賞
差波優人:ベストイレブン
室屋成:ベストイレブン・特別賞 pic.twitter.com/vLKJVnuddi

越川芳明(ロベルト・コッシー)さんがリツイート | 51 RT

本日、全日程を終え、今年度のリーグ戦は第2位という結果で終了致しました。惜しくも優勝は逃しましたが、この悔しさをインカレにぶつけます!22試合、最後まで温かいご声援を有難うございました。インカレについては改めてお知らせ致します。 pic.twitter.com/Gxl2fHCGEY

越川芳明(ロベルト・コッシー)さんがリツイート | 27 RT

【関東大学サッカーライブ配信】
jnet-tv.com/soccer/
本日も最後までご視聴ありがとうございました。
リーグ戦の配信は本日で終了ですが、次回配信は下記を予定しております。
・11/19(木)14時~明治大学体育会サッカー部Jリーグクラブ合同入団記者会見

越川芳明(ロベルト・コッシー)さんがリツイート | 5 RT

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11月14日(土)のつぶやき

2015年11月15日 | サッカー部長日記

川越でおこなわれた、明治の最終戦。慶応大に前半1点リードされる苦しい展開も、後半に3点取り、逆転勝ち。ついに首位に立つ pic.twitter.com/2b7ZfIYl9z


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11月11日(水)のつぶやき

2015年11月12日 | サッカー部長日記

ロベルト・コッシーのサッカー部長日記(33)アイリーグ(関東)優勝 goo.gl/wRqtLu


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11月10日(火)のつぶやき

2015年11月11日 | サッカー部長日記

今日、和泉キャンパスで、神川総監督に会い、きのうの中日スポーツの記事を見せてもらった。差波の良い写真が載っていた pic.twitter.com/70uURyfFfD


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ロベルト・コッシーのサッカー部長日記(33)アイリーグ(関東)優勝

2015年11月11日 | サッカー部長日記

(写真)優勝後の選手たちの記念撮影風景

11月3日(火・祝日)

味の素スタジアム西競技場。Iリーグ(明治U22)の試合が午前11時からあった。

 関東大学リーグの決勝。相手は法政大学U22。

すでに、全国大会出場(仙台)は決めているが、優勝と準優勝ではクラブに与えるインパクトが違う。

トップチームもいま優勝争いをしている最中だし、相乗効果を生み出す可能性がある。

また、優勝の経験値を積むことは、将来の下級生たちのチームに与える影響も大である。優勝することが、選手たちにとって、ただの目標ではなく、当然のことのように感じられるからだ。学生たちからなるチームで常勝チームを作るのは難しい。毎年、主軸の4年生が卒業していくから。だから、4年生は後輩たちに無形の財産を残していってほしい。その「財産」のひとつが、優勝であるのは言うまでもない。

きょうは池上礼一コーチが「優勝」を争える機会はそう何度もあるわけではない、と強調。すばらしいスピーチで選手を送りだした。菊池創太ゲームキャプテン(政経4)も控え室で出陣の声で選手たちを鼓舞する。

ゲームは開始直後から、追い風を利して明大ペース。5分に早くも、左SBの袴田裕太郎(法1)がゴールライン沿いにドリブルで突進。クロスを放ち、FDがシュートを放つが法政DFに弾かれゴールはならず。追い風でいいリズムのときに得点がほしいと思っていると、20分、MF菊池からMF野田陸人(法3)にパスがわたり、いったん右SB上夷克典(商1)に戻したが、そこから上夷がゴール前に絶好のクロスをあげ、ゴール前に詰めていたMFの西原天童(政経4)がヘッドで合せてゴール。

主務の西原のゴールに、スタンドの応援団は湧きに湧いた。やっぱり4年生だ。前半終了直前にも、FDの和田勇樹(国日3)がゴールライン沿いを角度のないところからシュートを放ち、追加点を奪う。2−0と最高の形で前半終了。

ハーフタイムでは、池上コーチから2点というのがサッカーではいちばん危ない点差であることを強調。

もし万が一、同点にされてしまったら、攻撃的なシステムへの変更がありうると黒板を示される。ベンチも、いろいろなシチュエーションを想定して、すべて準備している。そう選手を安心させるスタッフの深謀遠慮。

サッカーは、本当に不思議なゲームだ。90分間ちかくぜんぜん点がはいらなくても、アディショナルタイムに2、3点と一気にはいることがあるからだ。2点は、決してセイフティリードではない。

後半にはいり、こんどは法政が追い風を利して、右からアーリークロスをファーにあげてくる。再三、ボールが延びて、エンドラインを割るが、それでも執拗にあげてくる。プレーも球際に激しくなってきて反則が多くなる。最初に、後半15分に法政のCB3番がイェローカード。28分には明治の野田もイェローカードをもらう。

