今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

黄色いノラちゃん

2019年02月02日 | サクラ(新顔)とハチ(キジロ)
1月26日の記事「2019冬・ノラたちの今」で
家裏での黄白猫同士の喧嘩の話を書きました
近隣騒動の再発を避けて、ご飯出しは当面止めると

1匹はおそらくたま~にやって来る「お兄さん」
3年前にソトチビに紹介された猫
その後確認したもう1匹の黄白は
齢(よわい)1才くらいのあどけなさ残る若猫でした

2匹はあれから数日経って、今度は夜中の1時に大喧嘩
慌てて追い払ったけど、同じ方向に逃げてまた喧嘩
街の奥まで追い払っても、やがて戻って来てまた喧嘩
ついに3軒のお宅で電気が点きました

その黄色い若猫が、家裏でご飯を待つようになった
新顔ちゃんにはご飯を出すことも知っている
黄色ちゃんが待って待って、やがて諦めていなくなると
新顔ちゃんが現れてご飯を出す

黄色ちゃんは新顔ちゃんと同様
1日に数回家裏にやって来ます
夜中の騒動の翌日も
珍しく連日やって来た「お兄さん」を追い払って
「どう? やったよ」とでも言いた気に
家裏に構えてご飯を待った

でもご飯にありつけるのは新顔ちゃんだけ
いや、ちょっと待てよ
これって・・・


新顔ちゃん

このブログでは一貫して書いてきました
「雑感:エサをやるなは殺せと同じ」(2017.6.30)
「不条理を生きる」(2018.3.18)
「続・エサをやるなは殺せと同じ」(2018.8.23)
そう、黄色い若猫ちゃんは
「不条理を生きる」で書いたノラの子猫と同じじゃないか

確かに近隣騒動はもうこりごりだ
町内にお詫びの回覧を回したり
いわれのない苦情を受けたり
それにノラといっても痩せてなかったし
遠くの旧家さんの外飼い猫の可能性もある

でも、もしわが家のご飯を頼りにしてたら・・

夫婦で決めた掟をこっそり破ることにしました
黄色ちゃんにもちょっとだけご飯をあげる
この家だけじゃ足りないから他でも探しなさい
そう促すように
黄色ちゃんは、「いいの?」とばかりに急いで食べて
食べるとすぐに消えて行きます

もう1匹の黄白猫が来ないことを祈りながら
掟破りの密かなエサやりは今も続いています
自分が嫌になるほど、姑息なやり方
家の中は保護猫でいっぱい
お迎えしたいノラは他にもたくさん
雁字搦めと無力感

もっと気軽く、もっと胸を張って
ノラたちを救える日はやって来るのだろうか
あるいは自分に、勇気が足りないだけなのだろうか


黄色い若猫ちゃん
コメント
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