7月上旬の豪雨、今年は梅雨前線が停滞して特にひどかったですね。
京都でも大きな被害はなかったものの、断続的な大雨に冷や冷やしました。
そんな週末、ダムの放流量を確認しつつ、2週間ぶりに白虹橋から下流方向へ早朝散歩に出かけました。
目的は、とある花が咲いているかどうか見に行くこと。
その花は・・・
綺麗だったので思いっきりアップの写真からスタート。
そう、こちらフサフジウツギ(ゴマノハグサ科フジウツギ属)。
別名のブッドレアの方が有名かもしれません。
吊り橋左岸のたもとにこんな感じで毎年咲きます。
中国原産で栽培が容易なことから庭木として普及した・・という説明がある一方、在来種とする説もあるそうです。
いずれにしても、山沿いのドライブウェイの脇などでも今の時期よく見かける花です。
何といっても、この花の特徴と言えばチョウやハチなどの虫が集まること。
生憎この日は時々小雨がぱらつくお天気だったので見かけませんでしたが、普段は色々集まってきています。
芳香があり、蜜が多いらしいです。
それにしてもさすがに雨の後だけあって水量が多いですね・・・
目的の花がみられたので、後はのんびりといつもの道を歩きます。
(土曜日は工事の車両が通るので、それだけは要注意ですが・・・)
ヤブミョウガ(ツユクサ科ヤブミョウガ属)の蕾が開きかけているところでしょうか。綺麗です。
次に行くときには開いていることでしょう。
オニドコロ(ヤマノイモ科ヤマノイモ属)の花がほんの少しずつ咲き始め。
だと思うのですが、水にどぼどぼに濡れてよく分かりません。
全体はこんな感じ。もう少ししたら、撮るのも面倒になるほどあちこちで咲くことでしょう。
一輪ずつ下をむいて咲いているのと、すぐ横に去年の実があったので、雌株だと思います。
去年からなぜか仲間入りしたヒオウギズイセン(アヤメ科ヒオウギズイセン属)。
一昨年、土嚢から咲いているのを初めてみたんですよ~
2週間前に見つけたムラサキニガナは同じような感じで咲いていました。
晴れたら綿毛も見られるんでしょうね~
前は蕾だったタケニグサ(ケシ科タケニグサ属)ですが、今回はもう実になってしまっていました。
実が熟すと、中に種が沢山入っているのでカサコソ音をたてるため、「囁き草」という別名もあるそうです。
別名が沢山ある草ですが、この名前が気に入りました。
この蔓性の植物、まるでツタのようですが、スズメウリの葉です。
もう少ししたら白い可愛い花が咲くことでしょう。
この辺りから川沿いの歩道を行きます。
前に何度か載せたアカメガシワ(トウダイグサ科アカメガシワ属)、雌花がすっかり実になっていました。
赤い柱頭は残っていますね。
雄花(左)、雌花(右)が出会ったところ。手前にあるのはヌルデです。
そのヌルデ(ウルシ科ヌルデ属)にも蕾が付いていました。
後は急いで吊り橋まで戻ります。つり橋手前のトウコマツナギ(マメ科コマツナギ属)は今も健在。
吊り橋を渡ります。
前に紹介した星のぶらんこよりずっと短くて高さも低いのに、こちらの方がよく揺れます。
左右の水の量をごらんくださいませ。通行止めにはこんな程度ではなりません。
渡ったところに咲いていた、ベニバナボロギク(キク科ベニバナボロギク属)。
今シーズンは初見かも。
ということで、明日は今日ご紹介しなかったあの生き物をご覧いただきたいと思います。
梅雨と言えば・・・
【撮影:2021/7/10 宇治川】
ブッドレア、良く行く公園にもあるんですが、
夏を知らせる花の一つですね^^
オニドコロも咲きだしましたね。
雨続きで、ほんと私は、散策減りました。
こうして夏の花が咲いているのを見せてもらうと
見に行きたくなります^^;
梅雨明けになりそうですね
水分補給に注意して暑い夏を乗り切りましょう~
おはようございます。
何とか体調も戻ってきたようで、
通常モードに来週くらいから何とか戻そうかと思っています。
ブログ訪問も滞りがちで、自分のブログにも力が全く入りませんでした。
ブッドレア、蝶の集まる花ですね。
植えてあるおうちがあるのですが、いつもアゲハチョウが来ています。
山なら黒いアゲハがよく集まっていますね。
タケニグサの種子はエライオソームがついておりアリ散布種子で有名ですね。
カサコソなる果実を割ってみてください。
最後の行の続きを書いてしまいました・・。
暑い中のお仕事お疲れ様です。
けどね、私だってお二人だって通って来た道です。
頑張って~!!
