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アレルギー性体質の根治について / 白砂糖・三温糖の害は恐ろしい 『自然お産のすすめ』監修 甲田光雄  

2012-06-09 | 病・体質改善

 http://blog.goo.ne.jp/green7pp/e/417cb0d4d7be12b05b37794e1ee291be より

  アレルギー性体質の根治について

 『自然お産のすすめ』監修 甲田光雄 編集 すこやかな子供を育てる勉強会 春秋社


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最後に、アレルギー性体質の赤ちゃんのために、
どのような食事療法がよいかという問題について、
筆者の臨床経験から述べてみたいと思います。

新しい出産法で胎便を完全に排泄した赤ちゃんは、
アレルギー性疾患、
すなわち小児喘息とかアトピー性皮膚炎などに殆んどかからないものです。

しかし、胎便の排泄が不完全であったり、
その後の育児法に間違いがあったりした場合、
多少アレルギー性疾患にかかることもあります。


このような場合の食事療法としては、
完全菜食をまもるという方針でやってゆくようおすすめします。

完全菜食といっても、
チリメンジャコやゴマメなど小魚類は
子どもの発育に不可欠のカルシュウムを豊富に含んでいるのだからという理由で、
これらを食べさせている母親が意外に多いのです。

しかし完全菜食でありますから、このような小魚類もだめです。
またダシジャコとか、カツオのダシなども禁止して下さい。
ダシはコンプとかシイタケのようなものを使って下さい。
 

とにかく、動物性食品は腸内で腐敗しやすく、
そのための分解産物が腸壁から吸収されると、
これがアレルゲンとなって症状を悪化させる原因となるのです。 

しかし植物性のものでも大豆やソバなど、
アレルゲンとなっている場合が少なくありません。

それゆえ、完全菜食であれば完全だということにはならないのです


そのため病院で診察検査を受け、
どのような食品がアレルゲンとなっているかを詳しく調べてもらう必要があります。


大豆は蛋白源として重要な食品ですから、
この大豆製品が食べられない場合は日本人として大変困ることになります。


したがって大豆がアレルゲンとなっている人はその代替食として麩(ふ)を用いたり、
やむを得ず白身の魚(たとえばカレイとかタイなど)を食べることになります。
 

この問題については拙著『アレルギー性疾患克服への道』(創元社)の中で
詳しく説明しておきましたから、ご一読下さい。
 

ところで現代医学では、アレルゲンの探索に血眼になっているようですが
筆者はこれについて少し発想の転換を計るべきではないかと主張したいのです。
 

各種のアレルゲンを泥棒のようにみたてて
シラミ潰しのように探すのも悪くはないでしょうが

しかし泥棒は本当に浜の真砂のごとく尽きません。

どれだけ調べても、まだ残っているという可能性があるのです。

そこで、泥棒の探索よりはむしろ戸締まりをしっかりして、
泥棒を中へ入れないようにする方法を考えたらよいでしょう。


それには腸壁や気管支の壁などに傷をつくらないことがまず肝要と主張したいのです。
腸壁に傷がなく完全な粘膜であれば、未消化の大きな分子などはそこから吸収されません。

ところが腸粘膜のどこかに傷ができると、そのようなものも吸収されてしまうのです。

これらは人体にとっては栄養素にならず、
むしろ異物(泥棒)として取り扱われることになります。

すなわちこれが抗原となり、それに対抗する抗体が体内でつくられ、
これらの抗原抗体反応がいわゆるアレルギー症状として現われてくるわけです。

 

したがってアレルギー性疾患を治すのには、
やはり腸や気管支の粘膜にできているであろう傷を治すことが肝要
となるのです。 

いったい、このような傷はどうして出来るのか。

たとえば腸について考えてみると、
やはり何といっても食事の誤まりが指摘されるでしょう。

一日三回の食事どころか間食、夜食と、のべつまくなしに食べて
胃腸を酷使する人も少なくないと思いますが、
そのような人は、どうしても胃腸の粘膜に微細な傷をつくってしまうことになります。


これは肉眼で見てもわからないような小さな傷ですから、検査をしてもわかりません。
しかし、実はこのような傷が問題なのです。

食物として摂り入れたもの、
たとえば蛋白質は完全に消化分解されアミノ酸となって腸壁から吸収されるのですが、

その蛋白分解がまだ不完全でポリペプチッドといった
大きな分子のまま腸壁の傷から吸収されてしまうと
厄介なことになるのです。 

胃腸の酷使によってもたらされる粘膜損傷の修復といった意義も、考慮に入れた食事法、
これこそ本当の健康をめざす上で不可欠な道だということを訴えたいのです。


筆者が一日二食主義を唱えておりますのも、このような意味からであり、
摂り入れるだけのプラスの栄養学よりも、
老廃物の排泄に重点をおいたマイナス栄養学
を訴えるのも、このためであります。
 

