世界に誇る「日本アニメ」の現状。
有休助言「始末書」 残業不能「価値なし」 終電帰宅「早過ぎ」
「名探偵コナン」など人気アニメーションの背景動画制作をしている「スタジオ・イースター」(東京都杉並区)で働く労働者が、残業代不払いや不当配転、退職強要など違法な職場環境をただし、働き続けられるアニメ業界に変えようと裁判に訴えてたたかっています。
東京地裁(吉川昌寛裁判官)で17日、第1回口頭弁論が行われました。
退職強要など正せと裁判 東京地裁で第1回弁論
原告は、山田徹さん(48)、猪鹿倉(いがくら)智幸さん(34)、陳盈如(ちん・えいじょ)さん(24)=女性=の3人。一人でも入れる杉並一般労働組合(杉並区労連加盟)と映演労連フリーユニオンに加入しています。
~杉並区労連に相談~
山田さんは、パソコン・サポートの専門家として、2006年5月に入社し、コンピューターネットワークなど作業環境を整える責任者でした。
09年6月、退職を希望する社員に有給休暇が取れることをアドバイスし、申請書類を渡したことを理由に、会社から始末書提出を強要され、降格されました。昨年6月には配置転換で職場から隔離され、一方的に減給されました。
山田さんは、昨年8月、一人でも入れる労働組合の存在を知り、杉並区労連に相談。アニメ業界に詳しい映演労連・東映動画労組なども直ちに協力しました。
「あなたは間違っていないと言われて救われた」と山田さん。「職場には声なき声があふれている。働く権利、会社の責任、人権を問いたい」と話します。
~体壊して労災申請~
猪鹿倉さんは、原画やレイアウト用紙をスキャナーでパソコンに取り込む作業に長時間従事し、首、肩、腕に痺れと痛みが生じ、労災申請中です。
会社から「体を壊して残業ができなくなったので、価値がない」「残業ができないなら会社を辞めたほうがいい」「アニメ業界に時間外労働や残業代という考え方はない」などといわれ、繰り返し退職強要を受けました。
~すばらしい作品を~
台湾出身の陳さんは、子どもの頃に見た日本のアニメに憧れて日本語を学び、11年3月、念願の仕事に就きました。
「自分の名前が、はじめて作品のテロップに載ったときには、お母さんが来日して一緒にテレビを見て、感動しました」
しかし労働実態は、深夜の終電で帰ろうとしても「なぜ、そんなに早く帰るのか」と非難され、しかも残業代が出ませんでした。
過酷な労働で、手や腰が痛み、ストレス性十二指腸潰瘍、不眠症などになりました。会社と3時間以上もの個人面談で退職を強要されました。組合に加入してからも、不当な配転命令など嫌がらせが続いています。
陳さんは「日本のアニメは、労働者を犠牲にしなければ作れないのでしょうか。みんなが働きやすい職場の方が、すばらしいアニメを作れるはずです」と、意見陳述で訴えました。
裁判は事実関係についての答弁を会社側に求めています。次回口頭弁論は7月5日です。
杉並一般労組と映演労連ユニオンは、労働者を支援する共闘組織の結成を計画し、「アニメのまち・杉並」から働くルールを作ろうと呼びかけています。
(しんぶん赤旗日刊紙2012・5・18)
スタジオ・イースター
http://www.studioeaster.com/
にゃんだか、このコナンの職場訴訟のページが5月20日に2千ページ越えの閲覧数ですごいことになってましたので、ちょと宣伝。
しんぶん赤旗Wikipedia ←クリック プリーズ
↑日本最大の政党新聞(日本共産党発行)。
大企業の広告なしで制作していますので常に発行存続の危機・・?
