淀というと何を思い浮かべるでしょう。
(といっても、京阪地区以外の人にはなじみはないと思いますが)
子どものころから、京阪沿線に住んでいたので、私にとって淀は普通電車しか止まらない駅
競馬場に行くおっちゃんたちが大挙して下りる駅(今はすっかり綺麗になっていますが)
歴史好きの人にとっては、豊臣秀吉の側室、淀殿の居城である淀城跡のあるところ。
といったところでしょうか。
ところが、今淀といえば・・・ある花でこの季節大人気なんです。
先日知り合いからその情報を聞いて行ってきました!
じゃじゃーん
見てください、この見事なピンクの並木を。
こちら全部カワヅザクラなんです。その数200本。
周りは住宅地、何の変哲もないコンクリ水路沿いにずらっと並んだカワヅザクラ。
平成14年頃から付近の住民が育て始めたそうです。
この日はその前日の雪の舞う天気とは打って変わって晴天。
写真を撮るのには明るすぎて今一つでしたが、とっても気持ちの良い時間を過ごすことができました。
まあご覧くださいませ。
人が多かったのであまり鳥はいませんでしたが、ちょっとだけ姿を見せてくれたヒヨドリ
最初の写真の反対側から見た水路。こちらは逆光ではありません。
周りが住宅地という、本当に庶民的なお花見場所です。
粘り強く写真を撮っている一眼レフオジサマ。真似して同じアングルから撮ってみましたが・・・
水鏡を撮っていたのかな~
木津釈迦堂だそうです。
例によって、9時のシンデレラなので、ここで引き返します。
帰りは、並木沿いの遊歩道ではなく、上の道から。
こんな感じで、沢山の人がお花見をしていました。
住宅地であることもよく分かると思います。
この近くに住んていたら、家からお花見ができるんですね!
ほんの短時間でしたが、体にピンクが染みこんだ感じでした。
一緒にお花見、楽しんでいただけましたか?
最近はお花見ガイドブックにも出ているようですが、まだまだ穴場。
お近くの方はぜひぜひ一度訪ねてみてくださいませ。
大満足されること請け合いです!
場所は、京阪電車淀駅中央出口を出て、線路沿いの道を進み8分ほど。
こんな看板が続いているので、絶対に迷うことはありません。
今年はもう最盛期になってしまっていましたが、まだ1週間くらいは楽しめそうとのことです。
【撮影:2024/3/10 京都市伏見区】