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城 繁幸氏~やっぱりなかった共産党ブーム~

2009-09-06 | 哀 / 労働問題 
 当ブログ8月の「若者はなぜ3年でやめるのか・オランダモデル」記事でぶさよでぃっくさまご提供の、
 「若者はなぜ3年で辞めるのか」で著名?な、城 繁幸氏の文章にムカついたので、
 簡単にですが、密やかなる反抗をしたいと思います。が私です。


 都議選で自民党が歴史的な大敗を喫し、野党民主党が第一党に名乗り出た。都議選は総選挙の前哨戦だから、今後もこの流れは変わらないだろう。

ところで、議席の減少率と言う意味では、自民党よりも歴史的大敗を遂げた野党が存在する。日本共産党である。改選前13議席がいまや8議席。“蟹工船ブーム”だのなんだの言われていたものの、まったく国民に相手にされていないというのが実情だろう。彼らが見捨てられた理由とは何だろう。


  議席減→見捨てられた は安易だと思いますが。得票率は増えたらしいし(総選挙でも)、「政権交代」ムードに押された人がいるのだと。


 現代日本には「階級」なんて存在しない
さすがに生産手段の国有化や私有財産の否定などは言わなくなったが、それでも彼らはあるものを堅く信じ続けている。それは「階級闘争」だ。資本階級とプロレタリアート(無産労働者)が対立し、やがて資本主義が崩壊して共産主義に進化するというロジックは、彼らの思想の肝の部分だ。共産党である以上、ここは何があっても捨てられないらしい。


 「階級闘争」?? そんな事考える党員はまず少ないと思いますが。
 「対立し、やがて資本主義が崩壊」??
 格差が拡がりすぎても、危険な国になっても、アメリカのようにそこで働いて生きなければならないから今の政治に危惧を抱いているのでは? そういう状況によって大勢がチェンジを求めるようになって資本主義が徐々に変化していくというのなら分かりますが。

 共産党である以上?? なんだか、実際の共産党を正当な目で観察しているヒトだとは到底思えないですが(笑)


だが、少なくとも現代日本におい て、階級なんてものが存在しないことは明らかだ。大企業のトップは資本家ではなく生え抜きのサラリーマンだし、中小企業のオーナー社長は自宅担保で運転資金を借りるものなので少なくとも“資本家”とはいえない(後継者不足で年7万社が廃業するほど割に合わない)。プロレタリアートはいることはいるが、普通のサラリーマンには何らかの資産がある。少なくとも大手の組合員中心の連合は、明らかにプロレタリアートではない。


 あたりまえだと思います。代々資産家もいるだろけど、そんなことを問題としているのではなく、最近の政治による意図的な資産家大優遇加速による貧困者増加を問題としているのでしょう。
 
 共産党は、中小企業への貸し渋りをやめろ、などと言っていますが・・そのことは??


今日の「正社員と非正規雇用」に見られるような格差問題の本質は、身分制ともいうべき正社員保護規制によって、単純に労働者間の分配が上手く行われていない結果に過ぎない。だから仮に階級があるとしても、それは連合とその他労働者の間であるべきで、結局は労働市場の流動化しか解決策はないことになる。

>というように、問題も答えも見えているにもかかわらず、「資本家が悪い!大企業を規制せよ!」と見えない敵を相手に闘争をしかけ続ければ、そりゃかたぎには相手にされなくなるだろう。


 「分配が上手く行われていない」のは「労働者間」ではないと思いますが。株主への分配率優遇や、企業献金などの方に流れているのでは?

 資本家が悪い!というより、資本家言いなりの政治が悪い!と言っているのだと思いますが。

 
 結果を考慮しない「規制強化」は若年層にとって害悪
フォローしておくが、僕は左派全体を否定するつもりは無い。スウェーデンのように、マルクス主義と決別した左派政権が、市場原理を積極的に活用することで流動性のある社会を作ることに成功している事例もある。日本の左派にも階級闘争を捨てているグループは少なくなく、市民派や新左翼グループの中から、今後そういった新たなうねりが生まれてくるはずだ。

 >だが、日本共産党はもう死んでいる。「共産党にも存在価値はある」という人もたまにいるが、僕はそうは思わない。結果を一切考慮しない安易な規制強化ばかりを主張し、派遣切りを拡大させるなど、若年層にとってはむしろ害悪でしかない。心置きなく死んでくれといいたい。