後半30分、左斜め40メートル当たりから法政のフリーキック。ファーの選手が頭で合せてセンターに折り返し、詰めていた選手がゴールを決める。これで明治のリードは1点。さらにその2分後、日大が左CKを得て、やはりファーに合せてヘッディングするも、サイドネット。ベンチからはゴールかと思われた。

この時間帯、法政が押せ押せのムードで、明治は耐えるときだった。運動量も落ちたようだった。ただちに、ベンチは松田恵夢(文3)の代わりに水町政哉(経営3)を、西原天童の代わりに田村雄人(経営4)を入れて、試合を落ち着かせようとする。

法政の監督がサイドライン沿いで、主審にクレームをつけて、注意を受ける。法政の選手もそれに煽られ熱くなりすぎて、36分には、ひとりの選手がイェローカード。自ら攻撃に水を注いでいる感じで、明治はそれに助けられた。

39分に明治は斜め右でFKを得て、菊池のキックを明治の選手が法政DFと競って、こぼれたところをCB辻拓也(商1)が足でゴールを決める。明治のリードは2点に。

池上チルドレンの勝利が濃厚になったが、ゲームはホイッスルが鳴るまで分からない。ベンチは静かにゲームを終わらせるために、抜かりなく交替のカードを切る。和田の代わりに篠原力(文1)、野田の代わりに佐藤海人(政経4)を投入。

43分からロスタイムにかけて、法政に4度のコーナーキックを与えたが、大事にいたらず、試合終了。3-1で、神川総監督によれば、実に11年ぶりのアイリーグ(関東)優勝を決めた。

試合後、池上コーチが選手たちに胴上げされて、何度も宙に舞った。池上コーチの地道なチーム作りが実を結んでよかった。

4年生の4人とは記念写真を撮ってもらう。菊池創太ゲームキャプテン(国学院久我山出身)、田村雄人(八王子高校出身)、主務の西原天童(明治高校出身)、学連担当の佐藤海人(大分東明高校出身)の4人。普段脚光を浴びない学生たちが本番で活躍してくれて、本当に嬉しい。それぞれのステージでの優勝を、出場した学生たちは誇りにしてもよいと思う。

(写真)4年生:左から田村、菊池、西原、佐藤。

 スタンドでは、普段とは逆に、トップチームの選手たちが大きな声援を送ってくれた。明治の素晴らしい伝統を実感した。

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11月9日(月)のつぶやき

2015年11月10日 | サッカー部長日記

@roberto410 きくち君の字が違っていました。後日、本人に指摘されました。すみません。「菊池」君です。僕の歯医者の名前も、菊池先生です。東北の釜石出身です。菊地と菊池は、どのような地域差があるのか。誰か教えてほしい。


ロベルト・コッシーのサッカー部長日記(32) goo.gl/1xautA

1 件 リツイートされました

きのうの専修大戦の殊勲者の差波優人がいいことを言っている。「ゴールは一回左足で持って、諒がいたので最後までパスを出すか迷ったが、一瞬コースが見えたので感覚で打ったら入ったという感じ」(つづく)


(つづき)「何秒かの世界で僕が判断した結果点が入ったというのはすごくうれしいし、あそこまで僕がフリーだったのは和泉だったり藤本、道渕だったり瀬川だったりというのがペナの中にどんどん入っていってくれたからだと思う。


(つづき)FWにも感謝しなければいけないし、僕だけのゴールではないということはすごく思う。(『明スポ』より)


橋岡、河辺、小野の1年生トリオも、ベトナムで張り切っているようだ。jufa-kanto.jp/news.php?kn=555


差波は、パッサーというかFKとCKの専門家だと思っていたが、ミドルシュートは低く抑えたいいシュートだった。本人も、ワンランク、ステージがあがったと言っていたが、G大阪の遠藤のように、パスしてよしシュートしてよしを目指してほしい! pic.twitter.com/IxVe4LMci1


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ロベルト・コッシーのサッカー部長日記(32)

2015年11月09日 | サッカー部長日記

(写真)チームの勝利を応援部員と分かち合う。

11月1日(日)

 11月上旬にベトナムで、大学選抜の国際大会があり、20歳以下の選手として、明治大学から4名が選ばれた。GKの石田貴俊(政経2)、DFの橋岡和樹(文1)、MFの河辺駿太郎(農1)、小野雅史(政経1)。流通経済大学のグラウンドで合宿をやり、その後、ベトナムに飛んでベトナムやブラジルのチームと試合をする予定。外国のチームと戦って、経験を積み、どんどん成長してほしい。

