生態園をそぞろ歩き、花を見つけるたびにパチパチ。
そして家に帰ってから撮った写真をコピーして、花の名前・日付・場所でリネーム。
そこまで作業してやっとその日見た花を振り返ることができます。
・・・というのは、これまでも何度かお話しした通り。
今回もその作業をして眺めてみると、ん?結構マメ科多い?
実は、マメ科は好きな科(というのも変ですが)のひとつです。
あの蝶型のキュートな花を見ていると、「可愛い♪」と頬が緩みます。
そして撮るのが難しいことでもピカイチ(泣)
つまらない前置きを読ませないでと言われる前に、今日はそのマメ科特集。
最初は、咲き始めのこの花を・・・
これだけ見てもなかなか難しいですが、フジカンゾウ(マメ科ヌスビトハギ属)です。
なるほど、言われてみれば花の形や付き方がヌスビトハギに似てるかも。
でも花付きが良く、華やかな感じですね。(左)
フジカンゾウのフジは藤。葉っぱが藤に似てるから。
花だけ見ると綺麗だけど、全体は結構まとまりがなく、全体を美しく撮るのは超至難の業です(右)
次に沢山みられたのがこちら。
これこそ、雰囲気だけの写真ですが、お判りでしょうか。
そう、本家本元ヌスビトハギです。
昔は引っ付き虫になる実がうっとおしく、花も見栄えがしないと敬遠していました。
でも今は北米原産のアレチヌスビトハギが主流となり、本家は山野に行かないとみられなくなりました。
そうなると、「和の風情が素敵」と思うのですから、人間って勝手ですね(笑)
花の少しだけアップと(左)、名前の由来となった盗人の足跡の形の実です(右)。
なぜこれが足跡なのかは謎ですが・・・
お次は湿地ゾーン奥に咲いていた2種類。
最初は黄色の花と、細かい複葉が綺麗なこちら。
カワラケツメイ(マメ科カワラケツメイ属)です。
遠目にクサネムかと思ったのですが、花の形が全然違います。
こちらは蝶型ではなく、五弁花。
全草や果実を乾燥させてお茶にするそうです。利尿作用があるそうですが、出すぎても困る・・・
もう一つはこちら。初見です。
最初はネコハギかと思いましたが、花が優しい感じ。
「マキエハギ」の名札がありました。
肥沃な場所では生存競争に負けてしまう繊細な萩だそうで、京都では絶滅危惧種に指定されているそうです。
ラストは、秋といえば・・・のマメ科。
萩の中でも一番有名なミヤギノハギです!
自生種という説と、園芸種という説があるそうですが、どっちでもいいです。
くさかんむりに秋という漢字が似合う花ですね~
実はもう一つマメ科の木の花があったのですが、そちらはもうちょっと後でご紹介しますね。
おっと、昨日出してしまいましたが、ひょうきん物のタヌキマメもマメ科でした。
これからどんどん増えそうですが、とりあえず一区切りということで・・・
(つづく)
【撮影:2019/8/31 京都府立植物園】
フジカンゾウは、ヌスビトハギの仲間ですか、
花は、ヌスビトハギより綺麗ですよね。
色々な萩、マキエハギって言うんですか、白い萩も清楚で
綺麗ですね^^
そしてヌスビトハギ、くっつき虫の季節になりますね。
ヌスビトハギもまだ覚えて日が浅い、そこへ日本古来のものとアレチと付く外来種があるなんてねぇ・・。
カワラケツメイはよく聞くけど実物タブン知らないけど・・。
よく見かけるのがミヤマ萩なのかな?
難しい(>_<)
フジカンゾウ、名前だけ聞くとヤブカンゾウやノカンゾウの仲間みたいですが、どう見てもマメ科。
それもそのはず、カンゾウは甘草で、漢方に使う甘草(マメ科)と葉が似ているからだそうです。
・・・ネットで見てみたけど、わたし的には、やっぱり藤の葉のほうが似ている気がします^^
マキエハギは見れば見るほどかわいい花です♪
もっと増えてほしいです^^
関東は台風の影響がありそうですね。
被害がないことを祈ります・・・
今日も暑いですね~
そろそろ宇治川にマメ科やタデ科の花が咲いているはずなんですが、あまりの暑さに堤防に出かける気力が湧いてきません・・・
昨日、上流側は行ったのでまあいいか(笑)
かき氷が食べたいです~
カワラケツメイは私も野生では見たことがありません。
クサネムは河原や田んぼに沢山生えるんですけどね~
もうちょっと涼しくなるまで少し時期遅れの京都府立植物園でがんばります(笑)
でもなつみかんさんが載せてくれる花は難しいです。
ヌスビトハギとミヤギノハギはまあまあ分かるけど、後はぜーんぜん分かりません。
萩も色々あって難しいですよね。
全然違うけど、マメ科で一番好きなのはアメリカデイゴです。
花弁がひっくり返ったような姿が好きなんです。
マメ科は花が可愛くていいですよね。
私は何年も同じ場所に通っているので名前がある程度わかりますが、それでもマキエハギは初めてでした。
見れば見るほど可愛らしくて、いっぺんに気に入りました♪
アメリカデイゴ、青空バックに撮ったら絵になりますよね!
あれもマメ科だったんですね。
また見てみたいです・・・