コブスジサビカミキリ Atimura japonica (北海道)
[分 布] 日本各地
[食 樹] クズ・オニグルミ・イチジクなど
[時 期] 5月~9月
※ 体長は約5㎜~8㎜前後のカミキリムシ科フトカミキリ亜科に属する甲虫。
日本各地に分布しており、平地~低山地に生息し個体数は少ない。
小型で、その容姿はカミキリムシらしくないカミキリムシ。
地味系と呼ばれるこのコブスジサビカミキリですが、実際には確かに地味ですが
容姿がとてもユニークな形をしていて、特に翅端が斜めにカットされている所が面白いです。
色や格好からして、おそらく折れた小枝に擬態しているのでしょう。
本種は主にクズの細い蔓やオニグルミの枯れ枝で見られるがルッキングで見つけるのは至難の業
やはりビーティングが効果的です。コブスジサビカミキリは成虫で越冬する。
※ 国内に生息するコブスジサビカミキリ属は本種のみ。
2012年 北海道 コブスジサビカミキリ Atimura japonica
記念すべき自己初採集のコブスジサビカミキリ
2022年 北海道 コブスジサビカミキリ Atimura japonica
クズの枯れ枝やオニグルミの枯れ枝などで見つかる
2022年 北海道 コブスジサビカミキリ Atimura japonica
2021年に持ち帰ったクズの枯れ枝から羽化したコブスジサビカミキリ
採集後の室内での撮影
擬死のコブスジサビカミキリ(危険を感じると手足を引っ込めてポロっと枝から落ちて死んだふりをします)
[コブスジサビカミキリの標本]
[コブスジサビカミキリの生息環境]
画面右側のブッシュでのスウィーピングにてコブスジサビカミキリを1頭GET!!
※ 画像をクリックすると拡大致します。
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