戦前は、治安維持法のもとで弾圧され、地下新聞でしたが戦後合法となり、
現在も財界がらみの攻撃(メディア含む)と人々の誤解にさらされながらも権力に抵抗しつづける。
ただ今は、 「消費税に頼らない財政」への道 という提言を宣伝柱に、
日本共産党・しんぶん赤旗はあらゆる社会の問題(原発・TPP・国際政治問題等)に提言を続けるも、宣伝が行き届かないために広くは知られない。
ちなみに、日本の選挙では小選挙区の候補を立てるのに、約300万円もの供託金(一定数の得票を得ないと没収)を強いられる。。
日本共産党以外の政党が、努力無しに政治資金を獲得するため憲法違反の”政党助成金”を国民の許可も得ず採用し受け取り続けているにも関わらず。
このことは、「貧乏人にも優しい」政治家の立候補を阻むものとなる(金の都合がつく立場の者だけが立候補でき、優位に活動できる⇒金持ちに都合のいい政治家が生まれやすい)。
明治時代からの、「一定の基準(納税額)を満たす男子」に限ってのみ選挙資格を与えるというような、社会的弱者を政治参加させない制度のなごりが、いまだあるのだと考えなければならにゃい。
この供託金制度により日本共産党には、ますます市民に敬遠されるリスクを背負ってまで選挙のたびに市民に募金を訴え、足りない場合は地域の党員が負担するという負担がのしかかり続けるのだにゃ。
支持者・協力者が増えれば、社会の進歩は目覚しくなり、悪化の一途をたどる日本社会に身銭を切って抗う人々の負担も減らせるはずなのだが・・・
共産党は、ためしに、この供託金制度反対や、弾圧の中の反戦活動の史実、日々生活・労働・法律の相談を無料で行っていることを、もっと声を大にし単純明快にアピールしてみてはどうだろうかにゃ。。。
このご時勢、相談窓口がパンクする恐れがあるかもしれにゃいが。。。
「もし」日本共産党が「ドラ(えもん)」のように可愛くて親しみやすくて面白かったら・・
いや、ちょっとでもおしゃれだったりしたら・・ドラッガー読んでマネジメント能力が高まれば・・・
中身見ると、分かりやすいんですがにゃ。。。 赤身食うと血肉になるにゃん。貧乏にはならないにゃん(今より損するのは、盗人の類だけにゃ)。
自衛隊⇒国防軍 大日本帝国憲法に逆戻り!? 天皇元首化 ←こんな動きもありますし。何もかも繋がってます。
有休助言「始末書」 残業不能「価値なし」 終電帰宅「早過ぎ」
「名探偵コナン」など人気アニメーションの背景動画制作をしている「スタジオ・イースター」(東京都杉並区)で働く労働者が、残業代不払いや不当配転、退職強要など違法な職場環境をただし、働き続けられるアニメ業界に変えようと裁判に訴えてたたかっています。
東京地裁(吉川昌寛裁判官)で17日、第1回口頭弁論が行われました。
退職強要など正せと裁判 東京地裁で第1回弁論
原告は、山田徹さん(48)、猪鹿倉(いがくら)智幸さん(34)、陳盈如(ちん・えいじょ)さん(24)=女性=の3人。一人でも入れる杉並一般労働組合(杉並区労連加盟)と映演労連フリーユニオンに加入しています。
~杉並区労連に相談~
山田さんは、パソコン・サポートの専門家として、2006年5月に入社し、コンピューターネットワークなど作業環境を整える責任者でした。
09年6月、退職を希望する社員に有給休暇が取れることをアドバイスし、申請書類を渡したことを理由に、会社から始末書提出を強要され、降格されました。昨年6月には配置転換で職場から隔離され、一方的に減給されました。
山田さんは、昨年8月、一人でも入れる労働組合の存在を知り、杉並区労連に相談。アニメ業界に詳しい映演労連・東映動画労組なども直ちに協力しました。
「あなたは間違っていないと言われて救われた」と山田さん。「職場には声なき声があふれている。働く権利、会社の責任、人権を問いたい」と話します。
~体壊して労災申請~
猪鹿倉さんは、原画やレイアウト用紙をスキャナーでパソコンに取り込む作業に長時間従事し、首、肩、腕に痺れと痛みが生じ、労災申請中です。
会社から「体を壊して残業ができなくなったので、価値がない」「残業ができないなら会社を辞めたほうがいい」「アニメ業界に時間外労働や残業代という考え方はない」などといわれ、繰り返し退職強要を受けました。
~すばらしい作品を~
台湾出身の陳さんは、子どもの頃に見た日本のアニメに憧れて日本語を学び、11年3月、念願の仕事に就きました。
「自分の名前が、はじめて作品のテロップに載ったときには、お母さんが来日して一緒にテレビを見て、感動しました」
しかし労働実態は、深夜の終電で帰ろうとしても「なぜ、そんなに早く帰るのか」と非難され、しかも残業代が出ませんでした。
過酷な労働で、手や腰が痛み、ストレス性十二指腸潰瘍、不眠症などになりました。会社と3時間以上もの個人面談で退職を強要されました。組合に加入してからも、不当な配転命令など嫌がらせが続いています。
陳さんは「日本のアニメは、労働者を犠牲にしなければ作れないのでしょうか。みんなが働きやすい職場の方が、すばらしいアニメを作れるはずです」と、意見陳述で訴えました。
裁判は事実関係についての答弁を会社側に求めています。次回口頭弁論は7月5日です。
杉並一般労組と映演労連ユニオンは、労働者を支援する共闘組織の結成を計画し、「アニメのまち・杉並」から働くルールを作ろうと呼びかけています。
(しんぶん赤旗日刊紙2012・5・18)
スタジオ・イースター
http://www.studioeaster.com/
にゃんだか、このコナンの職場訴訟のページが5月20日に2千ページ越えの閲覧数ですごいことになってましたので、ちょと宣伝。
しんぶん赤旗Wikipedia ←クリック プリーズ
↑日本最大の政党新聞(日本共産党発行)。
大企業の広告なしで制作していますので常に発行存続の危機・・?