腸や気管の粘膜に傷がなく異物(泥棒)の侵入を許さなければ、
体内に入って抗原となることができません。

したがってまた、その泥棒を捕える警官(抗体)も必要ではなくなるでしょう。

泥棒を捕えて騒ぐよりは、
それを入れないような工夫をするという発想の転換の必要を主張する筆者の意図が、
これでわかっていただけたと思います。
 

なお、宿便が腸壁内に潜りこんでいる場合には、そこの腸粘膜の透過性が異常となり、
やはり異物を通過させる原因となります


それゆえ、腸壁を完全な健康状態に保ち、異物の吸収を防止するために、
宿便を溜めないような工夫をしなければなりません。

アレルギー体質の根治には宿便を排泄しなければならないというのは、
このような理由があるからです。
 

断食療法がアレルギー性疾患に効果的なのは、断食によって腸壁の傷が治り、
また宿便が排泄されるからだということで説明ができると思います。
 

最後に、砂糖食品とアレルギー性疾患との関係について申し添えますと、
実際に、臨床上の観察でも、砂糖菓子を過食したら
アトピー性皮膚炎の湿疹がひどくなって困ったというような症例に遭遇します。


砂糖は腸内で分解されて果糖とブドウ糖になりますが、
それらが抗原になっているかどうかを調べるパッチテストをしても、
たいていは陽性にでてきません。

ですから「砂糖が悪いなんて出鱈目をいうな」と反論する人もおられるのです。 

しかし、これは砂糖が腸内で醗酵し、そのため腸の粘膜をあらし、
傷つけているということを知ったら納得のゆく問題なのです。

そのために、たとえ大豆とかソバなどがアレルゲンであっても、
腸壁の傷を治すべく断食療法や少食主義などを実行していると

不思議なことに、
それらを食べてもアレルギー症状がおこらなくなるというケースがあるのです



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 砂糖でミネラル欠乏・・らしいですにゃ。アトピー改善法というメルマガによると、そこがいちばんの問題のようで。

 定期的にいっぱい配信されていますが、最近の分から少しだけ引用。

ーー白砂糖が体内に入ると、その分解のために、皮肉にもその精製過程で
 失ったビタミンB1、カルシウム等を必要とするのです。


ですから白砂糖を日常的に摂り過ぎますと、体内のビタミンやカルシウム
がどんどん奪われ、ついには骨から削ってくるしかない事態になります。


そうすると骨は弱くもろくなり、骨折しやすくなったり、関節痛や腰痛を
引き起こしたり、歯(歯茎)が弱くなったり、視力が低下したり、また、
体液が酸性に傾くことによって皮膚かぶれや吹き出物等のトラブルも多く
なります。


カルシウムが不足して、血液中のカルシウム濃度が低下すると、カルシウ
ムセンサーがカルシウム不足をキャッチして、副甲状腺ホルモンが分泌さ
れ、骨からカルシウムが溶かし出され血液中に補給されます。


その時、副作用としてあらゆる細胞内に余分なカルシウムを増やしてしま
うのです。

これがあらゆる病気(糖尿病、ガン、アレルギー、高血圧、アルツハイマ
ー等)や老化の元凶となります。


また白砂糖は、ビタミンCにも悪影響を及ぼします。

現代人に多いストレスを甘いもので解消している人は特に要注意です。

このビタミンCは、抗ストレス剤として体内での副腎皮質ホルモンの合成や、
骨や皮膚をつくるのに重要なコラーゲンの合成に不可欠ですので、ストレ
スの多い人や、骨や皮膚に病気をもっている人は特に白砂糖を避けるべきな
のです。


三温糖というのは、白砂糖やグラニュー糖を取った残りの蜜をさらに煮詰め
てカラメル化したものです。


白砂糖と同じく三温糖も避けて下さい。


では、甘いものを摂る場合はどうすれば良いのか?


