オニホソコバネカミキリ Necydalis (Necydalis) gigantea gigantea (北海道)
[分 布] 日本各地
[食 樹] クワ・ダケカンバ・ケヤキ・ヤナギなど
[時 期] 7月~8月
※ 体長は約17㎜~34㎜前後のカミキリムシ科ホソコバネカミキリ亜科に属する甲虫。
日本各地に分布し、クワ・ダケカンバ・ケヤキなどの立枯れや衰弱木で見られる。
ホソコバネカミキリ(Necydalis属)の仲間でそれらのグループを称して「ネキ」と呼んでいます。
オニホソコバネカミキリ Necydalis (Necydalis) gigantea gigantea、通称:ギガンティアは北海道では
広く各地に分布しているが個体数は少ない。
その人気は日本産ネキの中でも群を抜いてトップクラス。なかなか得難い種の一つである。
本種はクワ類がホストとして広く知られているが他にも様々な樹種をホストとする。
日本産ネキの中でも特に大型で、ビロードに輝く体は非常に美しい。
洗練されたフォルムとその迫力ある大きさが人気の秘訣と言えるだろう。
アシナガバチに擬態していると思われ、飛翔中はまさに蜂にそっくりで間違えてしまう事もしばしば。
幼虫はクワ類・ケヤキ・ヤナギなどの大木の芯部が枯腐れし、コルク状になった部分に穿孔し、腐植質を食べて成長する。
[北海道産ネキを探そう!!]
北海道に分布するネキは4種(以下の通り)、是非 [北海道産ネキ] コンプを果たしたいものです☆⌒(*^-゜)v
■ オニホソコバネカミキリ Necydalis (Necydalis) gigantea gigantea [通称:ギガンティア] ★★★
■ ホソコバネカミキリ Necydalis (Necydalisca) pennata [通称:ペンナータ] ★★
■ ヒゲジロホソコバネカミキリ Necydalis (Necydalisca) odai [通称:オダイ] ★★★★
■ アイヌホソコバネカミキリ Necydalis (Necydalis) major aino [通称:マジョール] ★★★★★
※ 難易度は★の数ですが個人的な指標にすぎません。
日中ヤナギ衰弱木で交尾するオニホソコバネカミキリ
初めて採集したネキが憧れのギナンティアとは本当にビギナーズラックでした!!
夕方広葉樹伐採木に来ていたオニホソコバネカミキリ
衰弱木で交尾中のオニホソコバネカミキリ
オニホソコバネカミキリ
室内撮影にて・・・
左:オニホソコバネカミキリの卵
右:室内にて、飛翔中のオニホソコバネカミキリ
オニホソコバネカミキリを採集した伐採木と立ち枯れ
本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。
また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・
だんちょうさん どうもです!(^^)
いやぁ~ギガンは本当にすばらしいカミキリですよ!
日付を拝見しますと、何度もギガンに出会われて
いるのですね、羨ましい限りです。
僕も去年、初めてギガンに出会った感動は
今も忘れることができません。
なるほど、北海道ではギガンよりオダイのほうが
得難いのですね。
本州ではギガンが一番得難いです。
とは言うものの、オダイはまだ未採集ですが(汗
ですか!
蜂のような外見が妙に面白いカミキリムシ
ですね!
そしてフタオビアラゲカミキリが!?
いいですね~
ネキに魅せられてしまう気持ちがわかりますね
後2種をなんとか頑張りたいですねo(^-^)o
今札幌ではオダイのご神木が終わってしまった以上かなり得難い種になってしまいました。
どこかにいい発生木があればいいのになぁ……………。
ネキってなんでこんなに格好よいんでしょうねぇ。
オダイにマジョール、いつか捕まえてみたいものです。
土場に来るんですよ!ぼくもびっくりしました、ペンナータも土場に来たんですよo(^-^)o
まだまだ奥が深いですね(^O^)/
蜂の様なカミキリムシはやはり素敵ですね、普段見ている、トラフカミキリなんかも最高に格好よいですが、オオトラはもっと格好よいんでしょうね。
南国に行っているヒメオオさんならいつかヤクネキなんかも撮影しちゃいそうですね(^O^