クウの粗相を止めたい一心で
食器棚上の新しい根城に装備した天空トイレ
掃除は大変だけど
クウの粗相が治まったばかりか思わぬ効果がありました
食器棚上のトイレ付根城にて:リン(右)とキーとクウ(左箱)
興味津々の他猫が覗きに上るのを食い止め
リンとクウの安住をサポートすると
やがて他猫は興味を失い、2匹の生活が落ち着いた
今では、家族の中でも比較的自由なキーが時折合流するだけ
するとわかってきたこと
毎朝毎夕の食後に1時間ほど、クウは長いトイレタイムを過ごす
出たり入ったり、軟便だから簡単に出るもんじゃないらしい
いくつもいくつも出すときがある
保護者や他猫を見下ろしながらトイレタイム
出たり入ったり出たり入ったり
心置きなく気が晴れるまで、急ぐ必要もなければ警戒も不要
それでわかった
クウに必要なのはこの時間だったのだ
落ち着ける場所ができれば、人も猫も自信を取り戻す
リンは一足早く変わって来た
警戒し逃げてばかりだったリンが他猫たちと過ごす時間が増えて来た
いざとなったら根城に逃げ込めばいい
その安心感にリンは本来の、昔の自分を取り戻しつつあるようだ
トイレの合間にはクウ得意ポーズで"手入れ"
今度はクウの番
棚から下りてはリビングやキッチンを
面白いものないかなと猫らしく点検して回る
少しづつ少しづつ、本来のクウが戻ってきた
そうだクウ、その調子だ
もともと多頭になる前は、お前もこの家中を遊び回っていたんだから
1階も2階も、全部お前の運動場なんだから
野生児クウよ、この保護者はお前を手懐けようなんて思っちゃいない
触れなくたって寂しくはあるけど十分だ
願いはひとつ、お前が溌剌として楽しく暮らしていること
ただそれだけだ
箱の上からリンの頭、箱の穴からは・・クウの目