(写真)東海大Gでアップ中の選手たち

 きょうは、秦野市の東海大学グラウンドまで行き、Iリーグの関東大会の準決勝を観戦。16時30分からのナイター。明治のチームは明治U22で、相手は日大U22。かわいそうなのは日大のチームが昨日も試合があったことだ。野球と違い、連戦はきつい。

 でも、試合ではそんな温情は禁物だ。若者は気持ちひとつで、不可能なことも可能にすることができるのだから。

 試合は、明治が堅い守備からボールをサイドにまわし、右からSB橋岡和樹(文1)、左からSB袴田裕太郎(法1)が盛んにオーバーラップを計り、再三ゴールに迫る。それに対して、日大はDFとGKのあいだにボールを放り込んできて、FWの選手を数名走り込ませる戦法。どちらかといえば、駒大の強引なやり方に似ている。明治のCB山崎浩介(商2)と辻拓也(商1)がどこまで踏ん張れるか。

 前半25分、バイタルエリアでのパスまわしで、金原唯斗(農2)が左から狙いしましたシュートを放つ。ボールは右上のネットに吸い込まれる。待望の先取点。その直後に、日大がバイタルエリアの外、ほぼ正面でFKのチャンス。だが、相手のミスで事なきを得る。前半は、1-0で終了。

(写真)飲み物を用意するマネージャー

 ハーフタイムでは、池上礼一コーチから、リスク管理をしっかりするよう、指示がくだる。栗田監督からも、自分たちの攻撃がうまくいかなくなったときには基本に忠実に!  割り切って守備を徹底するように! との的確なアドバイス。

 後半が始まり、最初の10分は明治のペース。8分にはMF野田陸人(法2)がシュートを放つが、GKに阻まれる。日大は3分、18分、25分と早めに選手を交替させ、打開を計る。

 後半21分、右コーナーキックを得て、菊池創太(法4)のボールに、FKの和田勇樹(国日3)がきれいに頭で合せてゴールを決め、2-0とリード。

 後半30分には、日大にゴール前まで攻め込まれるが、DFが前にはいりシュートを防ぐ。後半35分を過ぎてから、池上コーチの指示通り、リスク管理をしっかりして「淡々と試合を終わらせる作業にはいる」。栗田監督も、さかんに「ゼロでおわらせろよ!」と、檄をとばす。

 神川総監督が前に話してくれたことを思い出す。どうしても後半35分頃になると、選手たちの足がとまる。だから、うち(明治)は伝統的に、その時間帯にも走れるようなチームにしてきた、と。

 単に身体的なことばかり言っているのではなく、メンタル面でもその時間帯でタフになれる選手が一流選手だと言いたいのだ、と素人の私は想像した。

 果たせるかな、選手たちは淡々と時間を消化して、危ない場面を作られることなく、2-0で試合をしめた。

 こういう真剣勝負で、選手たちはすばらしい経験を積むことができたと思う。目には見えないが、自信の面でもひとつグレードアップしたはずだ。ただ、きょう、失敗したこともあるだろう。それを練習の「おかず」に楽しんでほしい。

 東海大学は自宅から往復で4時間かかったが、私にとっても、それだけの成果はあった。道中、急な坂道もあり、けっこう歩いた。帰宅してアプリの万歩計を見たら、1万2千歩を越えていた。

 「私にとって、旅はくつろぎや休息のためのものではない」と言ったのは、アメリカ作家のポール・セローだ。「旅とは行動し、活動し、移動するものだ」(1)

 旅をすると、頭が活性化される。だから、歩かなければいけない。

 註1 ポール・セロー(北田絵里子訳)『ダーク・スター・サファリ』英治出版、2012年、83頁。

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11月8日(日)のつぶやき

2015年11月09日 | サッカー部長日記

明大サッカー部、きょうの専大戦に執念の1-0勝利。雨の中の激闘。後半あと10分あたりからシュートを打ちつづけ87分に差波優人が正面からキラーゴール pic.twitter.com/N8gVrja0UJ


リーグ戦第20節vs専修大は、差波の値千金のゴールで1-0の勝利☆最終節は11/14(土)vs慶応大(13:50/川越)です。自力優勝はできませんが、勝利を飾りインカレに臨みましょう。雨の中、多くのご声援をありがとうございました!! pic.twitter.com/Ux77bvgh1l

越川芳明(ロベルト・コッシー)さんがリツイート | 20 RT

これでついに2位に。勝点差は1。来週は最終戦、慶應と。勝って翌日に試合がある首位の早稲田にプレッシャーをかけたい。 pic.twitter.com/4gcm0K5AUf


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