ミヤマトンボに導かれるように山に入ります。
とはいえ、前回訪れてからわずか2週間・・・
・・マツカゼソウは結構咲き始めました。
雨上がりだったので、空気が澄んでいました。
でも、何もありません。
前にはみられたハエドクソウやミゾホオズキすら。
唯一あったのは・・・
ハグロソウが満開!
一杯撮ったのに、並べたらどれも一緒・・・
満開といっても、ぽつぽつ咲くタイプの花なので、こんな感じです。
おや、あそこに何か虫が止まっています。ガの仲間でしょうか。
結構オシャレな感じの模様ですね。マーブル模様というか何というか・・・
トリミングしてみましたが、何というガが分かりません。
詳しい方、教えてくださいませ~
何もないないと歩くうちに大滝まで来てしまいました。
古い看板が落ちています。昭和48年度・・・もう50年近く前ですね。
この時は暑かったので流れが涼しげで良かったのですが、このあと全国的な豪雨被害。
いつもこのくらいならいいのですが・・・
(ちょっとシャッタースピードを変えて撮ってみましたが上手くいかないものですね)
何もないので、同じ道を帰ります。ところが、ふと山の方を見るとウバユリ発見!
結構花付きもよく、ラッキーでした。
そして前に緑の実を見つけたマルミノヤマゴボウ。
実は黒光りし、萼が真っ赤に・・・
でも大きい方の株は見当たらなくなっていました。
あとは手を刺されたら超痛いイラクサばっかり。
実は前にうっかりこの植物を触ってしまい、暫くチクチクと痛みが続いたことがありました。
このトゲの根元にヒスタミンとアセチルコリンを含んだ袋があるそうです。
すごい防御法ですね。
なお、地元で一番みかけるイラクサ科、カラムシにはこんな棘はありません。
セミの声は時折するものの、他に虫の姿もなく、あっという間に山を出てしまいました。
工事現場の斜面に咲いていた今年初見のヒヨドリバナと
綿毛になったベニバナボロギクに少しだけ癒されました~
ということで、何の盛り上がりもない山編はここまで。
ふたたび里を通り抜けてやんたん会館に戻る途中、何度もシオカラトンボに出会いました。
行く先々に現れるので、まるで道案内してくれているみたい。
そして目の前を横切って電線に止まった鳥。
逆光の中なんとかとらえたその姿は・・・ひょっとして、キセキレイの若鳥?
羽はぼさぼさですが、目はきらっと輝いています。
この後やんたん会館に戻り、昼食に特製の地野菜カレーをいただきました。
その時にみた地域のパンフレットにちょっと気になる情報が・・・
食後にそこに行ってみることにしました。
(つづく)
【撮影:2021/8/7 宇治田原町】