 共産党はもう死んでいる(笑)思考停止だと言いたいのでしょうか。他党の方が頭も心も使ってない気がするのはバカの気のせいでしょうか。

 規制強化のために動くことはするなと?
 「派遣切りや派遣社員の、最低限の権利を正すよう批判すること、正社員のサービス残業などを規制すること」が派遣切りを増やす??
 違反を見過ごすから勝手な派遣切りや偽装請負も横行するのでしょう。

 そして派遣自体が短期間で切れる労働力でしょう。
 「一定年数を過ぎればきちんと正規雇用に」と規制を強化すれば派遣切りが増えるからそうならないようにガマンしろ、要するに派遣は黙って一生派遣でいろと?

 批判し続け、規制を元に戻せば正規雇用が増えるでしょう。そうするより他に手があるとでも?
 企業の判断を尊重したほうがいい方向に向かうとでも?
 今の時点では、法律が改悪されたままなので、労働局への働きかけで、派遣→正規雇用、期間工→派遣を優先(切るのをやめろ)ということも行っている。

 >結果を一切考慮しない安易な規制強化ばかりを主張し、派遣切りを拡大させるなど、

 ・・?? どのあたりが結果を考慮していないのか述べてほしいですね。
 他人や国の将来がどうなっても関係ないと思ってらっしゃるのはどちらでしょう。

それと、流動性ある社会はいいですが、社会保障も忘れずに。スウェーデンはちゃんとしていますよね。
 そして、環境問題や、貧しい国のことも考えると、今の資本主義=利潤第一主義では矛盾が取り去れないので、日本から段々変わり、世界にも影響を与えるのがいいと思いますが。
 

とにかく教義を信じることに専念し、内部評価を上げた人間だけが昇進する。彼らの理想は浮世にはないので、内部評価と世間評価は一致しない。そういう意味では、共産党員はどこか宗教的である。

「きみ、ちゃんとお札は買っていますか?」
「いえ、買っておりません…」
「信仰心が足りませんね。そんなことでは高いステージに参加できませんよ」
お札=赤旗、信仰心=革命的気概、高いステージ=革命に読み替えると、特に違和感もない。

もうこうなったらいっそのこと、宗教法人化すればいいんじゃないかな。「マルクス教」とかいって、とりあえず経典は『資本論』で。死後は「貧富の差がなく、無気力労働者も腐敗官僚もいない計画経済体制で幸せに暮らせますよ」とアピールすれば、今より信者、いや党員も増えることだろう。


 不謹慎にもちょっと笑ってしまいそうになりますね・・
 いつ実現するかは別として、遠い未来社会での理想に近づこうとするのが宗教なんでしょうか。進歩がないのがカタギ?
 世間の風当たりのせいで身動きとりにくくされることが宗教化なんでしょうか。

 >彼らの理想は浮世にはないので、内部評価と世間評価は一致しない。

 これにはある意味納得してしまいますが。(笑)

 >内部評価を上げた人間だけが昇進する。

 のかも、しれませんが。(笑)
 それは自然なことでは?
 人事に問題があるかないかは分かりませんが、
 私利優先でまとまりがつかなかったり、勝手な暴走したり、政治理念が特にはなかったりするよりいいと思いますが。

 影響力ある方が、こういう、それこそ「結果を一切考えない安易な」文章を書かれることには、品性を全く感じませんね・・・

 書いている本の中身については、為になることもあるみたいですが、
 こんな考え方の人の本を安易に他人に紹介することはできなくなったし、
 自分で買うのも躊躇しますね。 他に読むべき本はごまんとあるし。(読んでないけど。苦笑)


 反抗記事もうひとつ。ゲーム理論~意図せざる結果ー池田信夫~

 新自由主義傾向の方々が、害悪を撒き散らすことで私利追求されることは、ほんとに迷惑ですね。こんなとこで反抗しても仕方ないですけどね。


 ↑リンク記事にもありますが、こちらをぜひ。2009年 共産党 総選挙政策 労働・雇用

 一言抜粋。
「サービス残業」をなくすだけでも、新たに160万人分の雇用が生まれます。 取得率が5割を切った有給休暇を完全取得すれば、148万人分の雇用が生まれます。


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