こんちゅう探偵団

日本各地の昆虫好きが集まる謎の探偵団結成・・・!?
Let's 昆虫採集!! Since in 2013.10.12

キタエグリバ飼育 <採 幼~羽 化>

2023年12月21日 | 飼育日記


キタエグリバ
日本各地に分布する蛾の仲間で、開張は42~48㎜前後。
幼虫はムラサキケマン・キケマン キンポウゲ科:アキカラマツなどの葉を食べる。



2023年6月 採幼
カラマツソウの葉に付いていた幼虫を採集



2023年6月 蛹化
6日後、蛹になりました。
飼育ケースの壁に葉と綴ってその中で蛹になっていました。



2023年7月 羽化
幼虫を採集してから26日目に羽化しました。


本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。
また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・ 

エゾミドリシジミ飼育 <採 卵~羽 化>

2023年12月20日 | 飼育日記


エゾミドリシジミ
日本各地に分布する蝶の仲間で、開張は32㎜~34㎜前後。
幼虫はミズナラ・コナラ・カシワなどの葉を食べる。



2023年4月 採卵
ミズナラの枝股と冬芽付根に付いていた卵を採集




2023年4月 孵化
孵化したと3㎜に育つ幼虫共にミズナラでの飼育



2023年4月 幼虫12㎜
孵化から14日目



2023年5月 幼虫18㎜
孵化から17日目



2023年5月 前蛹
いよいよ蛹の準備をします、孵化から20日目のことです。




2023年5月 蛹化
蛹になりました、孵化してから22日目の事です。




2023年5月 羽化
孵化から35日目の事でした、その後続々と羽化ラッシュが続きます。
順調に育ったエゾミドリシジミ可愛らしいですね。


本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。
また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・ 

ミドリシジミ飼育 <採 幼~羽 化>

2023年12月19日 | 飼育日記


ミドリシジミ
日本各地に分布する蝶の仲間で、開張は31㎜~37㎜前後。
幼虫はハンノキ類などの葉を食べる。





2023年5月 採幼
ハンノキの葉で2㎜程の幼虫を採集しました。
ミドリシジミの幼虫は葉を綴り巣を作るのでわかりやすいです。



2023年5月 幼虫10㎜
採集から8日目、ハンンキの葉で巣を作ったり葉を食べたりしています。



2023年5月 幼虫16㎜
採集から13日目、かなり大きくなりました終齢です。




2023年5月 前蛹
採集から17日目、前蛹になりました。





2023年5月 蛹化
翌日蛹になっていました。




2023年6月 蛹化
だんだんと蛹が色づいてきました。




2023年6月 羽化


幼虫を採集してから32日目の事でした。
その後次々と羽化ラッシュが始まります。
久しぶりのミドリシジミの飼育です、12年振りでしたの楽しかったです。


本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。
また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・ 

2023年の材採集 ➁

2023年12月18日 | 材採日記
2023年 北海道
本日は、2023年に材箱から羽化した昆虫の写真を掲載致します (o^∇^o)ノ



トゲバカミキリ
2023年6月 羽化 サワシバ材から





キボシマダラカミキリ
2023年5・6月 羽化 ヤナギ材から



タテスジゴマフカミキリ
2023年7月 羽化 ハンノキ材から



チャバネクロツツカミキリ
2023年7月 羽化 カシワ材から
可愛い虫たちが色々出てきてくれました ((o・д・)bグッジョブ♪


本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。
また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・ 

2023年に撮影した植物

2023年12月17日 | 探索日記(植物)



イシミカワ
2023年9月 北海道 



イケマ
2023年8月 北海道 



エゾエノキ
2023年8月 北海道



エゾトリカブト
2023年9月 北海道




ゲンノショウコ
2023年9月 北海道





ツルフジバカマ
2023年7月・8月 北海道



ハッカ
2023年9月 北海道



ミゾソバ
2023年9月 北海道



ムラサキシブキ
2023年7月 北海道



ヤブナメ
2023年9月 北海道




不明種
2023年7月 北海道


本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。
また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・ 

エゾタヌキとクマゲラとエゾアカゲラ

2023年12月16日 | 探索日記(野鳥・動物)


エゾタヌキ
2023年11月 北海道 畑地で出会ったエゾタヌキ
夜間に車で走っていると良く見られるタヌキですが日中に畑の脇を歩いてるのを見つけた時
最初は犬かと思ったのですが、良く見るとエゾタヌキでした。




