毎年お寺さんで行われていますが、今まで父ちゃん担当でしたので
今年初めてねこ婆が出席しました。
このお十夜法要の後、お寺世話役定期総会があります。
今年は、今にも倒れそうな「本堂」の建て替え案のお話があります。
いつもの定期総会は会計報告、事業報告ですので父ちゃんが顏だけ出していましたが
今回は、お話しが深刻・・・でも父ちゃんはちょっと耳が遠い
で、ねこ婆に行ってくれってことで、初体験をしてきました。
大体、この「お十夜」だって、意味が分かっていませんでした。
詳しい説明は省略しますが
お布施を3000円持っていきます。
受付で納めると、お弁当をくださいます。
それを厨で頂きます。(お味噌汁などを、お寺さんが出して下さいます)
食後、お念仏が始まります。
しびれと睡魔と戦いながらの、罰当たりの様な状態ですが
それでも、日頃善と縁遠いねこ婆も、お十夜のお念仏は千年の善にも勝ると言われれば
それなりに頑張ってきました。
その後の「定期総会」
我が寺は「横須賀城址の菩提寺」となっておりますが、そこは田舎の小さなお寺
お寺さんの位はそこそこ高くても、檀家さんは120件ほど・・・
本堂は震度5程度の地震でも倒れそう・・・
厨だって床が抜けそうに古い・・・
諸事情は、痛いほどわかります。
そんなこんなで平成13年から、建て替え用に檀家全員で積立が始まりました。
一カ月3000円の強制積立・・・
すでに15年近くになり、1軒当たり540,000円の寄付をしております。
だが当然、本堂と厨の建て替えにはとても及ばず、まずは「本堂」のみ
来年あたりに建て替えたいとのお話でした。
が、本堂だけでも建設費用は60%ほどしか溜まっていません
で、ここからが今年の総会の本題・・・・
一軒一律に、500,000円の負担金をお願いしたいと・・・
昔からのお寺さんのあり方から言って、致し方がない事・・・も分かる
しかし、わが息子より少し年上くらいの方からの質問
「お金がないなら、溜まるまで待つか、予算内で小さなものを建てればどうか?」
「正直、今500,000万円はきつい!」
も分かる。
たまたま、私のすぐそばの方々は
「今までこのお寺さんは、こう言う大きな寄付金がなかったから仕方がない」とか
「お寺さんは檀家で養うのが、昔からの決まりだから」とか
そういった声も、聞こえてきます。
みなさん年金生活者の年齢ですので、私的には「すごいな~」と感心してましたが・・・
結構な時間の話し合いも、結論はもう決まっている雰囲気でしたので
みんな、足取り重く帰ってきました。
話し合いの内容から見れば、役員さんも熟考された上での結論もよく分かりますし・・・
昔と違って、今はに農家の方が少なくなり、サラリーマンや年金生活者が多くなってきています。
月々の決まった金額で、やりくりして生活していく中、月々3000円はまだまだ続き
更に一括での大金は、息子世代でなくても納得がいかないでしょうね。
おそらく我が家の息子たちも、同じような考え方では?
若い内から家を出ていますので、お寺さんとの付き合いを知りません。
加えてお嫁ちゃんも、新家の仏壇のないお宅で育っています。
「昔からのご先祖様を供養する」という感覚は、息子でさえ法事をやればいい事と思っています。
時代の流れですので致し方がないですけど、家を継ぐって事の意識の違いがありますね~。
今回、本当に年末ジャンボに期待したいです
「1等が当たったら、本堂をポーンと建てて寄付するのにね~」と
みんな同じことを言ってました。
本当にだれか当たってくれないかな~~~
家に帰ってこの話を聞いた父ちゃん、痛くて回らない首が更に悪化したようです。
「お十夜法要」は日曜日でしたので、土曜日に畑仕事をしておいてよかった
後では、やる元気がなくなりそうでしたから・・・・
で、「玉ねぎの苗」が入荷したとの連絡があり、金曜日の夕方頂いてきました。
土曜日はお天気は良かったのですが、風が強く
マルチシートがパタパタと苗を叩いてしまいますので、上から土をかけて置きました。
隣の畝・・・何も出ていません
「夢咲菜」種が古かったか、全然発芽しませんでした~
今年は、ご近所さんも2回撒き直してほんの少し発芽したとのことですので
種だけの問題ではないかもしれませんが・・・・
植え付けは午前中で終わり、午後からは絵画サークルの友人と会いました。
サークル創立当初のメンバーの方が、先日がんで61歳でお亡くなりになりました。
その方とは直接面識はなかったのですが、「遺作展」を近くの喫茶店でやられるとの
ご案内をサークル宛てに頂きましたので、2人で行ってきました。
ゆっくりお茶をしながら鑑賞してきました。
友人は私より一つ年上、絵画を通じてお知り合いになったのですが、
ちょっと感覚が似ていて気が合い、親しくさせていただいています。
もう10年以上の付き合いですが、色々な話の中で長男が小1~2年の頃、
他のクラスでしたが担任だったようです。
息子の同級生のお母さんの話から「え~?じゃあ私が担任の学年じゃない?」
お互いに、全然分からなかったんです。
長男も次男も3クラスありましたので、担任の先生以外は全然知りませんでしたから・・・
図書館で待ち合わせして、1台で行きましたので、図書館に戻ると
前の公園のコスモス畑がもう終わりですから、ご自由にお持ち帰りくださいと・・・
たくさんの方が摘んでいましたが、私はハサミもなくほんの少し摘んできました。
玄関に飾ってみました。
秋だな~って気がしますね
そうそう、でもお墓詣りに行ったらもう「千両」が赤い実をつけていました。
じじばばには厳しい「クリスマス」「お正月」は近いぞ~