なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

まだまだやっぱり温室~宇治市植物公園2024/3上旬(5)

2024-03-13 05:43:21 | 植物

宇治市植物公園の温室は、何度もご紹介しているようにいつも何かしら楽しめます。
特に3月上旬はまだまだ寒い日が多く、お助け避難場所にもなっています。

ということで、今回駆け足かつレンズ曇る~とぼやきながら撮った写真、少しだけですがどうぞ。
また科当てということで、名前を後にしますね~



ヒメアリアケカズラ(キョウチクトウ科アラマンダ属)

花はアリアケカズラにそっくりですが、ツルではなく木です。

お次、花はミカンの花のようですが、こんなにまとめて付くのは珍しい。


こちらブッシュカン(仏手柑;ミカン科ミカン属)です。

実は以前もご紹介したことがありますが、まるで手のような形の実になることから名付けられました。
実はこちら(クリックしてください)→ 
一つの花が一つの指になるのかと勘違いしましたが、普通のミカン同様、花一つに実一つです。
また、この実は切っても中は綿のようになっており、いわゆる食べられる袋はありません。
香りはすごく高いようで、縁起物につかわれるそうです。



ベンガルヤハズカズラ(キツネノマゴ科ヤハズカズラ属)

ほらね、大きくてもちょっとキツネノマゴ科っぽい花でしょ。って無理やり~



ユーパトリウム(キク科コノクリニウム属)
です。

西洋フジバカマという名前で流通しているようですが、フジバカマ(キク科ヒヨドリバナ属)とは別属。
でもヒヨドリバナ属=ユーパトリウム属なので、ちょっと混乱。
以前ユーパトリウムはヒヨドリバナ属だったそうですが、新分類で変わったそうです。
ややこしい!



パボニア・インテルメディア(アオイ科パボニア属)

確かに、アオイ科と言われればそんな感じですね。
雄蕊の灰青色と紅色の苞の組み合わせがとても似合っています。



花は見覚えがなくても、この木肌に見覚えはないでしょうか。
木から直接花がついているのが特徴的。つまり、実も木に直接付きます。


ジャボチカバ(フトモモ科プリニア属)です。
実は前にトロピカルフルーツ雛の新作としてご紹介しました。
何度も写真に撮りましたがこんな感じ。
フトモモ科の実は美味しいものが結構あるようですが、これも美味だそうです。

2021/1  宇治市植物公園



ぱっと見、分からないのですが・・・
全体を見ると、属名はわかりそうです。


こちら実は名札がありませんでした。パイナップル科アナナス属ということで・・・


前に通行止めになっていた橋、今回は渡れるようになっていました。
両側には、いつも咲いているピンクの花。




ベゴニアの仲間(シュウカイドウ科シュウカイドウ属)
ですね。

園芸品種かもしれません。

雌雄異花同株で、こちらは雄花


こちら、右側と下が雌花です。左側にあるのは雄花のようですね。


最後はこちら。


フレイキネティア・ムルチフローラ(タコノキ科ツルアダン属)
です。

例によって全く覚えられない名前ですが、タコノキ科というのは意外でした。

今回はここまで。
暖かくて、沢山花が咲いている温室、ホッとしますね~

【撮影:2024/3/2  宇治市植物公園】

コメント (14)
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