近づいても全く逃げません、どっか体でも調子が悪いのかなぁ。。。





良く見ると顔の鼻や目に出来物があります、目も見えていない雰囲気です。
近づいたら足音が近くに来たらゆっくり歩いて少し離れます。
野良狸なのかしら?
なんだか寂しそう




エゾアカゲラ
市内の森でエゾアカゲラを久しぶりに見つけました。






クマゲラ
久しぶりに野鳥でもと思って市内の森へ
入って直ぐにクマゲラがいたので何枚か撮影したけど寒さでバッテリーが直ぐに切れてしまった。
面白い顔してますね、目が白目の真ん中にちょこんと黒目があって、なんだかすっとぼけた顔をしていますね。
頭のてっぺんの赤い模様がお洒落です


本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。
また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・ 

8月に見られた昆虫 ③

2023年12月15日 | 探索日記(生物)


ジュウシホシクビナガハムシ
2023年8月 北海道
今年も見られたアスパラの害虫。
至る所で見られました、艶々していて鮮やか色がとても綺麗でなハムシです。



コオニヤンマ
コンビニの駐車場の水たまりで覚れていました、善良なる市民の一員として救いの手を差し伸べてあげました。



モンキチョウ
コオニヤンマと同じ水溜りにいたモンキチョウ。
ピンク色の脚や翅の縁取りが可愛らしい蝶です。



サビハネカクシ



アカスジカメムシ
セリ科の花で普通に見られるアカスジカメムシ。
赤と黒のストライプ模様がコンサドーレを連想させてくれます。




ツユクサ




エゾトリカブト・ヒメギボウシ
ゲンノショウコ・ツユクサ



モンキチョウ
こちらは草原で見られたモンキチョウ。
蝶は元気ですねェ。



イタヤハムシ



クサギカメムシ
くっさいカメムシの代表選手です、触る事はほぼありません。



トゲカメムシ
小型のころころしたトゲカメムシ



ナシカメムシ
たま~に見る事が出来るナシカメムシ



ハリカメムシ



ムラサキカメムシ




ゴミムシの仲間



ミツテンノメイガ



マダラスズ
畑地にたくさんいました。


本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。
また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・ 

8月に見られた昆虫 ➁

2023年12月14日 | 探索日記(生物)


イタヤハムシ
2023年8月 北海道
コブシの葉にたくさんのイタヤハムシがくっ付いていた。
てっきりイタヤハムシは名前の通りカエデ(主にイタヤカエデ)類に付くとばかり思っていたけど
こうして別の樹の葉にもつくんですね、意外でした。
ちなみカエデの葉にはちゃんとカエデハムシが複数見られました。




ヒゲナガマメゾウムシ
続いて小さいマメゾウムシがニガキの葉の上にいました。
上の写真の個体はメスで下が触角が長いのでオスです。
灯火にも飛来し、主にクサフジなどで見つかるようです、今回はニガキにペアが付いていました。



トゲバカミキリ
広葉樹の枯れ枝に交尾中のトゲバカミキリが見られました、久々に見ました。



トラフホソバネカミキリ
今年は割とあちこちで見られた。




小型で褐色のコメツキムシの仲間





オトギリソウの仲間
似た様なものもあって種類までは分かりません。




モンキズキンヨコバイ



シナヒラタヤドリバエ



ヒメクモヘリカメムシ



アシナガバエの一種


本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。
また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・ 

8月に見られた昆虫 ➀

2023年12月13日 | 探索日記(生物)


市内某所の林道
2023年8月 北海道
本日は久しぶりに目的の無い探索の為、まず初めに立ち寄った市内某所のポイントへ




オオムラサキの幼虫
エゾエノキの葉を手繰り寄せると、小さなオオムラサキの幼虫をがいました。
良く見ると至る所にたくさん付いています。
ならばと思い、一度は見てみたかったオオムラサキのライムグリーンの大目玉が見られるかも!?



早速探して見ると・・・・おぉ!! ありました!!
オオムラサキの卵です。
産卵されたばかりでしょうか、艶々していてとても綺麗です


こんな綺麗な卵、絶対毎年探したくなちゃいますね!!
オオムラサキの卵をたっぷり堪能してその場を後にする。

少し移動してホオノキの精霊を見に行ってみる。



ホオノキ
時期的にまだフチグロヤツボシカミキリが見られる時期なのでホオノキの葉に食痕が無いか確認。
むむむ・・・ここにはいなかぁ



コメツキガタナガクチキ
その変わりホオノキの樹皮に来ていたコメツキガタナガクチキを見つけてしまいました。
今までほとんど見たことがなかったのに、今年はやけに目につきます。
そんなに多い虫ではないのですがねェ。