戦前は、治安維持法のもとで弾圧され、地下新聞でしたが戦後合法となり、
現在も財界がらみの攻撃(メディア含む)と人々の誤解にさらされながらも権力に抵抗しつづける。
ただ今は、 「消費税に頼らない財政」への道 という提言を宣伝柱に、
日本共産党・しんぶん赤旗はあらゆる社会の問題(原発・TPP・国際政治問題等)に提言を続けるも、宣伝が行き届かないために広くは知られない。
ちなみに、日本の選挙では小選挙区の候補を立てるのに、約300万円もの供託金(一定数の得票を得ないと没収)を強いられる。。
日本共産党以外の政党が、努力無しに政治資金を獲得するため憲法違反の”政党助成金”を国民の許可も得ず採用し受け取り続けているにも関わらず。
このことは、「貧乏人にも優しい」政治家の立候補を阻むものとなる(金の都合がつく立場の者だけが立候補でき、優位に活動できる⇒金持ちに都合のいい政治家が生まれやすい)。
明治時代からの、「一定の基準(納税額)を満たす男子」に限ってのみ選挙資格を与えるというような、社会的弱者を政治参加させない制度のなごりが、いまだあるのだと考えなければならにゃい。
この供託金制度により日本共産党には、ますます市民に敬遠されるリスクを背負ってまで選挙のたびに市民に募金を訴え、足りない場合は地域の党員が負担するという負担がのしかかり続けるのだにゃ。
支持者・協力者が増えれば、社会の進歩は目覚しくなり、悪化の一途をたどる日本社会に身銭を切って抗う人々の負担も減らせるはずなのだが・・・
共産党は、ためしに、この供託金制度反対や、弾圧の中の反戦活動の史実、日々生活・労働・法律の相談を無料で行っていることを、もっと声を大にし単純明快にアピールしてみてはどうだろうかにゃ。。。
このご時勢、相談窓口がパンクする恐れがあるかもしれにゃいが。。。
「もし」日本共産党が「ドラ(えもん)」のように可愛くて親しみやすくて面白かったら・・
いや、ちょっとでもおしゃれだったりしたら・・ドラッガー読んでマネジメント能力が高まれば・・・
中身見ると、分かりやすいんですがにゃ。。。 赤身食うと血肉になるにゃん。貧乏にはならないにゃん(今より損するのは、盗人の類だけにゃ)。
自衛隊⇒国防軍 大日本帝国憲法に逆戻り!? 天皇元首化 ←こんな動きもありますし。何もかも繋がってます。
そんなこと言っていただける方にご訪問いただき吾輩も幸運、
ありがとうございます(^= ・v・=^ )☆彡
しんぶん赤旗の記事など、良心報道のパクリ記事を載せることが多いのですが、
このスタジオイースター訴訟の記事は、どなたかにツイッターで拡散していただいたおかげで一時沸騰しました♪
※情報収集ニガテな管理人です。この際、みなさまから当ブログへの情報提供も歓迎いたします♪
私は今どきのアニメ興味ないんですが何とかしないとアニメ界の未来もますますなくなりそうですね。
文化は国を挙げて守らなければならないし、
どこの業界も中抜きやら非正規雇用、派遣労働やら下請け叩きやらで酷く、
根本政策からも規制緩和を止め、規制強化をしないとどうしようもない国になっているというのに、なぜこんなに日本人は我慢強くてお人よしで何度もメディアに騙されるんでしょうか。。。
ああ天龍三郎(昭和初期春秋園事件を起こした力士、春秋園事件当時28歳)や水の江滝子(松竹レビューガールの待遇改善を目指してのちに桃色争議と言われる決起において委員長となった女優。桃色争議当時18歳)やアントニオ猪木(日本プロレスのダラ幹を見限りクーデターを起こすも追放の憂き目にあいその後新日本プロレスを立ち上げる。当時28歳)のような義の人はいまや皆無か。
まあ誰もやらないなら自分まずが手を挙げてみるというACジャパンの名言通り自分がいずれ立たねばと思ってはおりますが。
ひとつアイディアとして考えがあります。
小学生たちにもわかる、アニメ制作の現場の理不尽さを説く教材でも作って各地で公演しようかとも思います。
