わち山野草の森のベストシーズンは何といっても春!
というのも、スプリングエフェメラルが次々に咲くから。
既にご紹介した花のほかにも・・・
ん?これってスプリングエフェメラルと言うには・・・
ちょっと微妙かも・・・
ご存知、フキの花、フキノトウです。
この時期脇役ではありますが、園内あちこちに顔を出してます。
この小川沿いにも沢山・・・
花が開く前、苞葉に包まれた蕾がいわゆる山菜のフキノトウ。
天ぷらやフキみそにして食すと、ほろ苦い春の味覚を楽しめます!
・・・とはいえ、私は苦い食べ物がちょっと苦手なので、フキみそもゴーヤもめったに食べません。
ところで、園内にはこんなフキノトウも・・
これは珍しい。調べてみると、アカバナヤマブキという品種のようです。
こちらは花のアップ。
可愛い星型の花が沢山!
フキは雌雄異株で、こちらは雄株。
雄株といっても雌蕊があり、その周りをくっついて筒のようになった雄蕊が取り囲んでいるそうです。
続いて別の場所に。
山道っぽい園内を進みます。緩い上り坂になっています。
今年は寒いからまだ咲いてないかなあ・・・やっぱり。
この葉の固まりは・・あ、蕾はもう沢山付いていますね。
惜しい!もうちょっとなのに。
一輪だけ開いていました!
そう、イワウチワ(イワウメ科イワウチワ属)です。
実際にはもっと華やかに咲きますが、一輪だけでも見られてラッキーです。
近くにはイワカガミも沢山ありますが、こちらはイワウチワよりさらに後で咲きます。
今は、鏡のようにツヤツヤの葉のみ・・・
う~、イワナシも蕾でした。
この後雪になるほど寒い日が続いた上、週末は大雨。
来週行ったとしても、もう終わっているか萎れているかもです。
また場所を移動します。
ここにはショウジョウバカマも沢山咲きます。
湿地ゾーン(何もない)を横目で見ながら・・・
あ!ヤブツバキ!神社の鳥居に良く似合いますね。
そして、山際にショウジョウバカマ・・・のはずが、影も形もない。
やっぱり今年は遅いですね。
こちらは園路歩き始めの場所にて、ど根性で見つけた花です。
ふぅ、今回のスプリングエフェメラルはこれくらいでしょうか。
そうだ、カタクリの様子を見に行かなくては。
ここには、シーズンには沢山のカタクリの花が見られる場所があります。
そちらに行ってみましたが・・・
あー、こちらも惜しい!蕾でした。
う~ん、お天気のいい週末に、ぜひ再訪したいです!
明日は最終回、木の花たちを中心に載せて行きますね~
【撮影:2024/3/16 わち山野草の森】