エゾハサミムシのメス
名前に「エゾ」と付くけど日本各地に分布しているハサミムシの仲間です。
山地性のハサミムシですが、北海道では平地でも見られます。
上翅肩の部分が黄金に輝く格好良いハサミムシです。




シンジュサンの幼虫
ニガキの葉でシンジュサンの幼虫がみられました。
ニガキも食べるのね、知らなかった 



ニセビロウドカミキリ
触角が長く立派なカミキリムシです。



熊も出る林道なので熊鈴を鳴らしながら、林道の奥へと足を運ぶとヤナギの樹にキノコ類が生えています。
下側から覗き込むとゴミムシダマシの仲間がうじゃうじゃいます。




オオモンキゴミムシダマシ Diaperis niponensis
小型でコロンとした可愛らしいゴミムシダマシの仲間です。
倒木や朽木などに生えるキノコ類を食べていて、日本各地に分布しています。
帰宅して調べて見るとなんと初見!!
採集して来て良かったぁ 
成虫は6~8月頃見られ山地性、成虫・幼虫共にサルノコシカケなどの多孔菌類で見られる。
幼虫はサルノコシカケなどを食べてそのまま内部で蛹化する。
いい虫に出会えたぞ、やはり目的の無い散策は楽しいですね


本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。
また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・ 

7月に見られた昆虫 ③

2023年12月12日 | 探索日記(生物)


ベニヒカゲ
2023年7月 北海道
本日のトップバッターは黒い翅に鮮やかなオレンジ模様が際立つベニヒカゲです。
久々の蝶の登場ですね、普段あまり蝶の撮影はしませんが市内の森で久々に見るベニヒカゲに思わず時めいてしました。
ホストはイワノガリヤス・ヒメノガリヤスと普段聞きなれない食草。
ガリヤスって 



コスカシバ
林道脇に咲くハルジオン?の花に小さいスカシバの仲間。



接写して見ました。
コスカシバ、バラ科のサクラ類・モモ・ウメ・スモモなどをホストとしている蛾です。
初めて見たかも知れません。



ニンフホソハナカミキリ
その後薄暗い場所に咲く花に、蚊の様にぶんぶん飛ぶカミキリムシを発見。
近づいて見ると、か細いニンフホソハナカミキリでした。



コブシの葉が何者かに食べられています。



ひっくり返して見るとハバチ類の幼虫がワラワラ・・・
みんな「し」の字になっていて可笑しくなってしまいました



ツルニンジン
普段歩きなれたポイントも、こうして新しい発見があります。
ここでツルニンジンを見るのは初めてでした、数は少ないけどちゃんと普段見ていない証拠ですね



オオキノコムシ
つい最近も登場した「ピーナッツバター」の香り出す大きな甲虫です。
昔はこの虫を見たくてあちこち探し回った事がありました、懐かしいです



オオクロカミキリ
トドマツの林にたどり着きました、今年の偵察も兼ねて一応見回りです。
トドマツの樹皮の剥げた部分にオオクロカミキリのメスが張り付いたまま死んでいました。
良く見る光景です、何故か針葉樹の樹皮でこうして死んでいるカミキリムシを良く見かけます。



ジャコカミキリ(左)・コムラサキ(右)
柳河畔林で見られたカミキリムシと、コムラサキ。


続いてポイントを大きく移動・・・ 




オニベニシタバ
ポイントへ到着して真っ先に目についたのは中型の蛾の仲間。
オニベニシタバです、ブナ科のミズナラ・コナラ・カシワなどをホストとしています。
この森はミズナラが多く、今年ヒゲジロホソコバネカミキリを丹念に探している森なのでうなずけます。



キハダ
普段あまり多くは見かけない木だけど、ポツンポツンとあちこちにあります。



ノコギリカミキリ(左)・ナガゴマフカミキリ(右)
オヒョウの樹皮に張り付いていました。
オヒョウと言えばやはり「トラウニウス」ですね、早速探して見ましょう!!




トラフホソバネカミキリ
いました!!! ここでも発生していたのかっ!?
今年はたくさん見る事が出来てラッキーです、トラフホソバネカミキリ 通称「トラウニウス」。
メスが産卵に来ていたようです、大事にしたいポイントです



メスのトラフホソバネカミキリ



オスのトラフホソバネカミキリ



トラフホソバネカミキリの標本
左:メス  右:オス
7月に見られた昆虫の次は8月の昆虫です、もう少しお付き合いくださいませ~~~


本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。
また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・