まず子どもたちに問う。「ひどく疲れているのに寝ちゃいけないって言われたらどうなる?」とまず問う。当然子どもたちから「死ぬ!」「体を壊す!」と答えが返るだろう。
ついで「きみたちのお父さんやお母さんよりたくさん働いたのに生活が成り立つだけの給料はおろかお小遣い銭程度ももらえなかったらどうする?」と問う。おそらく子どもたちからは「文句を言う!」「怒る!」「飢え死にする!」と声があるはず。
で、そのあとで、寝る権利、休む権利、働いた分だけの給料をもらうという権利という、本来憲法や法律で保障された大切な権利が、まったく守られていないのが、君たちが見ているアニメを作っている会社なんだよ、と説く。
それに対して何らの対策をしてくれないのがいまの日本の政府であり、役所なんだよと説く。
さらに呼応するようにアニメーターは決起、従来の搾取構造から決別し新しい仕組みを俺たちの手で作る!と、自主配給・興行をなす。
当然そのプロセスではオタクの聖地コミックマーケットの協力を仰ぐ。表現規制反対を呼び掛けたのと同様アニメ界の根本的改善に協力を呼びかければきっと大勢の融資が金銭を出し署名を集め協力してくれるはず。協力しない奴はアニメフアンに非ずという空気ができると確信を持って言える。
アニメで濡れ手で粟を謳歌していた軽営者はがぜん青ざめるもすでに時おそし、かくして従来の搾取構造は崩れ果て、アニメ界は本来あるべき姿を取り戻すのでありました、めでたしめでたし。
・・・・まあそううまくゆくためにはもっと作戦をじっくり練って何度もたたき台をつくり根回しをしていく必要があります。
「小学生にもわかるように」というのは、スティーブ・ジョブズも言っていたことですし、より多くの人に危機感を与えるために子どもをまず取り込むことも、よいと思います。アニメならば子どもが主役なのでそれもやりやすいですね。
子ども相手でも、表現規制や集会規制の考え方の異常性・「権力とは何か」「戦争との結びつき」「憲法とは何か」の話まで上手く伝えられれば、構造も飲み込めると思いますし、アニメファンに限らない普通の頭を持った人間全員にとって、より有効なアピールになるかと思いますね。
むしろ、子どものほうが素直に飲み込み良さそうですし。
まず「多勢」に危機感を与えることが重要なのは、日本共産党にも言えることで、アニメ界など、芸術・趣味産業の分野とのタッグを組むのも手だと思いますがーー
「お願いします」的姿勢で根本的なものが伝わっていなければ社会的進歩はなかなか無いですよね。
ブログ「光をめざして」の5月19日のエントリ(ttp://blog.livedoor.jp/mark22003/archives/51810119.html)で知りました。
正直自衛隊のカッコ良さばかりを強調する映像番組が増える傾向に危機感を覚えます。
近頃ほんとにあからさまな自衛隊宣伝が目立って気持ち悪いですね。わけもわからん幼児じゃあるまいし、正味「軍隊組織」がそんなにかっこいいのか
最近、全寮制工業高校という形だが、中身はほんとに自衛隊予備校?みたいな、生活費まで面倒見てくれて、給料まで出るという訓練学校紹介の番組もありましたね。
もちろん、いい雰囲気で宣伝調でした。
アメリカみたいに低所得者がカモに。あ~やだやだ。
宇宙刑事とか戦隊ヒーローとかのような単純な勧善懲悪でしか物事をとらえられない幼稚で愚かな大人が増えている証拠でもありましょう。
日本を正義の銀河連邦警察になぞらえ、隣国に特定亜細亜などという仮想敵国のレッテルを貼り、マクー(宇宙刑事ギャバンに出てくる地球征服をもくろむ組織)さながらに敵視し迫害して、幼稚で愚かな大人は宇宙刑事にでもなったような気分を味わって日頃の不平不満を解消するのでしょう。
迫害するべき敵を全く誤った、あるいは意図的に怖いから無視した、愚劣極まるオトナコドモがあんまり日本には多すぎると思います。