10月も後2日というのに、週末ごとに台風が・・・・
今回は駆け足で過ぎて行ってくれたが、それでも大雨で交通機関がストップ
考え様によっては、土日でよかった??
で、ねこ婆は今週も又「引きこもり老人」となって、ほとんど外出せず・・?
あっ、そうそう
土曜日、小降りの時を狙って、義兄のお見舞いに行ってきました。
簡単な手術、もうすぐ退院って事で、お見舞いに行く身も心なしか気持ちが軽い
入院中お義兄は、同級生やら知人やらが、同じ様に入院していてびっくりと・・
自分も後期高齢者(75歳)なのに
「どこの病院も、年寄りばっかりで気が滅入るが、ここは割と若い人がいる」と・・
75歳は若い??
若い人から見れば、十分年季が入っていると思いますが~~
昨今は、定年が65歳に引き上げられたり、75歳までは働こうと奨励されています。
元気で働けることは、本当にいい事ですが
わが身に振り向けば、慣れた仕事でのミスが多くなり
そんなことろでミスをした自分に落ち込み・・・・これが年って事かと
当然、目・耳・頭?が悪くなり、何回も確認をしたり聞き直したり・・・
若い方から見れば、そのあたりが「年よりの定義」かな?と・・
勿論個人差があります。
が、自分の中では、年齢ではなくこの処理能力が、老化の定義と感じています。
そんな中、今回の雨の週末は、絵画でもなく椅子作りでもなく
「晴耕雨読」の読書を
ねこ婆の事ですから、もちろん古本屋さんでまとめ買いした内の1冊・・
人間の終末医療の関する物語が
オムニバスの様に短編で繋がっていく物語・・・
最初の一遍は、小学生の少女の病気での死
次が、同級生を海で亡くした40代男性の「癌」での死
次が、母子家庭の母の癌での死
次が、若い母の癌での死
最後には、それぞれのどこかに登場した人物で繋がっていました。
全てが今の時代で言えば、若い方の死の物語でした。
逝く人の無念、残された人の苦悩・・・
雨の続く週末に読むには、ちょっと重いかな?と思いましたが
そんな感じももなく、読み終えた後はホッとしたような、暖かいような・・・
人間の死は、必ず万人に訪れますが、時期は神のみが知るです。
小説の中の、子供の言葉ではありませんが
「なんでママなの?もっと長生きしてる人いっぱいいるのに・・・」と
そうなんですよね~
生まれるのは順番でも、死ぬのは順番ではない。
その人が、人徳者だろうが、金持ちだろうが関係ない。
神様が決めた運命なんですよね~
それでも、私はひつこく神様にお願いしたい
子や孫たちが、私たちを送ってくれるように願いたいと・・・・
順番ではないかもしれないなんて言わずに、順番に送って欲しいと・・・
決して、逆さなんてことがない事を・・・
ほんの題名ではありませんが
その日の前までは、心穏やかに暮らして行きますから・・・