なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

今年も芹葉黄連に雪割一華~わち山野草の森2024/3中旬(1)

2024-03-23 08:01:53 | 植物

綾部の梅林を出た後、勝手知ったるわち山野草の森に移動。
お目当ては広い園内に点在するスプリングエフェメラルたち。
さて、いくつ見られたでしょうか!?
雨続きでネタが増えないので、出し惜しみして、少しずつ載せていきますね~

ゆるい坂道を登っていき、2つ目のカーブのところにその花たちはあります。
一番のお目当ての場所には先客がいたので、私はもう一つの場所に行ってみました。
前に行った時はお花畑とまではいかないまでも、かなりの数が咲いていました。
ところが今年はぽつり、ぽつり。


セリバオウレンです。
両性花はすっかり受粉し、もう実になりかけていました。

雄花を探しましたが、少ない!
ようやく見つけた花も暗い林内遠くで、こんなぼけぼけの証拠写真しか撮れません。


手の届く場所にあったのはトップの1枚だけだったのでとりあえずは手当たり次第望遠で・・・




セリバオウレンの説明はなんども書いたので省略しようかと思いましたが、少しだけ。
キンポウゲ科オウレン属。セリのように切れ込みのある葉が2回3出複葉。
1回3出のオウレン、3回3出のコゼリバオウレンがありますが、一番見かけるのがこのセリバオウレン。
ここでは育てられていますが、去年行った瓜割りの滝では堂々の自生。
また行きたいな~

う~ん、まだお目当ての場所に人がいるな~
ということで近くの緑をパチリパチリ
GLさんに聞いたらホソバオキナゴケに似てるかな?



コケの緑が綺麗!
こちらも・・・違う種類ですね。


よく見たら、綺麗なカール!


こんなコケも。
この時期コケが結構綺麗なのです。名前は全く分かりませんが・・・


セリバオウレンは小高い斜面に咲いておりそこからもう一つのお目当ての場所が見えます。
あ、撮影が終わったようで、だれもいません。


裸の木の下に点々と白い花が咲いているのが見えますでしょうか。
(ちなみにこの木はニシキギです)
これぞ毎年見たくなる花、ユキワリイチゲです!


昼前からお天気が良くなったので、綺麗に開いていました。
開きかけの花をアップで採ったら、クモさんが2匹も。


仲良し4姉妹ですね。


この雰囲気好き!


な~んてパチパチ撮ってたら、赤い鉄橋を電車が通過。
派手な車両は、パープルサンガのラッピング電車、サンガトレインでした。


こちらが先頭。手前の枝がすごく邪魔ですが、サンガ色の紫が目立ちます。
ちなみに、青い色は海を表しているんですって。


撮影に戻りまーす。






あ、また電車! こちらは京都丹後鉄道の丹後の海。


ということでセリバオウレン、ユキワリイチゲ、電車撮影スポット撮影はおしまい。
あ、ユキワリイチゲの説明を忘れてしまいました。
キンポウゲ科イチリンソウ属(アネモネ属)。
日本固有種で、本州三重県以西に分布し、京都では準絶滅危惧種なんだそうです。
花びらに見えるのは萼片。
葉が花に似合わずごついのも特徴。
それにしても、春の妖精にはキンポウゲ科が多いですね。


次のお目当てを見る前に、腹ごしらえ。
道の駅で買ってきたえびカツおにぎりサンドです。
美味しかった!えび好きさんにはお勧めです~


明日のスプリングエフェメラル、何が出てくるかな~

【撮影:2024/3/16  わち山野草の森】

コメント (14)
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