子猫のちびたんが家裏に現れたのは昨年の9月
サクラの残り餌を食べていたが、育ち盛りでは足りるはずもなく
周囲に待機して、サクラに出すのを待つようになった
気の弱いサクラはちびたんに気付くと逃げてしまう
これではサクラが当家を諦めてしまうと、ちびたんの保護を決意した
まったく人馴れしていないちびたん
自分の方針である「お友達になって円満に保護」するまでは時間がかかる
それで、生まれて初めて(借りて来た)捕獲機を使った
初めての割には首尾よくいった
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自分(オジン)がいないと猫たちの間でリラックス
自分に懐いていない猫を保護したのは初めてだった
近づいただだけで「シャーッ」と牙をむくちびたん
いったいどうしたもんか
不本意ながら、とりあえずケージ暮らしをさせてスキンシップを図った
10月には少し触れるようになった
ひと月もケージに閉じ込めた罪悪感から気が焦る
やがて撫でることができるようになり、思い切って抱いてみた
手を近づければ相変わらず「シャーッ」
油断すれば飛びつかれて手が血まみれになる
でも、抱いたらゴロゴロ喉を鳴らし始めた
その頃からケージを出て保護部屋暮らしとなった
ケージが自分の住処と思い込み何かあれば逃げ込む
一方自分が抱けば膝の上に納まってゴロゴロ
これなら大丈夫と、里親さん探しを始めた
11月中旬のことでした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/7b/1d7fc6e400127daa9bf28af1bd5503e6.jpg)
自分の膝の上で・・こんな時もあったんだ
しかし意に反して里親さんがみつからず
これじゃあサクラやキジロやモドキの保護がさらに遠のく
飽和状態と思われたわが家の猫社会
しかし9匹目のちびたんを、何とか受け入れてくれた
ちびたんが保護部屋から出てみんなに合流したのは12月のことでした
今年1月になって、わが家の猫社会がまた荒んでくる
クウを主とする粗相問題が再燃した
トイレの再配置など試行錯誤で対応した結果
何とか猫社会が落ち着いてきた
残る問題はちびたんだ
猫社会がドタバタしている間に、すっかり当初の状態に戻ってしまった
人を見ただけで逃げる
ちょっと近づけば「シャーッ」
挙句の果ては2階ベット下の住猫となってしまった
もちろん、里親さん探しも中止した
あれからひと月
今は少しづつ少しづつ、リラックスを覚えてきた
リビングに出て来る時間も増えてきた
まだまだこっちの顔を見れば猛烈なイカ耳になるけれど
ゆっくりゆっくり、ちびたんのペースで人馴れしてもらおうと思っています
ただ、気遣いの塊なのはむしろ自分、こっちがそんなに長く持つかどうか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/54/a6aa2633408b79c9455d0650ad366e83.jpg)
凄まじいイカ耳です(手前はチキン)