黒砂糖やハチミツなど自然の甘味を取り入れると良いと思います。ーー

 
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  ↑のブログさまより、もう一つ記事。



 白砂糖の害は恐ろしい(14)砂糖の過食で心筋梗塞

  『白砂糖の害は恐ろしい』甲田光雄 

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【砂糖の過食は心筋梗塞をまねく】         



砂糖の過食が動脈硬化の原因になるということがわかれば、やがて心筋梗塞のような命取りの恐ろしい病気に発展してくるであろうことは、誰しも理解出来ることだ。

これを最初に唱えたのはイギリスのロンドン大学のユドキン教授で、一九五七年七月のことである。

この教授は世界十五カ国の栄養摂取状態と心筋梗塞による死亡率の関係を調べた結果、心筋梗塞の原因の一つとして砂糖が最も有力な候補者であることを突き止めたのである

この報告は、世界の学界に大きなショックを与えた。
 
その後、日本でも金沢大学の村上元孝教授が兎を実験台にして、これに砂糖を一日50gずつ与えたところ、25週間目には心臓の冠動脈に心筋梗塞を認めたと報告しておられる。

事実、日本における心筋梗塞その他の心臓病による死亡率は、砂糖消費量の増加と平行して増加の一途を辿っている。

昭和四十二年の死亡率が、昭和三十年の六倍近くも増えているのである。
                        
また、テルアビブのヘブライ大学Hadassah医科大学糖尿病科のDr.Aharon Cohenは、砂糖が高コレステロール血症や心疾患の発生に関与する重要因子であり、しかも、おそらく脂肪の役目を上回るかもしれないと、データを示して報告している。

Cohen氏はイスラエルに来てから数年間に診察した六、〇〇〇例のイエーメン人(従来のイエーメン食をしている)の中に糖尿病患者がおらず、これに対して、同地に二十五年以上住み、西欧化した食事習性をしていた八○○例のイエーメン人には、ヨーロッパやアメリカからの移民と同程度に糖尿病が発見されたことから、この両者の食事方式の違いに関心を持ち、研究を進めた。
 
そこで調べてみると、いわゆる「イエーメン食」とは、主に動物性油脂(飽和脂肪酸)とでんぷんから成っていることがわかった。

「西欧式食事」では全脂肪の30%~40%が植物性の不飽和脂肪酸で、炭水化物の方はでんぶんの大部分を砂糖が肩代りしているのである。

そして、前者の食事方式よりも後者の食事方式に糖尿病発生率が圧倒的に多いことから、砂糖が心疾患や高コレステロール血症発生の重要因子であることの確証を得た。

 
それではどうして、砂糖の過食が心筋梗塞の原因になるかという点について、村上教授は一つの推論として次のようなことを考えておられる。
  
これまで砂糖を食べるとブドー糖と果糖の二つに分解されて、体の中に吸収され、砂糖の形のままでは体に入らないと考えられていた。
ところが、砂糖のままの形でもかなり吸収されていることがわかったのである(表6を参照)。

 
そうなると、小さな砂糖の粒子のままで血管内をぐるぐるまわっているうちに、この蔗糖の影響を受けて血小板の粘着能(血管壁につきやすくなる性質)が高まり血小板血栓などが生じて血流を障害し、これが心筋梗塞の原因になってくるのではないかと考えておられる。
  
一方、心筋梗塞の治療法については、最近の医学界では副血行路の発達を促して、心筋の虚血を防ごうということに努力が傾けられている。
そして、副血行路の発達を促進させる薬剤の開発に製薬会社は懸命である。

最近、東京女子医大の三浦教授らが、心臓のすぐ近くの大動脈までカニーレを差し込んで、これにポンプで血液を送り副血行路の開発を促がす方法を考案し、心筋梗塞を起こした犬に試みて、大変良効を得たということを発表しておられる。

  
このように、心筋梗塞の治療に副血行路の再生と強化が役立つということがわかれば、
逆に今度は、心筋梗塞になるのは、生体に自然に備わっている副血行路(別名グローミューとか動静脈吻合枝など)が砂糖の過食によって機能障害をおこし、その結果、血液循環の調節に支障が生じたためではないかと推量してもよいだろう。

実際、心筋の収縮、拡大にはカルシウムの存在が不可欠であることは、既に学問的に明らかであるし、また、動脈壁の硬化、老化もカルシウムの代謝が大きく影響していることは既に学問的に証明済みであるが
砂糖の過食によってカルシウムの欠乏がおこれば、当然、心筋ならびに心血管に異常をひきおこすことは容易に理解できることである。
 
実際また、臨床上の観察からも、砂糖と副血行路との関係の深さを証明できる。

例えば、「しもやけ」の治療に際して、砂糖の過食がてきめんに症状を悪化させる症例をみてもよくわかるだろう(後述)。

したがって、白砂糖の過食が副血行路の機能を障害するということになると、もっとほかの色々な疾患の原因に白砂糖の過食が大きく影響しているだろうということが納得できる。
 
そこで、砂糖の過食で副血行路、特に動静脈吻合枝(グローミュー)の機能が障害されたらどうなるかを少し説明しておくことにする。


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