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危険な「知識人」たち

2009-01-28 | その他の政治経済
 私の政治に関する一連の記事の一部でも読んでくださった方の中には、失笑してお帰りになる方々も多数おられると思います

 先ほど、某「知識人」らしき人のブログを覗いてきたのですが、危ないことが書かれておりまして、そのような考えがまだ「知識層」の中に氾濫している、「知識層」人口の多くを占めているかもしれないと思うと、まだ当分の間、世界は同じような過ちをくり返すのだにゃ・・・と暗雲たちこめた気分になってしまいます。

 そのブログの管理人さん、それに群がる方々は、「資本主義の限界」という言葉や、世界が軍縮に向かっていることの意味を考えたことがあるのか、疑問に思います。いや、考えたくないのかな。

 左翼は日本の競争力に害をもたらすなどと言いますが、そういうことを上から目線で言う人たちは、日本はアメリカのような超格差社会を目指すべきと言っているのと同じです。治安も、もっと悪くなってもかまわないのでしょうか?

 格差があっても今時点で競争力ある企業さえ生き残れば良いとお考えなんでしょうね。 左翼がちょっとくらい大企業の取り分の「邪魔」をしても十分生き残ると思いますが、それじゃいやなんでしょうね。
 自分がよければそれでよくて、もっと格差が拡がって、国が衰退していくのを見たいのでしょうか。
 将来は、他国と対等に渡り合うことを放棄して、自分の国だけでやっていけばいいとでもお思いなんでしょうか。(それができるくらいの世界には、いつかなってほしいけど。)
 私にはそうだとしか思えません。

 

 ↑のブログの方が、1月23日の記事の最後の方に↓のような文章を。。

『『アメリカが突出している製造業は軍需産業です。軍需産業は下請け
その他の関連まで含めると国民の20%の雇用を維持しています。
 (中略)

アメリカの雇用を促進するには、日本メーカーに来てもらう以外 手は
ありません。すでにアメリカに進出した日本企業はアメリカの雇用の
13%も貢献しています。

このことにオバマ政権の閣僚たちが気がつけば、「中国重視」なんて
バカなことは言っておられません。

これからの世界はアメリカの金融センターと世界最強のアメリカの
軍事力と日本の製造業が組むことが世界の平和と発展につながって
いきます。

このような形が日本とアメリカの生きる道です。そして日本においては
反体制の左翼が付け入るスキを与えずにすみます。』』


 このような考えを、危険思想というのではないでしょうか。
 世界では「軍縮」の考えが段々広がってきているのに、アメリカが軍事力を維持することに日本が頼ったり、軍需産業活性に協力してどうするのでしょう。

 日本とアメリカが組んで、(世界を導けば?)、平和と発展につながると言いますが、軍事力と組むということは、日本もアメリカの「有事」の時は協力するということにつながるし(実際、この方は独立国として改憲しろとおっしゃってます。←危険極まりない)、
 アメリカがいつまでも「世界の警察」気取りをしていていいのか? オバマさんになってどうなるか分からないけど、今まで気にくわない国を無秩序に攻撃するジャイアンみたいな(いや、ジャイアンに失礼か)「警察」だったけど?
 たとえ、今までと少し違うアメリカになったとしても、「軍縮」に逆行することに日本が頼り加担したいというのか?

 そんなことをしていては、日本は他国から孤立していくだろうし、世界の「軍縮」も進みにくくなるし、
 それに、左翼が活躍しないと日本の雇用がないよというときに、企業をもっとアメリカに送り込んでどうするのでしょう? 世界経済全体だって、これからどうなっていくか分からないのに、日本が国力を下げていくだけになってるうちに、それこそ「中国重視」などになって、アメリカだって相手にしてくれなくなると思います。
 そうなってくると、「同盟国」の服従関係だけが残り、さらに危険に晒される可能性が高い。

 
 そんな風になるまで放っておこうという人は、多くはないと思いますが(笑)↑のような人たちが多くの国民を混乱させているのだとしたら、大問題です。(さっき、ブログランキング2位でしたしね。←見た数じゃなく、「人気」クリック数ランキング。)
 

 この方の↑の記事には、コメントがつきすぎていたけど、今日の記事にはまだあまりコメントがついていなかったので、誰か見てくれるかなぁと思い、「危険な知識人」に楯突く↓のような精一杯のコメントしてきました。バカですね(笑)

 私も「知」が足りませんが、、
 左翼、特に日本共産党は国益を考えていないわけではありません。
日本の思想が「国益にも何にもならない危険思想」の方向に行こうとするのを修正する役割をしようとしているだけです。

日本共産党は、「弱者」を助けるためだけに活動しているわけでもありません。
「弱者」が増えることは、アメリカのような行き詰まりを生むことにもなることも考えて、行動していると思います。
本当の「国益創り」とは、一時の利益を上げることでも、軍事力を上げることでも、強い国に媚びることでもないと思います。

日本の共産党は、科学的な「共産主義」を理想として掲げているわけですが、世界情勢を見ることができないというわけではなく、理想は理想として、ゆくゆくの世界の思想作りの材料を持っているということです。



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