今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

モドキ参上・そして侵入?

2019年12月21日 | モドキ
レオの周囲がまた風雲急を告げる事態に。でもその前に、モドキのことを書きます。
モドキはレオの言わば天敵。レオを主体に書けば、ついついモドキが敵役やら悪役になってしまう。でもモドキだって当ブログの主要キャスト。しかも付き合い歴はレオよりずっと長い2年と8ヶ月。ノラとしてはソトチビやダイフクを抜いて一番長くなり、ブログ初の3年越えも目前だ。ブログ登場の現役ニャンコとしても、モドキはニャーに次ぐ長さを誇る重鎮なのです。

この夏以降のモドキはひと月に1回程度、3,4日ほど続けて顔を見せます。おそらくモドキはこの店を見回りコースにして毎晩来ているのだろう。たまに少し早く来てスタッフと顔を合わせるといった感じ。一昨年も昨年も、店に入り浸りになって店の子をアッピールしたときがあったのに、こちらの都合でお迎えができなかった。その後ノラとして箔をつけたモドキを見ると、その無事に安堵すると同時に後ろめたさも覚えてしまうのです。

1ヶ月前に来訪したときのモドキ

そんなモドキがまるで年末の挨拶のように、今週になって4日ほど顔を見せた。最初は閉店後の20時頃、例によってスタッフルームの前でボーっとして座っていた。置き餌には目もくれず、シーバを1袋食べてしばらくすると消えていた。そのときレオは外にいたので、スタッフが抱えてレジ室に隔離した。次の日も同じ時刻、1人残っていた店長のYKさんが猫の鳴き声に様子を見に行くと、観葉室の中からレオが唸っていた。ドアの外側ではモドキがこっちを見ていた。

店長はレオをレジ室に隔離してモドキが消えるのを待った。しかしやがてレオが再び唸り出し、見るとモドキが観葉室に入ってきてドア越しにレジ室を見ていた。モドキは唸るでも威嚇するでもなくボーっとこっちを見ていたが、レオの方は必死だ。店長はモドキを観葉室の外に追い払い、さらに店内でも追い払った。そして結局、その夜はレオ用の通り穴を塞いで帰宅した。

考えてみればこれも想定できたことだった。もし店長がいなかったらモドキは観葉室からレジ室にあるレオの寝床まで侵入しただろう。たまたま店長が残っていたので事なきを得たのでした。しかし店では、レオの暮らし方について再検討せざるを得なくなった。そもそもモドキにとって観葉室はかつて知ったるわが家。2年前の冬、レジ室の床下を通って暖かい観葉室で過ごす方法を開拓したのがモドキでした。あの時レオのように専用の小穴を作ってあげたら、モドキは店で暮らし始めたかもしれないのです。正直なところ、店長は少し追い払い過ぎじゃないかと案じたほどでした。

(再掲)2年前の冬、観葉室でくつろぐモドキ

どうしたものかと考えていたその翌日、今度は閉店前の18時頃にモドキが来た。気付く間もなくスタッフルームの前でレオと睨み合い。レオの唸り声が閉店間際の店に響いた。妻とスタッフが慌ててレオをレジ室に誘導して隔離し、モドキはシーバを食べていつものようにスタッフルームの前でしばしくつろいだ。妻から連絡を受けた自分が店に来たとき、もうモドキはいなかった。持って来た予備のトイレを観葉室に入れて外への通路を塞ぎ、その晩からレオはレジ観葉室にお泊りすることになりました。

冬は日暮れが早いのでノラたちの来訪も早くなる。モドキは昨日も18時頃来ました。4回目にしてようやく自分も会うことができた。スタッフルームで寝ていたレオのすぐ横から、モドキが顔を出したのでK君が慌てて押し出した。するとレオが目を覚まして外に出て行った。慌てたK君。しかし何事も起こらず、レオは事務所にいた自分のところに(ご飯をねだりに)来た。K君から状況を聞いて、レオを抱いてレジ室に運びました。

昨日会ったモドキは、ひと月前より随分ふっくらとしていた

それからモドキと、久々にゆっくりした時間を過ごした。シーバを1袋半食べたモドキをよく見ると、また左目が目やにで半目になっていた。レトルトに抗生物質を混ぜて食べさせました。今回の4日間、モドキは一度も声を発してないそうです。レオなんか相手にしてないって感じ? 本当に物静かでゆったりした猫になりました。どんな形であれ末永くお付き合いできたらいいな。そう思わせるモドキです。


抗生物質入りのレトルトを食べるモドキ

コメント
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