先月の「わたしのお庭」でカクレミノの雌花(両性花)をご紹介したのを覚えていらっしゃるでしょうか。
今そのカクレミノに雄花が咲いています。
目立たない花なのであまり真剣にみたことがなかったように思います。
せっかくなので、近くから撮ってみました。
緑のこけしのように見えるのが蕾です。
そして、顔に当たる部分が開いて、星型の花から黄色い雄しべが顔を出します。
この間は雌花として紹介した花は、両性花だったようです。
雄花との違いは、花の下にある大きな子房。ここが実になります。
う~ん、実物を見たら一目瞭然なんですけど、写真では分かりにくいですね。
先月撮った写真を載せますね。
遠目にも、両性花と雄花(蕾)の違いがよく分かります。
写真を撮っていると、チョウが来ました。
それも2頭!
1頭はツマグロヒョウモン(♀)です。
わが家で孵ったチョウだったらいいな~
もう1頭は、お馴染みナミアゲハです。ひらひらひらひら、撮りにくいのなんのって・・・
どちらも真剣に蜜を吸っています。
トリミングしてみると・・・
花の中に口吻を突っ込んで熱心に蜜を吸っていますね。
よほど美味しいのでしょうね~
他にも沢山のニホンミツバチ。
それこそ動きが早く、小さいので写真は撮れませ~ん
カクレミノ(ウコギ科カクレミノ属)は千葉県南部以西の海岸沿いに自生する常緑広葉樹です。
隠れ蓑と言う名前は、若いときの3裂した葉と密生した葉を蓑に例えたとか・・・
暗い場所でも育ち、とても丈夫なので庭木としても人気があるそうです。
かく言う私の庭のカクレミノも、25年前から庭にありますが、何の手入れもせず今も元気です。
花に興味を持ちだしたのはここ数年です。
今年はスズメバチやアシナガバチが来ないので助かります。
スズメバチがミツバチを狙ったときのミツバチの対抗策。
大勢のミツバチがスズメバチを取り囲んでやっつけると聞きました。
というのも、スズメバチの方が暑さに弱いので、沢山のミツバチの熱で蒸し焼きになるそうです。
今年の夏はそのレベルなのかも!?
【撮影:2023/8 自宅】