所でブッドレァって、園芸種とばかり思っていました。
なんと自生してるお花なのですね。
実物見てるかもだけど園芸種だしと思ってちゃんと見てないかも・・。
これこそブログで知ったお花です。
少し日にちが経つと咲いてたお花も増えたり進んだり植物は逞しく生きていますね。
大雨で水流の多さに吸い込まれそう・・。
お散歩も気を付けて続けてくださいね。
こちらは雷は1回だけ、大雨もそれほどではありませんでした。
もう梅雨が明けたようなものです。
ブッドレアは大好きな花ですが、花後の茶色になった花房が嫌いです。
花後に茶色になるのは当たり前ですけど、それが目立つんです。
色んな花が見られましたね。
タケニグサ、ヌルデなどは全然覚えられません。
園芸種の花ばかり見ているせいですね。
川の水量がすごいです。
気を付けて下さいね。
ブッドレア、結構ドライブウェイの路肩などに咲いている印象があったのですが、去年宇治川でも発見して大喜びでした。
しかも、外来種だとばかり思っていたのに、在来かもしれないと聞いてちょっと嬉しいです。
チョウがよく来る木なのですが、私が見る時はいつも蜂ばかり来てるのは何故なんでしょう。
そろそろ梅雨明けするみたいなので、ぜひ熱中症に気を付けて散策に行ってくださいませ。
そして、写真や動画を撮りためて、また見せてくださいね^^/
体調が少し戻ってきたとのこと、良かったです!
fukurouさんが元気ないとみんなが元気なくなりますよ~
体の調子がイマイチだと、気力がわきませんよね。
私もしばらく耳の調子が悪くて、それだけでも原稿書きが苦痛でした。
今はよくなりましたが・・・
ブッドレア、比叡山で見たことがあって、ひっきりなしにチョウがやって来るので目が釘付けになりました。
よほど魅力があるのでしょうね~
タケニグサの種子、そんな秘密があったなんて全然知りませんでした。
それは増えるわけですね。
それにしても、アリの行動範囲はどのくらい!?
雨中散歩、慣れてしまうと炎天下の散歩よりいいかも・・・
なんて思ってしまう今日この頃です。
今日は晴れたかと思うと、大雨で振り回されました。
(通勤途中で降られなくてよかったです)
鳥や猫たち、どこで雨宿りしていたのでしょうね~
ブッドレア(フサフジウツギ)は庭にもよく植えられるようですね。
園芸種もあるようですが、そこここに咲いているのはほぼ自生のようです。
フジウツギは純然たる自生ですが、これまで1,2回しか見たことがありません。
最近の突然の豪雨が怖くて、大好きな山裾などなかなか遊びにいけません。
次にやんたんに行けるのはいつになることやら・・・
さすがに土石流とか怖すぎです><
千葉の方はそれほど雨が降らなかったのですね。
こちらは少し前まで毎日しとしと雨ばかり、そのあとは晴れと豪雨が交互に来て、振り回されています。
水不足にはならなさそうですが、蒸し暑いですし・・・
でも梅雨が明けたら明けたで、きっと暑いって文句を言うような気がします(笑)
ブッドレアの感想、よく分かります~
こういう房になる花はえてしてそうですね。
下の方から咲き上るので、下の方は枯れていて、先は蕾。
全体的には「じじむさい」感じになります。
今回もそう感じました。
(なのでアップに・・・笑)
川は大丈夫なんですけど、むしろ山側が怖かったです。
あちこちで握りこぶし大の岩がゴロゴロ落ちていましたので・・・
あれが頭に落ちてきたら相当ヤバイですよね^^;;