帽子が好きなのである。いろんな帽子を試してみたいが、結局のところキャップしか似合わないようだ。であるので、うちにはキャップが結構ある。先日も新しい帽子を二つ衝動買いしてしまった。気に入ったデザインなので、後悔はないのだが、帽子というものも、一度にひとつしか身につけないものなので、家にある在庫(?)の帽子が気になるようになった。
しかし、あの帽子というもの、保管方法が結構難しい。つぶした状態で、タンスの奥などに入れておくと、型崩れする。かと言って、単に置いておいてもなんだかすわりが悪い。置いておくのに、何かいいものはないだろうか、と考えていた。インターネットでいろいろ探したが、あまりぱっとしたものがない。
それじゃ、自分で作ってしまおうと思いついたのである。幸いその時、私の頭には一つのイメージがあった。
小学校の時に、学校の図工の授業で作ったお面である。画用紙を帯状にして、半球形に張り合わせて、それに糊をひたした新聞紙を貼り付けていき、最後に白い半紙を貼って、色づけして、思い思いのお面を作ったのだ。
この帽子ホルダーの場合は、新聞紙を貼る手前のカゴの状態でよい。ただ、画用紙ではほこりがするので、他の材質がいいなあ。
アクリルの薄い板を使うことにした。行きつけのホームセンターで、〇.五ミリ厚、六〇センチ×四五センチのアクリル板を購入する。ついでにアクリル用のボンド、アクリル・プラスチック用のカッターも。
さて、これを持ち帰ると、六〇×四五センチの板を、計ってしるしをつけ、アクリル用カッターで帯状に切る。六〇×三センチの細長いものを、一セット分は目安として、四本か五本である。
切り終えた帯の一つを輪にしてボンドで接着して止める。アクリル用ボンドは、一瞬にしてアクリルと同化するので、ちょっと手で押さえておけばくっつく。すると、円周約五六センチぐらい、高さ三センチの円筒の輪ができる。これが帽子ホルダー下の台の部分である。
さて、その後残りの帯で、この台の円から垂直に(立体的に)半円を描いて型を作る。半球が形づくられるように。二本で十文字、もう二本でさらにその間の四五度間をつなぐ。このとき三本で六〇度間隔にしても強度は十分であると思われる。実際私は三つの帽子ホルダーを作ったが、そのうち二つは六〇度間隔、残りの一つが四五度間隔である。
こうして、誰でも作れるアクリルの半球型帽子ホルダーの出来上がりである。
これに帽子をかぶせておけば、型崩れしない。…が、場所をとるのは同じなんだなあ。
まあ、よい。商品化されていない製品を作ったんだからよしとしよう。
しかし、あの帽子というもの、保管方法が結構難しい。つぶした状態で、タンスの奥などに入れておくと、型崩れする。かと言って、単に置いておいてもなんだかすわりが悪い。置いておくのに、何かいいものはないだろうか、と考えていた。インターネットでいろいろ探したが、あまりぱっとしたものがない。
それじゃ、自分で作ってしまおうと思いついたのである。幸いその時、私の頭には一つのイメージがあった。
小学校の時に、学校の図工の授業で作ったお面である。画用紙を帯状にして、半球形に張り合わせて、それに糊をひたした新聞紙を貼り付けていき、最後に白い半紙を貼って、色づけして、思い思いのお面を作ったのだ。
この帽子ホルダーの場合は、新聞紙を貼る手前のカゴの状態でよい。ただ、画用紙ではほこりがするので、他の材質がいいなあ。
アクリルの薄い板を使うことにした。行きつけのホームセンターで、〇.五ミリ厚、六〇センチ×四五センチのアクリル板を購入する。ついでにアクリル用のボンド、アクリル・プラスチック用のカッターも。
さて、これを持ち帰ると、六〇×四五センチの板を、計ってしるしをつけ、アクリル用カッターで帯状に切る。六〇×三センチの細長いものを、一セット分は目安として、四本か五本である。
切り終えた帯の一つを輪にしてボンドで接着して止める。アクリル用ボンドは、一瞬にしてアクリルと同化するので、ちょっと手で押さえておけばくっつく。すると、円周約五六センチぐらい、高さ三センチの円筒の輪ができる。これが帽子ホルダー下の台の部分である。
さて、その後残りの帯で、この台の円から垂直に(立体的に)半円を描いて型を作る。半球が形づくられるように。二本で十文字、もう二本でさらにその間の四五度間をつなぐ。このとき三本で六〇度間隔にしても強度は十分であると思われる。実際私は三つの帽子ホルダーを作ったが、そのうち二つは六〇度間隔、残りの一つが四五度間隔である。
こうして、誰でも作れるアクリルの半球型帽子ホルダーの出来上がりである。
これに帽子をかぶせておけば、型崩れしない。…が、場所をとるのは同じなんだなあ。
まあ、よい。商品化されていない製品を作ったんだからよしとしよう。