ばあばの手習い

優雅に2人暮らしのはずが、中々世知がない生活。
それでも孫たちの訪問を喜び、日記代わりの雑記帳。

精霊様送り・・・

2011-08-16 | インポート

お盆が終わり、今朝お精霊様を送って一連の供養が終わりました~

私達の地区は、昨年までは地区内の川のそばの空き地に、自治会の役員さんたちで

竹を4本立てて祭壇を作り、位牌と線香たてを置いて下さり、4地区の方達が収めに来ます。

これは、私がお嫁に来る以前からの風習だったようですが、昨今の事情で今年からなくなりました

2~3年前から、掛川市の方からこのお精霊様の「ゴミ?」の回収はしませんとの通達で

他の地区ではやめていたようですが、我が地区はそれでもって事で続けてくれていたようです

しかし今年からは、各家庭で「燃えるゴミ」として処理してくださいってことですので

ゴミ袋に入れて所定の場所に出しました・・・・・・・

確かに、最終的には焼却場へいき焼却されるとは分かっていますが

なんだか、今流で言えば「ビミョー」な気持ちでしたよ~・・・・・・

私が嫁いで2~3年後くらいの時、義母から「これは女の人の仕事だから」って言われ

仏壇のお飾りをして、白瓜で馬牛を作り(馬で迎えに行って、牛で送りるそうです)

お花は仏壇・お墓ともに、ススキとミソハギを供える物だとの事・・・・

13日の夕方から、16日の朝までしっかりご膳をあげる事。

14日のお昼には「おはぎ」を供え、15日のお昼は「そうめん」を供える事・・・・

そして極め付けは、16日の朝4時起きでご飯をたいて供えて下げて

お飾りあげもの全てと共に送る事・・・・   全てが私の仕事となりました。

早い頃は、夜が白々と明けるのを待って競争のように行ったものでした。

「そんなに、遅がけに行ってはみっともない!」義母の口癖でした。

ですから、数年前から6時~7時の間と時間を決められても、6時になるとすぐ行ったものです。

でも、今日私は6時半まで寝ていました・・・・・

ゆっくりご飯を焚き供えて、ゆっくり片付け、日がさすころ送り火を焚いて・・・

ゴミと一緒に集積所に持って行きました・・・・・・・

あんなに、大変で苦痛と思っていた一連の行事が、懐かしく思う年齢になりました。

多分、仏壇のお飾りも年々省略されていくだろうし、白瓜の馬牛も既製品に変わっていくし

息子達は、一緒に暮らしていないので知らないだろうし、寂しいようなヤレヤレのような・・・

 

  

話はかわって、14日の日に高校の時の「プチ同級会」がありました。

同級生の一人はイギリスにお嫁に行っていまして、今回里帰りをしているって事で

地元の同級生の方が労を取ってくださり、連絡係りをやってくれました。

お茶とケーキで喫茶店での同級会は、小人数ならではの和気合い合いで

楽しいひと時でした~

イギリスへ行った友とは、卒業以来40年ぶりの再会でしたのに、他の人達も同様に

おもかげが残っていて、皆すぐに分かったようです。

日本にいても、外国にいてもこの年になると思うことは一つで、会話はもっぱら「老後」・・・

介護ホームや老人ホームの心配・・・・年金生活で暮らせるか?・・・

果ては、墓地の心配まで・・・・・

それぞれ境遇は違っても、平等に来る老い・・・みんな気持ちは一緒でした。

それでもこれでも、まだまだみ~んな元気・・・

次回に会うのを、楽しみにして散会としました~

今度会う時は「還暦」かな???

今回、企画の労をとってくれた友・・・ありがとうございました~

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